田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊旅-9 紋別流氷公園、置戸銀には出会えず、そして道の駅さっつる

2024-11-17 | 

2024年10月7日(月) 曇りのち小雨 「紋別海洋公園」 5時30分 外気温 14.3度 車内気温 17.6度
 旅に出て1週間が過ぎち~と疲れが溜まって来たせいか、今朝はちょっぴり朝寝坊です。いつものコーヒー&ホットサンドで朝食を摂り、近くの岸壁を散歩、じっと海を見つめるカモメは何やら考え込んでいるようです。.

紋別海洋公園
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海洋公園には水道と流しがありますので、先日採取した湧別川の十勝石を洗います。これは色つきの十勝石ですが、輝きがいまいち、どうやら花十勝ではなくマホガニーっぽいです。なかなか輝く赤色の石に出会いません。8時30分に出発、予定では置戸の十勝石探石なんですが雨が降り出しそうな空模様、迷ったんですが取り敢えず現地に行ってみようと思います。

湧別川の十勝石

道の駅「もんべつ」、ここも以前に車中泊でお世話になっております。駐車場が広くて悪くないんですが、トラックも入って来ますので運が悪いとアイドリング音に悩まされるときがあります。

湧別川の十勝石

国道283号に出るのは道の駅の脇の道をなんですが、海沿いの道の方に進みます。この先に道はないんですが、これがあります、そう「カニの爪」、先日親水公園の方からズームで撮ったんですが、先ほど車の窓からチラッと見えたので遠回りして見学です。カメラのレンズを通してみた時はそんなに大きく感じなかったんですが、近くで見るとデカいです。高さ12mあるそうです。

道の駅もんべつ



オホーツク流氷公園
紋別から国道に出て南に進むと直ぐのところに「紋別流氷公園」があります。

道の駅もんべつ

以前からちょっと気になっていたので、今回立ち寄りです。

道の駅もんべつ

海と国道の間に敷地が延びていて、広場、遊び場、パークゴルフ場、花畑、交流館などがありめちゃくちゃ広くて60ha以上あるそうです。

道の駅もんべつ

天気が良ければウォーキングでもと思ったんですが雨が降りそうな曇り空なんで先に進みます。

道の駅もんべつ

これなんの花でしょうか、イタドリっぽい気もするんですが、道端や川原のあちこちで白い花を咲かせています。

白い花



置戸銀
遠軽、金華峠、留辺蘂を通り、とある置戸の山中にやって来ました。この先に十勝石の露頭があるという情報は調べて来たんですが、アイツもいそうな雰囲気なんでここの林道での探索は諦めです。

置戸銀-1

ということで道路の傍を流れる小さな川の方で転石を探します。道路から20mほど入ったところで車の通過音も聞こえますので、まぁまぁ安心なところです。

置戸銀-2

おっとありましたねぇ、でも置戸銀ではなさそうです。置戸銀とは、ここ置戸エリアで採れる黒曜石のうち銀色の模様が入っている石のことです。まだ実際に見たことは無いんですが、白っぽいシラーが入っているヤツや銀色の粒子がチカチカ光るヤツとかいろいろあるようです。

置戸銀-3

小雨が降って来ました。状況は最悪ですが、黒っぽい石でやや黒光りしているヤツを重点的に探します。

置戸銀-4

いくつか見つけたんですが、置戸銀とみられるヤツはありませんでした。雨もそこそこ強くなって来ましたので引き上げることにします。

置戸銀-5

山から下りてきて振り返るとこんな風景が拡がっています。

置戸の山

あらら~っ、山際の畑にデントコーン(飼料用トウモロコシ)があります。これは要注意、羆はこれが大好物なんです。

デントコーン



おけと勝山温泉ゆぅゆ
雨で少し濡れましたんで温泉で温まりましょう、ということでいつもの「おけと勝山温泉ゆぅゆ」です。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-1

1年ぶりのシロハヤブサも元気のようです。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-2

ちょうど昼時なんで先ずは食事です。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-3

注文したのはしょうゆ味のラーメン、昔ながらの中華そばです。以外に量もそこそこでさっぱりして美味しかったです。

しょうゆ味のラーメン

さてお風呂、ここはサウナもあり、休憩室も充実していて旅人の休憩スポットとしてオススメです。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-5

そろそろ木々も色づき始めています。

色づき始めた木

この赤い実は、クコの実に似ていますが……。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-7

違いました、イチイの美です。(植物、花の名前の知識は恥ずかしいレベル、間違ってたらゴメンナサイで~す。)

おけと勝山温泉ゆぅゆ-8

近くの訓子府ICで無料の自動車専用道路に乗り網走方面に向かいます。北見市街をバイパスしてあっという間に女満別、網走方面に抜けられます。

おけと勝山温泉ゆぅゆ-8


網走湖
途中の高台に網走湖が一望できるところが、向こうに見えるのは能取湖でしょうか。

網走湖-1

この曇天そして夕方、最新のミラーレス一眼あたりでしたらいい写真が撮れるんでしょうが、私の古い古いEOS50Dではこれが精一杯です。

網走湖-2

17時網走到着、Aコープで食材の買物です。いつもは安定のイオンなんですがない時はAコープです。

Aコープ

この付近には女満別、網走、小清水、斜里と道の駅はいくつもあるんですが、やっぱりここに来てしまいます、道の駅さっつる。

イオン

18時30分に到着するとあたりは真っ暗、いつもの道路際に駐車して懐中電灯の明かりを頼りに車中泊の準備を整えます。ぱっぱと夕食を食べ寝袋に潜り込みます。特に取り立てて理由は無いんですがやっぱりここは落ち着きます。そんな道の駅さっつるの夜が静かに更けて行きました。


