20歳の学生の謝罪会見に、
本当の謝罪会見はこういうものなのだと教えられた。
そして、彼を支えたご両親や家族にも
心から敬意を払いたいと思った。
自民党の村上氏は言う。
『監督はいまだに選手に指示出していないと。
だけど、選手はタックルでけがさせたわけでしょ。
永田町に振り替えてみれば、命令していないというけど、
(公文書を)改ざんしているわけでしょ。
国会を愚弄(ぐろう)するというか、国会軽視。
パブリックサーバント(公僕)が一番やっちゃいけないことを
2年近くもやり続けていることだけでも万死に値する。
行政の長の総理と財務省の最高責任者の麻生さんの責任は絶対に免れない。
壊した本人がどうやってうみを出して、立て直すことができるのか。
森友も加計も最初否定してて、あとで文書がでてきて、
改ざんまでしていた。今までの行動パターンをみたら、
総理が本当のことを言ってると思えない。。。(国会内で記者団に)』
日大アメフの内田元監督は、練習にもほとんど出てこず、コーチに任せきりで、
まるでゲーム機で作戦をたてるように試合を組み立て、
選手を人間として見ずに、勝負に勝つためのコマとしか感じず、
今年も優勝しか考えていない。
まさに、安倍総理が、国民をオノレの権力のための
コマとしか考えていないことによく似ている。
責任は部下に押し付け、口先だけで謝り、辞任せず権力にしがみつき
次に三選することしか頭にない。
昨年コーチの暴力事件で20人程の部員が退部することになった日大コーチ陣は、
まさに安倍首相の佐川氏、柳瀬氏である。
記者の取材に、「監督からの指示はなかった」と言い切る。
15人ほどもいるコーチ陣のなかで、学生の立場に立って考えるコーチはいないのだろうか。。。
監督も、「つぶしてこい」とは、「全力であたってこい」の意味で、
学生の方の取り違えだという。
全ては今年も日本一になるため、気合いを入れるため。。。
しかし、学生は監督の気分次第で試合に出してもらえず、ほされて、追い込まれ
マインドコントロールされたなかで違反プレーをしてしまった。
安倍首相が佐川氏に直接改ざんを指示していなくとも、
佐川氏はマインドコントロールされて、公文書から
安倍首相と夫人の名前を削除し改ざんしたのだ。
日本一を決める試合で対戦校となるだろうチームの司令塔の選手QBに対して同時に放った、
「怪我をして秋の試合に出れなかったらいいだろう」の発言は「怪我をさせろ」という意味だ。
「日大の闇」田中理事長夫妻の独裁体制 - 敬天新聞社
日大アメフ問題は、被害届が警察にだされたため、刑事問題化したので
監督の指示が、今回の違反行為にどれだけ影響していたかを
明らかにすることになるだろう。
昨年の花形選手を、練習させず、試合に出さないと言い
日本代表を辞退しろと言い
試合に出たかったら監督に相手の「選手をつぶすので出させてください」と言わせ
違反プレーを他の選手の前で肯定して、他の選手にも強要している。
これがパワハラと言わずして、なんと言えるだろう。
安倍内閣は「セクハラという罪はない」と閣議決定した。
「セクハラ」とはなにも、「胸触っていい?」「手縛っていい?」と聞くことではない。
権力のある立場の人間が、権力のない立場の人間に、
権力を笠に着て、言動を強要することだ。
「セクハラ」=「パワハラ」である。
まさに安倍首相が今までしてきたことであり、
安倍内閣にとって「パワハラという罪」を法律としてさだめることは、
まさに彼の政治活動をしにくくする、じゃまな法案となるため
「パワハラという罪は法律にはない」のではなく「法律にしたくない」のである。
安倍加計問題で一番分かりやすいのが、
パワハラという飴とムチのなかで、安倍内閣で
過去不正に携わった人物が今異常に出世していることである。
佐川氏、柳瀬氏だけではない。
事件に蓋をした警察、司法、ジャーナリストも同様だ。
真実を語った、籠池夫妻や前川氏は潰された。
まさに、飴とムチの恐怖政治が今も粛々と続けられている。
安倍総理と加計孝太郎氏の15分の面談は、
