仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

BE-PAL

2014-06-27 15:34:32 | 日記
BE-PAL
言わずと知れたアウトドア雑誌や。
わしはかれこれ10年ばあ買いゆうけど、実はあんまり面白くない。シェルパ斉藤、つるの剛士も嫌いやし、わしの大嫌いなスバルをメチャクチャ押すしね。
野田知佑の連載と、極たまに面白い企画があるし、何よりわしはアウトドアマンやき仕方なく買いゆうがよ。
で、今月のBE-PALよ。夏本番に向けて、今月は今年のイチオシとも言える企画を打ち出して来る号らしい。その表紙が仁淀川やった… BE-PALの元編集長ってのが高知に移住してきやがって、とにかく仁淀川を売り込んだらしい。で、わしの愛する黒瀬キャンプ場とかを載せやがっちゅう。こんなん載せられたら、また仁淀川に人間がいっぱい来るじゃかや。黒瀬キャンプ場の紹介の仕方も気に入らんしね。やっぱり好かん雑誌やなぁ

やまもも

2014-06-26 12:11:14 | 日記


わしが行きよった保育園には、でっかいやまももの木があった。枝ぶりが良くて、木登りをするにちょうど良かった。小ぶりながらも美味しい実がなる木やって、わしは登っちゃあ食いよった。なぜかこの木には他の園児は登らず、実を食うのもわしだけやった気がする。小学校に上がってからも、早朝に実を採りに行ったもんや。わしはこの木が大好きやった。
小学校4年の時、親が家を建てた。敷地が200坪もあって、ほんとに広いと思うた。で、わしの希望でやまももの木を植えた。しばらくは実がつかんかったけど、どんどん大きゅうなった木は、わしの子どもが木登りをして遊ぶばあになった。で、何年か前から実をつけだいたけど、これが大ぶりで甘い。大人になってからはそんなに食べんなったけど、子どもの時から思い入れのあるやまももの実を食べると、なんともしみじみ優しい気持ちになる。
今年は出来が良く、大きい綺麗な実が
いっぱい採れた。お母にやまもも酒を仕込んでもろうたき、その出来具合も楽しみや。

釣行

2014-06-25 13:06:08 | 日記




無題
6月24日 昨日は潮亭で飲んだ。伊勢海老のコースが二時間半飲み放題付きで4000円也。美味かったなぁ。100円で共済会館に泊まり、朝飯食って帰ってきた。
実家へ寄ったら綺麗なヤマモモがあったき、ちょっと貰う。
11時30分 柳瀬着。最近雨が降るき増水しちょって濁っちゅう。増水の電工掲示板が賑やかや。
24時間以上醸した納豆ダンゴをいっつも釣れるポイントへ投げ込む。けんど思いの外反転流が強うて、こじゃんと流された。何処へ投げてもおんなじとこへ流されそうや…
昼飯はマックのハンバーガーとビール。下流からの風がかなり強い。反転流と相まって、糸が上流へ向く。
13時 ラフティングボートを抱えた三人組が現れ、わしの竿から10mばあのとこへバッシャーン!とボートを投げ込みやがった。ほんっとに無礼なけど、何でか今日は腹が立たん。二日酔いのせいかしら。
汗かいたき入水。しかし、今年はやっぱりオカシイで。気温低いも。入水もギリギリや。
さっぱりして車内で微睡む。暑くも寒くものうて、真に気分がえい。
14時 エサ換え。投げ込んで一分以内に鈴発動!イダやった。
15時 けっこう流木が多いき集めてみた。夜は涼しいろうき焚き火しよっと。ワインを川で冷やす。
久しぶりに椎名誠の本を買うた。わしの買う本は、BOOK・OFFの100円コーナーのやつばかりやき、古い物が多い。この椎名誠も15年ばあ前のやつや。この人、鬱になることがあるらしくって、そういう時に書かれた文章は、しみじみとしてまたえいもんや。
19時 宴。海鮮丼の具をのけ、先に飯をタレで食う。魚は後で刺身として肴にする。日が落ちて、風が止まり、上流からの風に変わった。ひやいきワイシャツを羽織り椎名誠を読む。もうちょっと暗くなったら焚き火を熾そう。東の空が紅かった。辺りはじわじわ暗くなり、次第に字が読み難くなってきた。ふと川を見たら、反転流がはっきり見え、大きな渦のようになっちゅうががよくわかる。風とか雨の具合で、川の流れがよく見えることがある。そういうのを見れると、うんと嬉しくなる。
20時 焚き火を熾す。竹の根が複雑に絡んだのを焚き付けにしたき、共済会館の領収書だけで一発着火。小さい竹が爆ぜる音が、対岸の岩に響く。星が出だした。
最後のエサ換えをする。
21時 ドラグ発動!70くらいの鯉や。
わしのダンゴは超硬い。で、最後のエサ換えん時、針はダンゴの奥へ突っ込んじゅうがよ。寝えたばっかしで起こされたら嫌やき。けんど、そのダンゴと針にかかったってことは、かなりの勢いでダンゴを食いゆうってことや。うーむ…
納豆恐るべし…
焚き火に薪を全部投入したのが22時過ぎやった。んでいつものように唄い、ワインを1.5リットル飲み干し、知らんまに寝入っちょった。