8日目 「紋別海洋公園」 ⇒「道の駅さっつる」 263km  計 2,196㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動
北海道車中泊旅-4望来メノウは空振り、深川へ移動
北海道車中泊旅-5 トロッコ王国、ひつじ牧場、枝幸メノウ、クッチャロ湖、そして道の駅はまとんべつ
北海道車中泊旅-6 湧別川で十勝石探石、そして紋別海洋公園へ
北海道車中泊旅-7 クッチャロ湖キャンプ場、ヒグマ出没、そしてウスタイベの宴
北海道車中泊旅-8 ウスタイベ千畳岩の日の出、三度目の枝幸メノウ、そして再びの紋別海洋公園
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北海道車中泊旅-8 ウスタイベ千畳岩の日の出、三度目の枝幸メノウ、そして再びの紋別海洋公園

2024-11-15 | 
ウスタイベの日の出
2024年10月6日(日) 晴れ時々曇り 「ウスタイベ千畳岩海岸」 5時00分 外気温 13.2度 車内気温 14.9度
 4時45分起床、昨夜はちょっぴり飲み過ぎたせいか車の中でしばらくぼ~っとしていたんですが、外が俄かに明るくなって来ましたので外に出てみると、海岸の方の空が真っ赤、オホーツクの朝焼けです。 .

ウスタイベの日の出-1
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じっと見ていると朝焼けが徐々に収まって来て5時25分ぐらいでしょうか、水平線から光り輝く朝陽が顔を出し始めました。ウスタイベ千畳岩の日の出です。

ウスタイベの日の出-2

ここから10分間は、運が良くなければ見られないウスタイベ千畳岩海岸のショータイムです。皆さんもテントから出て来て見ています。

ウスタイベの日の出-3

雲が無ければもっと壮観だったんでしょけど、これで十分です、「ウスタイベの日の出」。いいものを見せて貰いました、羆に感謝です。

ウスタイベの日の出-4

朝のウスタイベ千畳岩海岸、昨晩は暗くて分かりませんでしたが結構な数のテントが張られています。

ウスタイベ千畳岩海岸-1
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昨晩と同様それぞれの食材を持ち寄り3人で朝食タイムです。そしてコーヒーを飲みながら昨晩のことやこれからの旅の予定などを話しながらまったりです。

ウスタイベ千畳岩海岸-2

キャンプ地の周辺を3人でキレイに清掃、ゴミのないことを確認して出発の準備です。

ウスタイベ千畳岩海岸-3

8時30分、「それじゃ、またどこかで」と同郷のFさんが北の方に向かって行きました。
(同郷のFさんの連絡先聞き忘れました。Fさん、もしタイミングが会えば近くなんでキャンプでもやりましょう。もしその時はブログにコメントかメッセージ頂ければ幸いです。)

ウスタイベ千畳岩海岸-4

そのあと8年ぶり再開のSさんがバイクにまたがりエンジンオンです。

ウスタイベ千畳岩海岸-5
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Fさんも「それじゃ」と言って心地よいエンジン音を残し滑るように南に向かって行きました。不思議なもので楽しい時間が過ぎるのはあっという間、これで「ウスタイベの宴」もお開きです。

ウスタイベ千畳岩海岸-6



三度目の枝幸メノウ
私もそろそろ出発、さてどこに行きましょうか。ということでやって来たのが例の枝幸の山中、三度目の枝幸のメノウ探索です。

三度目の枝幸メノウ-1

何としてもあのルビー色のメノウに出会いたい一心です。水はまぁまぁ引いたんですが石が動くほどの増水ではなかったようで、状況は変わらずって感じです。川原には取り残された小粒のメノウ1個、今回の遠征はこれで終了です。

三度目の枝幸メノウ-2

枝幸の山中はこんな感じ、山間にところどころ牧草地が拡がっています。

三度目の枝幸メノウ-2
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そこを流れる川で珍しく釣り人が、釣りの方は良く分かりませんが狙いはニジマスあたりでしょうか。

釣り人

そしてお馴染みの牧草ロール、これ最近は白、黒、水色、シマシマ模様とかカラフルです。牧草の保存がこういう形になって北海道の牧場のイメージだったサイロが使われなくなり、最近はサイロをほとんど見ることがありません。

牧草ロール

オホーツク街道国道238号をのんびり南下、12時ごろ列車泊で有名な道の駅興部に到着です。ここでゴミが処理できると聞いてきたんですが、何かそれらしきコーナーが見当たりません。う~ん、困りました。そうなんです、道北、道東の道の駅にはほとんどゴミ箱が置いてないんです。仕方ありません、またセイコマにお世話になります。
休憩がてらここでお昼に、こっち側の駐車場は7~8割方埋まっていて混んでいますが、この反対側の駐車場は大体空いています。そこで消費期限間近のうどんを作って食べることにします。

道の駅興部

今日の予定は特別決まっていません。サロマ湖か網走周辺まで走ろうかなと思っていたんですが紋別でコインランドリー発見、旅に出て1週間過ぎましたので洗濯して行くことにしました。

紋別のコインランドリー
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洗濯の待ち時間に食材の購入です。私冷蔵庫を持ってなくてクーラーボックスに氷を入れて対応してますので、一気に買わずにこまめに購入しています。ということで安定のイオンにお世話になります。

イオン紋別店

イオンに行ってコインランドリーに戻ってきたら16時過ぎに、まぁ今から走っても仕方ないので今夜のお宿は一昨日お世話になった「紋別海洋公園」にまたお世話になります。ここはトイレはもちろん水道と流しが5~6個あって車中泊には至れり尽くせりのスポットなんです。今日は車中泊らしき車が何台か駐車しています。ゼロだとちょっぴり心細いんですが、何台かいると安心です。

