衝動買い

最近は、服を衝動買いしなくなったと思っていたけど、そうでもないのかと
思うことがありました。

お店には、もう秋物が出ていて、夏物がエスカレーター横に押しやられた様を
見て、あまり欲しい気がしなかったけど、子供のカードゲームがすんでから、
付き合ってもらいそのコーナーに見に行きました。

買い物メモには、洋服なんて字は書いてないけど、SALEの字を見たら
ふらふらと吸い寄せられてしまい、半そでブラウスを見ているうち、
しだいにむらむらっときて、５分後には普段なら絶対買わないであろう
「茶色」のブラウスを購入してしまっていたのです。

私もたまには、こういう色を着てみようかな。まだまだ、暑いしタンクの上に
重ねてもいいかな。なんて考えて買い物したつもりだった。

でも、後になってみると、何かが違う。
家に帰って、着てみると袖がきつい、試着したけど、さっきは平気だったのに
（あっつ！　これは着ないかも）と頭に浮かんだ。でも、それじゃ
買ったばかりなので、急いで打ち消して、とりあえず、ていねいに
畳んで、引き出しにしまいました。

タンスの中には、すでに２年も着なくなった服がたくさんある。というより、
もうそろそろお払い箱になるためだけにとってあるようなものです。
おそらく３分の１くらいはそうなのです。

なぜ、こうなるのか。それも、私にはおおよそわかっている。
きっかけはストレスでも、私の買い方に悪い癖があって、それがよけい
衝動買いに走らせてしまうのです。
（ブラウスならブラウスと「自分の形」を決めると、しばらくの間、
そればかり買う。だから、店でブラウスが目についても、この形は
今は私の定番。この形である限り、どんな色であれ、買って無駄にならない。
目の前にあるシャツもどうしても必要なわけではないが、あれば絶対使える！と
考えてしまう。
　しかも、後になって「しまった、あの色を帰っておけばよかった」と
思っても、同じものを見つけられる可能性はまずないと考えておくべき
なのです。日本の流行は、私と違って移り変わりが激しいのだから）
　そのように、買うことを正当化してしまう自分がいます。