番楽特攻隊長(こっき)

富根のいろいろ!
感じるままに、楽しんで!

富根報徳番楽、今後の動き(2015)

2015-04-15 15:40:02 | 番楽
こっきです。

まずは、さしあたっての行事と言えば、7月23日の愛宕神社宵宮番楽奉納まで出番はありません。

6月に踊りとは違いますが、「県功労者表彰」でヒロヨシさんが表彰されることになっています。

その後は奉納舞のことを考えないといけませんが、去年は私がABSエブリーで取材を受け、機織舞を、タカヒトが大黒舞を奉納したんで、今回は誰が・・・と言っても選択肢はそんなにないのですが、1番は鳥舞とかいいかもね! まだまだ時間がありますので新しい舞を覚える事も可能かも・・!

次の日のお祭り本番の行列も問題が・・・女子は小学生が3名いますのでいいのですが、男子がいません(>_<)幸い中学3年生が部活も終わっていますし、やる気のあるのが、何人かいますので今年は何とか・・・・・

こういうことはあまり言いたくありませんが、やはり子供も大人も人手不足

こればかりは何とも・・・

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後ろ向きなことばかり言っててもどうしようもないので、楽しい話もしたいと思います。

まずは、平成28年11月頃を目標に2回目の東京自主公演を企画中です。
他団体とのコラボなんかも視野に入れて構想を練っているところです。

もう一つは、今年の作番楽は9月20日(日)連休の真っ直中という事で県外の方々にも広く声をかけて泊りがけで遊びに来てもらおうというもの、これは、我々としましては、旅館や民泊などの宿泊施設を紹介したり、白神山地のトレッキングを提案したり、受け身ではあるのですが、FB等で早い時期から声をかけ呼びかけています。

このように我々が出向いていくイベントと田舎に来ていただくイベントと両方で活動中。

今年は無理っぽいのですが、来年は番楽保存会での米作りや畑など田舎ならではのイベントも、今は夢物語ですが、みんなで語り合っています。

今後の富根報徳番楽の動きにこうご期待!


富根報徳番楽、平成26年度活動報告。

2015-04-14 09:03:45 | 番楽
こっきです。

随分、放置していました(>_去年は比較的忙しく飛び回った年でした、その分、我々番楽の事を知っていただくいい機会だったと思っています。
特に「県民俗芸能合同発表会」はなかいちのにぎわい広場で開催され、国民文化祭開催中とあって、たくさんの方々に披露することができました。
そこにいらした方から、「物が違う、日頃の練習の成果が出ている」 「テンポが良く見ていて飽きない」などたくさんのお声を頂きました。
今年の予定としましたは、次回に紹介します。

これから夏から秋に向けて活動が活発になっていきますので、随時お知らせしますので、こうご期待!


富根報徳番楽、唄を紹介します。

2014-10-07 16:51:53 | 番楽
こっきです。

今日からは、番楽の唄を紹介します。

最近は私も担当させていただくことが多くなってきた唄ですが、まだ鳥舞や三番叟、山の神は踊る機会も少ないため、できません。
特に鳥舞と山の神は、中歌というより舞の途中に入っていくので、舞をわかっていないとなかなか出ていくタイミングが難しいんです。
これから徐々に勉強していきます。
とりあえず、鈴木舞、翁舞、千歳舞、はマスターしています。

今日は、千歳舞の唄を紹介します。


幕出。
ばく太夫 ばく太夫
あの祝、この祝
重ねて祝を給はれば
しょち入りなすこそ目出度さよ


中歌。
あげまきや ひはくろふねに相川や
瀬に伏す石に 花咲いて
ゆうな さらな 友呼ぶまで 
千代御万歳楽として栄えたり
天下太平 国土安穏の御祈祷に
一舞舞うて 千秋御万歳楽~

富根報徳番楽の今現在の考え方。

2014-10-03 08:15:41 | 番楽
こっきです。

今日は、我々番楽のこれからの道というか、考え方を紹介します。


 富根報徳番楽、寛政5年(1793年)に川井村(旧合川町)より伝えられたという。
富根番楽の本分は豊作に対する神仏への感謝、そして村人の慰安としておこなわれる秋の「作番楽」です。
富根地区では本来、豊作の年にだけ作番楽を行いました。
 仕事を休み神さま仏さまと一緒に豊作を喜んで歌い踊ります。県内には多くの番楽があり拍子もそれぞれに特徴がありますが、富根の拍子はまさに富根だけのオリジナルで拍子の種類は7種類ほどあります。これらが組み合わさって一つの舞に使われます。

 本来、富根番楽は富根の中でも「上部」(かみぶ)とよばれる地域の一家の長男しか伝承できないというしきたりがありましたが、今では興味がある人ややりたい人なら誰でも参加できる形になっています。

 富根報徳番楽保存会の方は、「番楽」そのものを伝承していくのはもちろん大切ではありますが、「番楽」をよりどころにして地域の先輩方から富根の歴史や文化を学び伝えていく、ということを大事にしています。

 

祭典舞台実行委員会、2015年に向けて!

2014-09-03 08:47:01 | 祭り
こっきです。

今年やっていれば、6年目を迎えていたはずの、愛宕神社祭典での演芸の舞台ですが、関係者に不幸がありまして断念しました。
不幸があれば何故?という方いると思いますが、祭典は神社で行っているものですので、昔から身近で亡くなった方がいると神社に入るのを嫌う習慣があるんです。
で、ただでさえぎりぎりスタッフで行っていますので、今年は開催を断念しました。
そのおかげと言っちゃなんですが、今年は祭をゆっくり過ごすことができました。

お祭りの行列を番楽保存会としてまわっていると、何人かの方に「今年、舞台どうした?」って聞かれました。
わざわざ神社に来て、「今年は舞台やらないんですか?」と尋ねてきた人もいました。
5年間も続けてきましたので、関心を持っていただいてる方それなりにいるようで、ちょっとうれしい気分になりました。
何事もなければ来年は開催したいと思っています。

舞台を始めた当初は、誰も私のことを知らず、あいさつも時に「カネコのだす」ってまづ自己紹介してから話を進めたものです。
{カネコというのは、私の祖母の名前でして、お年寄りはみんな知ってる、我が家の屋号です。
いまだにこの辺は、屋号で呼ばれている家が多数あります、例えば・・・「踏切の家」、「ちょさの家」、「ごんろぐの家」、など今でも普通に使われています。}
脱線してしまいましたので、祭りの話に戻します、

いきなり舞台なんて話しても解らないと思いますので、

  

このようなことを、どこからの援助を受けずに自分達だけで開催しているイベントです。
もちろん、舞台自体も自分たちで立てて、7月の23、24の2日間、夜7時頃~9時頃まで、歌あり、ダンスあり、股旅物、お笑いありといったとても小規模なものです。
スタッフは番楽関係者で構成されており、20人程度、その人数で裏方から舞台の出演までこなします。
とても大変ですが、とても楽しい時間です。

今年いっぱいは番楽でイベント結構ありますので、年明けころから、舞台の方は動き出そうと思います。