紋別海洋公園-1

先日と同じく隅っこの方に駐車、手早く車中泊の準備を整えます。

紋別海洋公園-2

夕食を早めに食べ寝袋に潜り込み、ネットで明日の天気の確認そしてニュースなどを見て就寝、目をつぶると昨夜の楽しかった「ウスタイベ宴」が脳裏をよぎります。外では 海上保安庁(Coast Guard)の巡視船が見張ってくれています。そんな「紋別海洋公園」の夜が静かに更けて行きました。


8日目 「ウスタイベ千畳岩海岸」 ⇒「紋別海洋公園」 146km  計 1,933㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動
北海道車中泊旅-4望来メノウは空振り、深川へ移動
北海道車中泊旅-5 トロッコ王国、ひつじ牧場、枝幸メノウ、クッチャロ湖、そして道の駅はまとんべつ
北海道車中泊旅-6 湧別川で十勝石探石、そして紋別海洋公園へ
北海道車中泊旅-7 クッチャロ湖キャンプ場、ヒグマ出没、そしてウスタイベの宴
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北海道車中泊旅-7 クッチャロ湖キャンプ場、ヒグマ出没、そしてウスタイベの宴

2024-11-13 | 

2024年10月5日(土) 雨のち晴れ 「紋別海洋公園」 4時00分 外気温 14.4度 車内気温 17.5度
 紋別海洋公園駐車場、4時起床、外は風も強く窓に雨粒が打ち付けています。でもオホーツク沿岸ですからこの程度の雨、風は普通なのかな、そんな気がします。いつものコーヒー&ホットサンドで朝食を摂りネットニュースなどを見ているうちに、気が付くといつのまにか雨は上がったようです。

紋別海洋公園-1
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ちょうどお隣のハイエースの方が通られたので「おはようございます」とご挨拶、まぁ雰囲気的にお互い車中泊旅行者ということが分かりますので「どちらからですか?」といった感じで情報交換です。広島の方でちょうど同じ時期に上陸、私と同じ1か月ぐらいの予定で一人旅をされているとのことです。ほぼ同年代ということで話も噛み合い、立ち話で1時間以上話し込んでしまいました。まぁこれが車中泊旅のいいところ、一期一会、「じゃ、またこの先どこかで」と言って別れました。

紋別海洋公園-2



紋別海洋公園周辺
 今日は先日書いた8年前に北海道で出会った方と連絡が取れ今日の14時ごろに会うことになりました。どうやら稚内付近にいたようで今日の宿泊予定地が偶然先日下見した「クッチャロ湖湖畔キャンプ場」とのこと、「どうしましょうか?」ということでしたが「即そこにしましょう」と返事をしました。会う時間は午後ですので、それまでは時間がありますので周辺をのんびり散歩です。直ぐ隣が港で海上保安庁(Coast Guard) の巡視船「だいせつ」が停泊しています。ここから国境の海「オホーツク海」に睨みを利かせています。間近かで見ると格好いいですねぇ。

巡視船だいせつ

そしてその隣の岸壁には冬に活躍する砕氷船「ガリンコ」号が、思ったより小さいです。ガリンコ号一度乗ってみたいんですが、冬にここまで来るのが大変なので未だ乗れてません。ちなみに網走港から出る流氷船「オーロラ」号は流氷観光で乗ったことがあります。

ガリンコ号

さらに歩いて行くと親水公園が、入り口にオホーツクとっかりセンター アザラシランドと書いてあります。ここの駐車場でも車中泊出来そうです。

紋別市親水公園
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はは~ん、「とっかり」って何かなと思ったらこれですね。どうやらアイヌ語でアザラシの総称のようです。

とっかり

このアザラシ像は滑り台になっていまして、撮影台にちょうどいい感じです。実はここに来たのは紋別の代名詞が先ほどチラッと見えたので、撮影に来たんです。紋別の代名詞と言えばこれ「カニの爪」、紋別は道の駅に車中泊したり買い物をしたりで何度も来ているんですがこれを見るのは初めてです。少し遠いですが300㎜のズームを目一杯にして何とか撮れました。

カニの爪



渚滑川
9時、クッチャロ湖まで14時までに着けばいいんですが100㎞ちょいありますのでそろそろ出発します。直ぐ近くの「渚滑川」をちょっと覗いて行きます。

渚滑川-1

渚滑川、以前読んだ本でなかなかの石が採れると書いてあったんで通るたびに立ち寄っているんですが川に降りるポイントが見つかりません。見たところそんなに石が溜まっているところはない感じです。1か所降りられそうなところがあったんですが、市の車が停まっていたので止めました。

渚滑川-2
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上流の方が川幅が狭くて探索しやすいんですが、上流のある滝上町の山間部は有数のヒグマ出没地帯、羆事故も発生していますので行くのは控えています。「ひぐまっぷ」もご覧の通り、まぁ探石は諦めも大事、またいつかです。

ひぐまっぷ(滝上町付近)

戻り道にあった「よつ葉乳業」工場のナナカマド並木、あまりに見事だったので車を停めてパチリです。ナナカマドってこんなに大きくなるんですね。

ナナカマド並木

そして畑の中のちょっぴり気になる木、何の木なんでしょうか?