その記録がどこかに必ず眠っていて、動かぬ証拠を目の前に、
警備員、側近、防犯カメラの管理者は悶々とした思いで今を過ごしているだろう。
その事実を知る人がいるのならば、
昨日の謝罪会見の、日大の20歳の学生を思い出して欲しい。
私は彼と彼のご両親から、多くを学んだことを、感謝し、
今日から新しいスタートを切っていただくことを心から応援する。
ーーーーーーーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://www.asahi.com/articles/ASL5Q4HKJL5QUTQP01R.html
タックルは「監督の指示」 反則のアメフト日大選手
2018年5月22日15時35分
『当該選手は冒頭、関学大の選手らに向けて「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省しております」と深々と頭を下げた。続けて、試合の数日前に「やる気が足りない」などとして練習から外された後、コーチから「(試合で使ってほしかったら)相手のクオーターバックを1プレー目で潰せ」などと言われていたことを明かした。
試合直前に「潰しにいくから(試合で)使って下さい」と申し出たところ、内田監督から「やらないと意味がない」と言われたうえ、コーチからも「できませんでは済まされない。分かってるな」と念を押されたという。』
『
日大アメフト内田前監督は「次の理事長」ともいわれた実力者
5月20日(日)16時0分 NEWSポストセブン
監督は辞任したが…(時事通信フォト)
日本大学アメフト部が起こした悪質タックル事件は、監督を辞任することを表明した内田正人氏(62)が“首謀者”とされたことで、混迷を極めた。問題のプレーは5月6日、関西学院大学との定期戦で起こった。パスを投げ終えて2〜3秒後の無防備なQBに、日大選手が背後から猛タックル。倒れた選手は全治3週間のケガを負った。
タックルをした選手は、「“(反則)やるなら(試合に)出してやる”といわれた」と周囲に話していたことが相次いで報じられ、内田氏の指示が疑われている。日大選手は関東学生連盟から処分を受け、内田氏は辞任を表明した会見で「一連の問題は全て私の責任」と語ったが、反則を指示したかについては語らず、関学大側に文書で回答するとしている。
日大は、本誌・週刊ポストの取材に対して「監督についてはラフプレーを指示した事実はありません。ですから、現在は責任を問う状況になっていません」(広報部)と話していたが、結局は辞任に追い込まれた形だ。大学側がそこまで擁護し続けた内田氏とは、どういった人物なのか。
スパルタで知られる日大の名将、故・篠竹幹夫監督のもとでQBとして活躍し、後にコーチとなって支えた。2003年に監督に就任すると、大学日本一を決める甲子園ボウルに5度の出場を果たす。昨年は27年ぶり21度目の日本一に導いた名将である。
監督であると同時に、日大卒業後は大学に就職した職員でもある。保健体育事務局長という役職から、理事を経て、現在は5人しかいない常務理事となっている。日大関係者が明かす。
「内田さんは出世街道を歩んできた“日大エリート”です。日大には体育会の入部人数や予算を差配する保健体育審議会があり、その事実上のトップが内田さん。前トップが今の田中英壽理事長で、このポジションは日大の出世コースといわれています。
内田さんは人事部長も兼ねていて人事権も持つ。学内では田中理事長の側近と見られており、“理事長に万一のことがあれば次は内田”といわれている実力者です」
アメフト部の監督は辞任したが、大学の常務理事という立場は続くことになる。
※週刊ポスト2018年6月1日号
』
https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/22/nihon-university_a_23440354/
『
試合の日までに至った経緯について、試合の3日前の5月3日から話させていただきます。