25日 センサーの音で覚醒!時計を見たら3時やった。こんな時間でも食ってくるんやねぇ。珍しく80オーバーの鯉をよたよたと引き上げ、ビールで祝杯をあげる。焚き火は消えて湿っちょった。雨が降ったんかもしれん。
6時 朝日が眩しゅうて堪らんき起床。エサを換え、マックのハンバーガーとビールの朝食。昨日は曇っちょったけど、今日はきっぱり晴れわたっちゅう。風向きが変わったらとんでもなく暑くなりそうやって書きよったら鈴発動!えー?5分しか経ってないに鯉が釣れた。ほんと、こんなに食ってくるエサ、わしは他に知らん。
8時 うとうとしよったら、ゴトンゴトン喧しい音で目が覚めた。地元の鮎爺が船を引いて来た音やった。んで前回と同じく、わしの竿のすんぐ近くへ船を下ろす。もちろん挨拶無し。ほんまに無礼やにゃあ。
車の窓から、日が射し込んできて暑い。影を追い、隅で体を丸めるようにして本を読みよったら、そういう目下の体勢がなんだか急に面白く感じて、声を出して笑うてしもうた。
9時 あいの里でうんこをひり飛ばし、コカ・コーラの自販機のゴミ箱にビールの缶を捨てる。焚き火を熾し、ゴミを全部燃やす。ゴミもちゃんと燃やしたら灰しか残らん。キレイなもんや。
ふと思い付いて、針に納豆を五粒付けて、ダンゴ無しで投げ込んでみた。さあどうなるか。
10時 やっぱりダンゴ無しは無理みたい。最後のエサ換えをする。汗を流すのに入水したらシビレル程ひやかった。
パンツ一枚で車内に寝転がり本を読む。ひやいことをしたら腹が減る。久しぶりに自由軒で醤油の大盛りを食うて帰ろうと決めた。
風が強く吹き、パンツ一枚じゃなんか笑うてしまうぐらいひやかった。Tシャツを着てズボンを履いてもまだひやいき、ワイシャツを羽織ってゴロゴロする。いつの間にか空は曇り、焚き火は消えちょった。
11時 納竿。さて、自由軒。醤油の大盛りを注文する。客は半分ばぁ入っちゅう。三分でラーメン到着。若い女が来店。五人座れる座敷に一人で座り、焼きそばを注文して、テーブルいっぱいに新聞を広げて読みだいた。これから混むこの時間帯にまぎる客や。
ラーメンは普通に美味かったけど、チャーシューが少なくなっちょった。

鰹を食う

2014-06-22 13:01:27 | 日記

今年の高知は過去最低なばあ鰹が獲れざったらしい。
高知新聞で連載しよったけど、とっと南の海で、まだこんまい鰹を網でごんごん捕りよって、このままじゃヤバいと。
鰻もそうやけど、安うする為に、大量に獲って、大量に流通させるのはマヅイでねぇ…
こういうのが、資本主義のいかんとこなんかなぁ

で、このどっさりの刺身、たったの500円弱でした。
嬉しがって、うほうほ興奮しながら買うたちや
わしみたいな消費者もいかんでねぇ…

キプリヌス メラノータス

2014-06-18 20:52:49 | 日記

お腹のラインが真っ直ぐで、尾の付け根が横長である。これがキプリヌス メラノータス(野鯉)の特徴やとサイエンスZEROでやりよった。
わしがこないだから行きゆうポイントはただ深いらしい。仁淀川でも一番深うて、その水深は13mとも言われゆ。で、そこで釣れる鯉がどうもキプリヌス メラノータスっぽい。ただの痩せた鯉じゃないで。よう引くしね。
やっぱり川の深いとこには、こういう鯉が残っちゅうんやねぇ