気になる木



オホーツクブルー
 国道238号に戻るとオホーツク海のオーシャンビューです。

オホーツクブルー

朝方強い雨が降っていたんですが今は晴れています。その穏やかな光に照らされたオホーツク海、この色は何て呼べばいいのでしょうか。上手い表現が見つかりませんが、取り敢えず「オホーツクブルー」とでもしておきましょう。

オホーツクブルー
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そしてその海でシャケ釣り、こんな中でシャケが釣れたら気持ちいいんでしょうね。この時期のオホーツク海の沿岸にはこんな感じで何本ものシャケ釣りの竿が所狭しと並んでいます。

シャケ釣り



再びの枝幸メノウ
昼前に枝幸に到着、まだ時間がありますので「枝幸メノウ」に再びチャレンジです。予想通り川は雨で増水、加えて濁っていますので川での探索は厳しい感じです。

枝幸メノウ-1

ということでこんな時は川ではなく土手を探索です。メノウは固いんですが軽いんで、大増水した時などは土手の上あたりまでで跳ね上げられていることがあります。ということでそれを探して見ましょう。

枝幸メノウ-2

予想通り藪の中に隠れていました。まぁ小さくて質も色もいまいちですが、この状況では良しとしましょう。

枝幸メノウ-3
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さらに移動していると足元の泥の中でキラッと光るものが、そう増水の時は岸辺の土が削られて埋もれていたメノウが顔を出すこともあります。

枝幸メノウ-4

これは狙いのオレンジ色やルビー色とは違いますが、大きさ形がまぁまぁ、ラッキーです。

枝幸メノウ-5

そしてこれ、フキが折れた跡、これがあるとち~とヤバイんです。鹿が食べたり人が折った後ならいいんですが、羆もフキやイタドリを食べるんですよ。私の乏しい知識ではこれがそのうちのどれに当てはまるのかは分かりませんので、リスク回避、急いで撤収です。

フキ



ヒグマ出没?
 メノウの探石を引きあげ浜頓別市内のAコープで今夜の食材を購入している時、8年ぶりに今日会うことになっているSさんからTELが、何やら緊急事態のようで急いでクッチャロ湖湖畔キャンプ場に駆けつけます。キャンプ場の入り口の路上にライムグリーンのラインが鮮やかに映えるカワサキのバイクが、8年ぶりにSさんと再会です。挨拶もそこそこにSさんが指を差します。

フキ
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その先にはこれ、「ヒグマ出没」立ち入り禁止の張り紙が、そしてロープが張られています。どうやらキャンプ場は使用禁止ということで困りました。さてどうしようかと相談しているところに、同じようにここでキャンプを予定していた方がやって来ました。車を見ると同郷ナンバー、ということでこの方も加わり作戦会議です。そして出た案が、①案 枝幸の「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」 ②案 同じく枝幸の道の駅マリーンアイランド周辺 ③案 道の駅興部の列車泊、③案の興部は遠いんで①か②で決着をつけたいところです。ということで即移動します。

カワサキのバイク



ヒグマが取り持つウスタイベの宴
 ヒグマが取り持つ縁で最初にやって来たのはウスタイベ千畳岩海岸、ここは高台の平地に芝生広場とキャンプ場と駐車場があります。北側にあるキャンプ場には「キャンプ場閉鎖」の張り紙が、どうやら9月いっぱいで営業終了のようでロープが張ってあります。こりゃダメかなとおもっていたら、大きな駐車場の周辺の芝生にテントがいくつか張られています。

ウスタイベの宴-1

周辺を探索してみましたがキャンプ禁止とはなっていないようです。ということで羆によるキャンプ場閉鎖の緊急避難ということで我々も隅っこの方にテントを張らせて頂くことにします。

ウスタイベの宴-2

万が一移動等の指示があれば従うということをお互い確認して、幕営開始です。

ウスタイベの宴-3
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私と同郷のFさんは車中泊、8年ぶりに再会のSさんは二人の車の間でテント泊という態勢です。そんな中、周りを見渡すとテントが徐々に増えて来ています。土曜日ということもあるんでしょうが、ひょっとしたら我々と同様クッチャロ湖湖畔キャンプ場のヒグマ出没による避難組かもしれません。

ウスタイベの宴-4

まぁお二方はキャンプのベテランのようで設営の手際が良くあっという間にスタンバイ完了です。私が宴用のカーサイドタープを張るのにもたもたしていたらそれもお二方が手早く設営してくれます。積載の関係でテントかタープか悩んだんですがタープで正解だったようです。

ウスタイベの宴-5

お互いのイス、両方ともヘリノックスもどきです。

ウスタイベの宴-6

準備の合間に座り心地くらべです。まぁ珠にしか使いませんので高価なギヤは必要ありません。(スゴ~ク欲しいんですが……。)

ウスタイベの宴-7
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そしてそれぞれの食材やお酒を持ち寄り、宴の準備です。Fさんが持っていたのはイワタニの「たふマルjr」、奇しくも私も「たふマルjr」、車中泊ユーザーのニーズはあまり変わらないようです。

ウスタイベの宴-8

準備も完了、16時過ぎ周りはまだ明るいんですが「ヒグマが取り持つウスタイベの宴」の始まり、乾杯はもちろん「サッポロクラッシック」です。同郷のFさんは初対面で私より少し下のリタイヤメント組、8年ぶり再会の関西のSさんはまだ現役と年齢もバラバラなんですが、色々と話が盛り上がります。私お酒はあまり飲めない方なんですが「ヒグマが取り持つウスタイベの宴」のお酒は何とも気持ちの良いお酒です。こんなに美味しいお酒を飲むのは本当に久しぶり、お互い旅先の出会いということで「しがらみも忖度もなし」「上下関係や利害関係もなし」、そんなところが良い雰囲気を醸し出してお酒を美味しくさせているのかもしれません。加えてこのウスタイベのロケーションもその一役を買っているのかもです。そしてこれを取り持ってくれたヒグマには一番の感謝です。