今年度の試合は、本件までに4月22日、4月29日の2回行われています。そのいずれについても私はスターティングメンバーで出場しました。
5月3日の実践形式の練習で、「プレイが悪かった」ということで、コーチから練習を外されました。これまで同じようなことはありませんでしたが、この頃は監督・コーチから「やる気が足りない」「闘志が足りない」という指摘を受けるようになっていたので、このプレーをきっかけに外されたのだと思います。
そのあと全体のハドルの中で、監督から「宮川なんかはやる気があるのかないのかわからないので、そういう奴は試合に出さない。辞めていい」と、井上コーチからは、「お前が変わらない限り、練習にも試合にも出さない」と言われました。
5月4日。練習前に、監督から「日本代表に行っちゃダメだよ」と、当時選抜されていた、今年6月に中国で開催される第3回アメリカンフットボール大学世界選手権大会の日本代表を辞退するように言われました。監督に理由を確認することはとても出来ず、「わかりました」と答えました。
この日は、今年度初めて全体で行うディフェンスインディーの日でした。未経験の1年生がいたので、副キャプテンがタックルをして、私が受ける形でメニューをやって見せるために私がダミーを持ちました。
するとコーチから、「なぜ最初にダミーを持つんだ」と言われてグラウンドを10周走らされました。
その日の実践練習は、練習前に井上コーチに確認したところ、「宮川は出さない」と言われて外されました。
「『相手のクォーターバックを1プレイ目で潰せば出してやる』と言われた」
5月5日、この日も実践練習を外されていました。
練習後、井上コーチから、「監督にお前をどうしたら試合に出せるか聞いたら、『相手のクォーターバックを1プレイ目で潰せば出してやる』と言われた。『クォーターバックを潰しに行くんで、僕を使ってください』と言いに行け」と言われました。
続けて、井上コーチから、「相手のクォーターバックと知り合いなのか。関学との定期戦がなくなってもいいだろう。相手のクォーターバックが怪我をして秋の試合に出られなかったら、こっちの得だろう。これは本当にやらなくてはいけないぞ」と念を押され、「髪型を坊主にしてこい」と指示されました。
ポジションの先輩から、「井上コーチに『宮川にアラインはどこでもいいから、1プレイ目からクォーターバックを潰せ』と言っとけ」と言われた旨を告げられました。「相手を潰すくらいの強い気持ちでやってこい」という意味ではなく、本当にやらなくてはいけないのだと思い、追い詰められて悩みました。
5月6日、色々悩みましたが、これからの大学のフットボールにおいて、「ここでやらなければあとがない」と思って、試合会場に向かいました。試合のメンバー表に私の名前はありませんでした。
その後の試合前のポジション練習時に、井上コーチに確認したところ、「いま言ってこい」と言われたので、私は監督に対して直接「相手のクォーターバックを潰しにいくんで使ってください」と伝えました。監督からは、「やらなきゃ意味ないよ」と言われました。
戻った私は、井上コーチに監督と話をしたこと、監督から「やらなきゃ意味ないよ」と言われたことを伝え、さらに井上コーチに対して、「リードをしないでクォーターバックに突っ込みますよ」と確認しました。
井上コーチからは、「思いっきり行って来い」と言われました。このことは同じポジションの人間は聞いていたと思います。
そのあと、試合前の整列の時に井上コーチが近づいてきて、「『できませんでした』じゃ済まされないぞ、わかってるな」と念を押されました。本件直後は何も考えられない状態でした。そのため、相手のクォーターバックが怪我をして代わったことにも気づいていませんでした。
普段の試合でこんなことはありえません。
本件で問題になっている1プレイ目の反則行為のあと、2プレイ目が終わり、コーチに呼ばれてサイドラインに戻った時に、井上コーチから「キャリアに行け」と言われましたが、散々「クォーターバックを潰せ」と指示されていたので、井上コーチの発言の意味が理解できず、再びパスをしてボールを持っていない状態の相手チームのクォーターバックにタックルをして倒し、2回目の反則を取られました。