ウスタイベの宴-9

取り立てて美味しいものは無いんですが、それぞれの食材を少しずつ持ち寄り調理します。男の調理ですから焼きすぎて焦げたりしたのもあるんですがこれがまた美味しいんです。陽が落ちて少し冷え込んで来ましたが、皆さんその辺の準備は用意周到、上着や暖房具を持ち出して宴は続きます。そうは行ってもアウトドア、そろそろ20時ということで〆のうどんの時間です。楽しい宴はいつまでも続けていたいんですがあまり遅くまで騒いでいたのでは周りの方に迷惑、ということで大人の対応、20時前にお開きです。

ウスタイベの宴-10

先ほどキツネがうろついていましたので、ごみ、食材の残りは車の中に入れ、辺りをキレイにお片付けして、それぞれの車、テントに潜り込みます。ちょっぴりきこしめしすぎたせいかピントが合ってないようです。

ウスタイベの宴-11
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少し冷え込んで来ました、周りのテントからはランタンのぼんやりとした明かりが零れていて幻想的な夜景が拡がっています。そんなウスタイベ千畳岩海岸の夜が静かに更けて行きました。


7日目 「紋別海洋公園」 ⇒「ウスタイベ千畳岩海岸」 263km  計 1,385㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
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北海道車中泊旅-6 湧別川で十勝石探石、そして紋別海洋公園へ
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北海道車中泊旅-6 湧別川で十勝石探石、そして紋別海洋公園へ

2024-11-11 | 

2024年10月4日(金) 小雨時々曇り 「道の駅はまとんべつ」 4時00分 外気温 11.9度 車内気温 15.8度
 道の駅はまとんべつ、4時起床、外は小雨がパラついています。車中泊の車は乗用車が10台前後、トラックが数台でトイレの近くに駐車している車が多いです。コーヒー&ホットサンドで朝食を摂りながら天気予報を見ると、前日は道北一帯が雨予報だったんですが今日はオホーツク沿岸は雨が降ったりやんだりの予報に変わっています。..

明け方の「道の駅はまとんべつ」
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この天気では停滞かなと思いながら、7時ぐらいまでネットでニュースなどを見てのんびりしていたんですが、雨はどうやら小雨模様の感じです。これぐらいの状況なら探石は出来そうなんで、予定通り湧別川に行くことにします。
道の駅には朝早くからキッチンカーが営業、この「たこめし(450円)」食べたかったんですが朝食を摂ってしまった後なんで残念ながら断念です。

たこめし

7時過ぎ出発、浜頓別から上湧別まで約150㎞、でもオホーツク沿岸ぞいを通る国道238号は一本道で信号も市街地を除くとほとんどなし、ということで上湧別には10時30分過ぎに到着です。

上湧別百年記念公園のナナカマド-1

ナナカマド、10月に入ってどんどん赤くなってます。少し休憩してからいつもの湧別川に向かいます。

上湧別百年記念公園のナナカマド-2



湧別川の十勝石
ポイントの川原に到着、ここは川が大きく蛇行しているところで川の左右に広い川原があります。

湧別川-1

早速ウェーダーを履きザックを背負い準備を整えます。まだ霧雨みたいな雨が降っていますが傘をさすほどではありません。

湧別川-2

川原に出て探索してみると石が泥を被って灰色っぽくなっています。メノウの時と同様でここ最近大きな増水はなかったようです。それに加えてこの天気、探石状況は最悪、全然見つかりません。

湧別川-3

見つからないまま川の岸を歩いて川原の随分奥まで来ました。

湧別川-4

霧雨が降っていたんですが、雨はどうやら上がったようです。奥の方で何とか1個発見、十勝石は濡れると真っ黒になってほかの石と区別がつきにくくなるんですが、雨が上がったせいで表面が少し乾いてこんな感じに白っぽくなって見つけやすくなって来ました。

十勝石-1

これはまぁまぁのヤツ、どうやら十勝石はそこそこ点在しているようで雨で濡れて見つけずらかっただけのようです。大きな石は見つかりませんが、小さな石はそこそこ見つかります。

十勝石-2

こういった流木のところは要注意、海で言うナブラではありませんが、石が集まりやすいです。

流木

ほら、小さいですがあります、3つもあります。

十勝石-3

どんどん表面が乾いて来ると面白いように見つかります。またありました。

十勝石-4

これは本日で一番の大きさ、でも十勝石自体は以前に採取して持っているのでそんなに興味はありません。興味があるのは色つきの十勝石なんですが、これはなかなか見つかりません。

十勝石-5

おっと、こんなのも、これは大きさからして野兎のヤツでしょうか、それとも鹿でしょうか。たぶん量的に鹿では少ない感じですので、野兎のような気がします。

野兎の糞?

そしてこんなのも、バッタだと思いますが、私の住んでいるところのバッタの体色と全然違います。コイツは初めて見ます。

バッタ

川原の半分ほどまで戻って来ました。1時間と少し経過、12時過ぎましたのでお昼です。

川原

今日のお昼はこれ、100円パスタとシリアルバーです。当初はサラダチキンにしていたんですが、私には少ししょっぱいのでシリアルに変更です。

昼食の100円パスタとシリアルバー

昼食後30分ほど探索を継続しましたが、色つきの石はあまり見つかりませんでした。ということで引き揚げます。これはナデシコ?、カワラナデシコでなくてムシトリナデシコの方ですかね、そろそろ花も終わりの感じです。

ムシトリナデシコ

近くの道の駅かみゆうべつに戻りチューリップの湯でお風呂です。650円と少しお高めなんですが、今日は歩いて汗をかきましたので入ります。そして今晩のお宿なんですが、買い物もありましたので少し戻って道の駅もんべつにすることにしました。イオンで食材と氷をゲットして燃料を補給していたら17時ぐらいに、あたりはだいぶ暗くなっています。道の駅のもんべつのところまで来て近くに「紋別海洋公園」があることを思い出しました。ナビを頼りに海洋公園に到着、道の駅の反対側でした。でも車中泊らしき車が見当たりません。

紋別海洋公園-1<

以前に読んだどなたかのブログに車中泊OKと書いてあったんですが……。駐車場内をウロウロしていると一番奥にそれらしきハイエースを発見ちょっぴり安心、3台分あけて駐車、今夜はここで車中泊します。

紋別海洋公園-2

あたりは既に真っ暗、ちょっぴり手間取りながら車中泊の準備を終え車に潜り込みます。いつものうどんで夕食、明日の天気を確認、寝袋に入ります。遠くからトラックのアイドリング音がわずかに聞こえてきますが気になるほどではありません。そんな紋別海洋公園の夜が静かに更けて行きました。


5日目 「道の駅はまとんべつ」 ⇒「紋別海洋公園」 263km  計 1,385㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動
北海道車中泊旅-4望来メノウは空振り、深川へ移動
北海道車中泊旅-5 トロッコ王国、ひつじ牧場、枝幸メノウ、クッチャロ湖、そして道の駅はまとんべつ
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北海道車中泊旅-5 トロッコ王国、ひつじ牧場、枝幸メノウ、クッチャロ湖、そして道の駅はまとんべつ

2024-11-09 | 

2024年10月3日(木) 曇り時々晴れ 「道の駅深川」 4時00分 外気温 9.4度 車内気温 13.4度
 道の駅深川4時起床、車中泊の車は5~6台、温度計を見ると外気温は10度を割り込み9.4度 一気に冷え込みました。でもまだ寝袋1枚で大丈夫です。いつものコーヒー&ホットサンドで朝食を摂りながら日課の天気予報を見ると、明後日は道北一帯が雨模様のようです。今日ここで探石すると次の枝幸の探石が雨で1~2日出来なくなります。ここ深川は北海道の真ん中付近なので後で再度来ることも出来ますが、道北の枝幸はそうもいかないので予定を急遽変更して、先に枝幸まで一気に行ってしまうことにします。今回の旅はどうも天気に左右されます。.

早朝の道の駅深川
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急いで出発準備を整え5時45分道の駅深川を出発、朝焼けの国道12号を北に向かいます。通勤通学で道路が混雑する前に旭川の市街地を抜け、国道40号に進みます。

早朝の道の駅深川

昨年土砂降りの晩にお世話になった道の駅名寄で休憩です。

道の駅名寄

この先はスーパーが少なくなりますので名寄のマックスバリューで食材購入、まだ8時過ぎなんですがここは8時から営業しているのですごく助かります。

マックスバリュー



サロベツ2号
 名寄美深道路でさらに北に進み、美深で右折して道道49号に入ります。

名寄美深道路
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道道49号に入り直ぐのところにある宗谷本線の踏切を渡ったところで停車しこの先の目的地をナビに入力していた時、踏切からカンカンカンと警報音が、どうやら列車が来るようです。どちらから来るのかなとカメラを構えて待っていると、稚内方面からゴォーッという音が聞こえて来ます。4両編成の特急列車、運転席がブルーで車両部分はシルバーをベースに黄色と薄緑のアクセントが入ったカラーリング、恰好いいです。

サロベツ2号-1

もう随分と昔になりますが真冬にディーゼル特急「スーパー宗谷」に乗って稚内に行った記憶が蘇って来ます。でも後で調べてみるとスーパー宗谷は現在はなくなり宗谷本線の特急は「サロベツ(旭川⇔稚内)」と「宗谷(札幌⇔稚内)」に変わっていて、どうやらこの特急はそのうちのサロベツ2号旭川行きのようです。何せ一日3往復しかない特急列車の一つに偶然にも出会えてラッキーって感じです。この先いいことあるかもです。

サロベツ2号-2



トロッコ王国
 この道道49号沿いには風光明媚な湿原があります。代表的なのは松山湿原、ピヤシリ湿原などでそのほかにも素敵な滝や沢がいくつかあるようです。でもこの辺りは羆の有数の生息地でもありますので行くには十分な装備と注意が必要のようです。松山湿原は以前にネットで見て行ってみたいなと思ったんですが、どうも一人では厳しい感じです。

道道49号

駐車スペースで休憩していると道路わきに線路が見えます。日本一の赤字ローカル線として有名になって昭和60年に廃止された美幸線の跡地を利用したトロッコ王国の線路のようです。眺めていたらいたらトロッコがやって来ました。

トロッコ王国-1
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次から次へとやって来ます。なにか楽しそうでちょっぴり乗ってみようかなという思いがして来ます。

トロッコ王国-2

調べてみるとエンジン付きのトロッコは野原や川のある自然の中の往復10㎞のコースを時速15㎞で走り、料金は複数人乗る場合は大人一人1,600円、一人で乗る場合は1,800円だそうです。

トロッコ王国-3



ひつじ牧場
 道道49号から道道120号に入ります。この辺りまで来ると人も車もほとんど見かけずこんな光景が右に左に拡がっていて、北海道に来たぁ~って感じです。

道道120号

牧草地に羊が、牛や馬の牧場はたくさん見ていますが羊の牧場は初めてかな? 道端からカメラを構えるとみんなこっちを見て警戒モードMax、ここでは私はどうやら侵入者のようです。