3回目の反則は、相手に引っ張られて尻餅をついたあと、相手のオフェンスの方に行こうとした際に、正面から向かってきた相手選手をついた行為に対して取られました。
この反則は、普段から「相手が掴んできても大人しすぎる」などとコーチから指摘されていましたし、「やる気がない」として外されていたので、向かってきた相手選手にやられっぱなしにできないと思って、意識的に行った行為でした。
「こいつが成長してくれるんならそれでいい。相手のことを考える必要はない」
退場になり、テントに戻ったあと、事の重大さに気づき泣いていたところ、井上コーチに見られていました。
試合後、スタメンと4年生が集められたハドルの時に、監督から「こいつのは自分がやらせた。こいつが成長してくれるんならそれでいい。相手のことを考える必要はない」という話がありました。そのあと着替えて全員が集まるハドルでも、監督から「周りに聞かれたら、俺がやらせたんだと言え」という話がありました。
井上コーチからは、私が退場になったあと、DLの上級生リーダーが、私に相手クォーターバックに怪我をさせる役割をさせたことをすまなく思って、「自分にもやらせてほしい」と申し出たという話を紹介して、「その上級生は、自分にもやらせてくれと言ったぞ。お前にそれが言えるのか。お前のそういうところが足りないと言っているんだ」と言われ、退場後に泣いていたところについても、「優しすぎるところがダメなんだ。相手に悪いと思ったんやろ」と責められました。
5月8日、井上コーチから午後5時頃に、グラウンドに呼び出されました。私がグラウンドのクラブハウスで待っていると先輩が来て、私の様子を心配してくれました。先輩に「もうアメフトはできない」と伝えると、先輩も「そうだよな」と応じてくれました。
そのあと学生のスタッフが来て、監督が待っているコーチ部屋に行くように言われました。当初コーチ部屋には監督1人でした。私と監督が話し始めると、遅れて井上コーチと鈴木コーチが来て、監督との話を聞いていました。
私が監督に対し、「もうフットボールはできない」と言うと、監督は「お前の罰は、あの時罰退になって退場になって、お前の処罰は終わっているんだからいい。世間は監督を叩きたいだけで、お前じゃない、気にするな」と言われました。そのあと監督は練習に出て行ったので、井上コーチと鈴木コーチの3人で話をしました。
当然2人のコーチからは事実関係の確認はなく、「お前が辞める必要はないだろう。向こうとの試合がなくなろうと別にいいだろう」というような話をして、退部を申し出た私を引き止めようとしてきました。
』
「森友・加計問題、悪質タックルと似てる」自民・村上氏
2018年5月22日19時12分
自民党の村上誠一郎・元行革相(発言録)
(加計学園や森友学園の問題は)日大アメフト部の悪質タックルとよく似ている。監督はいまだに選手に指示出していないと。だけど、選手はタックルでけがさせたわけでしょ。永田町に振り替えてみれば、命令していないというけど、(公文書を)改ざんしているわけでしょ。
国会を愚弄(ぐろう)するというか、国会軽視。パブリックサーバント(公僕)が一番やっちゃいけないことを2年近くもやり続けていることだけでも万死に値する。行政の長の総理と財務省の最高責任者の麻生さんの責任は絶対に免れない。壊した本人がどうやってうみを出して、立て直すことができるのか。
森友も加計も最初否定してて、あとで文書がでてきて、改ざんまでしていた。今までの行動パターンをみたら、総理が本当のことを言ってると思えない。愛媛県の職員がなぜウソをついてまで書く必要があるのか。(県職員は)忠実だから、ウソは書いてない。柳瀬(元首相秘書官)より信用がおける。ということは、総理の信用は愛媛県の職員より落ちちゃったってことだ。(国会内で記者団に)
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