ひつじ牧場-1
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でもほどなくして私は無視され羊は再びのんびりと草を食べ始めます。

ひつじ牧場-2

何かすご~いのんびりとしたのどかな光景に癒されているんですが、ひょっとしてこいつらジンギスカンの材料……、おっと折角の光景ですからそういうことは考えないようにしましょう。

ひつじ牧場-3



枝幸メノウ
 そんなことがありましてオホーツクの丘陵地帯に到着、ずいぶん遠くまでやって来ました。そしてここから少しだけ枝幸の山間に入ります。

オホーツクの丘陵地帯

枝幸メノウのポイントに到着、いつもの駐車帯に車を停め探石の準備を整えます。今年も枝幸の「ど根性フキ」がアスファルトを突き破って元気です。

ど根性フキ-1
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毎年のことなんですが、このフキのどこにアスファルトを突き破る生命力が宿っているのか不思議でたまりません。

ど根性フキ-2

早速川に、水量が少なくて探索には良い感じですが石が泥を被ってくすんでいます。ということはここしばらく増水がなく石が動いていないパターン、う~ん、この状況はち~と厳しいかもです。

枝幸の川-1

そんな状況なんですが、取り敢えずおまじないの爆竹を鳴らします。

爆竹-1

私もいろいろ羆対策は自分で調べたり地元の人に聞いたりしてるんですが、絶対という決め手はなくて取り敢えずいまのところ「破裂音」が羆にこちらを認知させる効果が大ということなんで、ヤバそうなところは川や沢に入る前におまじないでこれを鳴らすことにしています。

爆竹-2
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羆の出没状況を記載している「ひぐまっぷ」というのがありまして、これが枝幸町の今年のヤツ、これを見るとあちこちで出没していてスゲー危ない感じです。市街地は人が多いですから必然的に目撃情報も多くなりますが、山間は人の目が少なくなりますので目撃情報が無くてもこの状況から判断するとかなりヤバイ感じです。さらに地元の人は羆慣れしていて目撃しても届け出ない人も少なくないそうなので、目撃情報の実数はもっと多いはずです。

ひぐまっぷ

とうことで爆竹のほかに鈴はもちろんICレコーダーで音楽を流したりして対策を取り、慎重に探石開始です。う~ん、これは石英の筋が入ってジャスパーっぽいですが、目的外ですので置石です。

ジャスパー

やはり予想通りありません、全く見つかりません、1個もありません、お手上げです。でもそんなはずはないと目を凝らして探索継続、やっと泥の中から1個発見です。オレンジ色というよりちょっと黄色っぽい感じ、でもまぁいいでしょう。

枝幸メノウ-1

ここでの狙いは昨年巡り合ったルビー色のぶどうの房のようなヤツ、何としてもお目に掛かりたいので怖いんですが恐る恐る上流を探索です。

川のやや上流
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7~80mぐらいでしょうか川を遡って探索したんですが、欠片も見つかりません。そんな中葉っぱの陰で何かキラッと光りました。

枝幸メノウ-2

表面がやや濃いオレンジ色のメノウ、ルビー色ではありませんが今回はこれで良しとしましょう。羆が出没する時間帯は比較的朝晩が多く、今は昼前ぐらいの時間なんでまだまだ大丈夫だと思いますが、何事もないうちにそろそろ引き上げることにします。残念ながら2個しか採れませんでしたが、自然はなかなかこっちの思うように動いてくれませんのでまぁ仕方ありません。

枝幸メノウ-3

深川から200㎞以上走って来ましたので枝幸の町でガソリン補給、1L178円、北に来るほど値段が上がります、まぁこれも仕方ありません。北海道に来た時には夕方のタイミングでなるべくガソリンゲージの半分以上までのレベルのガソリンをキープすることにしています。というのも大きな町を除くとスタンドが少なく(道北は特に)朝早くから動き出す時など燃料が入ってないと、スタンド探しをしたりスタンドが開くまで待機するハメになってしまうからです。

ガソリンスタンド

そして今年もやって来ましたオホーツク海、相変わらず海岸にはシャケ釣りの竿が立ち並んでいます。

オホーツク海
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クッチャロ湖
 枝幸からさらに北に、こちらに来た時の常宿の道の駅はまとんべつに向かいます。この間は昨年レーダーパトがスピード取り締まりをやっていましたので慎重にドライブです。浜頓別には14時に到着、時間がありましたので久しぶりにクッチャロ湖に足を延ばします。

クッチャロ湖-1

日本の淡水魚の中で最大といわれる「イトウ」が棲むというクッチャロ湖、神秘的な雰囲気が漂っています。

クッチャロ湖-2

道路を挟んで湖岸と反対側にはクッチャロ湖湖畔キャンプ場が拡がっています。「クッチャロ湖湖畔キャンプ場」は超人気のキャンプ場で、トップシーズンは過ぎたようですが豪華なテントが張られています。この光景だけでも何か絵になりますねぇ。

クッチャロ湖湖畔キャンプ場-1

少し奥の方に行ってみます。実は今回は8年ぶりにお会いする方がいます。8年前に某宿でお会いして今回たまたま同じ時期に北海道に来ています。私は箱館その方は小樽に上陸、今連絡を取り合っていてどこかで会いましょうということになっています。でその会う場所の候補地の一つとしてここを下調べに来ました。

クッチャロ湖湖畔キャンプ場-2
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おっとここいいですねぇ、この場所に車を停め車中泊、そしてその後ろでテント泊、いいかもです。

クッチャロ湖湖畔キャンプ場-3

キャンプ場の上にある「はまとんべつ温泉ウイング」、お風呂もあります。

はまとんべつ温泉ウイング



道の駅はまとんべつ
 浜頓別市街地の方も散策、浜頓別町の市街地は整然と都市計画されてまして、浜頓別運動公園、浜頓別アメニティ公園などの公園、そして道の駅はまとんべつ、クッチャロ湖湖畔キャンプ場など公共施設、観光施設が充実しています。ここの駐車場にもキャンピングカーが何台か停まっています。

浜頓別の公園-1

公園にはトイレもありますので車中泊もOKって感じです。

浜頓別の公園-2
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こっちの公園の駐車場にも車中泊らしき車が見えます。

浜頓別の公園-3

ぐるっと市街地を散策して街の中心地にある「道の駅はまとんべつ」に戻ります。

道の駅はまとんべつ-1

中心地とはいっても人はほとんど見かけません。

道の駅はまとんべつ-2

真っ赤に実った「ナナカマド」が風に揺れています。

道の駅はまとんべつ-3

今日はここでお世話になります。例によって駐車場の隅っこに車を停め、車中泊のスタンバイです。真っ赤に実ったナナカマドに見守られながら「道の駅はまとんべつ」の夜が静かに更けて行きました。


5日目 「道の駅ふかがわ」 ⇒「道の駅はまとんべつ」 263km  計 1,385㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動
北海道車中泊旅-4望来メノウは空振り、深川へ移動
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北海道車中泊旅-4望来メノウは空振り、深川へ移動

2024-11-06 | 

2024年10月2日(木) 曇り時々雨 「道の駅厚田」 4時00分 外気温 16.8度 車内気温 20.8度
 今日は早起きして行くところがありまして、朝食を食べ急いで出発の準備を整えます。5時30分ごろ第1駐車場に降りて行くとパラパラと車が停まっており、見た感じ車中泊した車は4~5台ってところです。.

早朝の「道の駅厚田」
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望来メノウ
 今日の石狩市の日の出は5時33分、何とかその時間に来ようとと思ったんですが少し出遅れました。夜明けに一番乗りしてオレンジの望来メノウを目論んでいたんですが、望来海岸に到着したのは6時ごろになってしまい既にあたりは明るくなっています。でも砂浜には足跡がありませんので誰も来ていないはず、期待が膨らみます。逸る気持ちを抑えながら早速波打ち際でメノウ探し、う~ん、ありませんねぇ、期待に反して全くありません。メノウどころか砂利と言いますか石そのものが見当たりません。

望来海岸

そんな中やっとキラキラしたヤツを見つけましたが、あちゃ~、貝殻の破片、残念。何処にってしまったんでしょうか、望来メノウ。折角早起きしてやって来たのに全く見つかりません。これはきっと波が引いてないので砂浜に石が顔を出してないのではないか? そんな気がしましたので望来海岸の満潮干潮を調べてみました。すると満潮は朝3時39分、干潮は9時19分、干潮まであと3時間ほどです。全くの坊主ではストーンハンターの沽券に関わりますので、近くの展望台の駐車場でコーヒーブレークして再度出直しすることにします。

貝殻の破片

9時ごろ再度望来海岸に、見た感じ潮が引いた感じはそんなにしません。でも1mぐらいは引いているんでしょう、再度探索です。

再びの望来海岸

状況は一度目とほとんど変わらないんですが、波打ち際を行ったり来たりして探索、波が引いた砂浜に何とか一つ発見です。う~ん、でも大きさが1㎝にも満たない「米粒メノウ」です。その後何とか波打ち際で5~6個同じクラスの米粒メノウをゲットです。

望来海岸の米粒メノウ
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最後の探索を終え車に引き上げようと砂浜を戻りかけて河口のテトラポットの近くでコイツを見つけました。大きさ2㎝ちょい、色微妙にオレンジ、今日の中ではまぁまぁ、これは望来メノウと呼んでいいでしょう。以前はこぶし大のもあったんですが、自然界のものですから時期的なものや海の状況などでかなり違ってくるのかもしれません。

望来メノウ


深川イルムの湯
 ここでもう一日メノウ探しをしても状況が変わらないと判断、雨もパラついて来ましたので移動です。次は石狩川の神居古潭石を探しにいつもの深川に向かいます。車通りのほとんどない道道11号で月形町に出て国道275号で滝川方面に向かいます。滝川のショッピングモールで食材をゲットして、国道12号で深川に向かいます。深川に入って少し山沿いにあるアグリ工房「まあぶ」に13時ごろ到着、今日は天気が悪く重い雲が垂れこめていますが、いつもはこの丘から広い広い深川の農地や市街地を眺めることが出来ます。

イルムの丘

で目的は温泉、アグリ工房「まあぶ」内に天然温泉「深川イルムの湯」があります。無色透明、無味無臭、あまり特徴のない温泉なんですが、ここはシルバー割があって入浴料500円のところが400円なんです。節約旅をしている身には100円は結構大きく、道の駅深川に来た時には毎回お世話になっています。

アグリ工房「まあぶ」

1時間ほどゆっくり入って運転の疲れを癒し建物を出たところで、ちょっと気になったのがこの幟、ソフトクリームの方ではなく深川そばの方です。北海道には幌加内そば、新得そばとか有名産地がありますが、深川そばは初めて、気になります。レストランを外側から眺めるとそこそこお客様が入っていますのでいつか食べてみましょう。

深川イルムの湯
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丘の途中にリンゴ園が、真っ赤に色づいてそろそろ収穫時期って感じです。

リンゴ園

そして北海道に上陸して初給油、1L173円、やはり北海道内陸部に入ると少しお高め、でもまぁ仕方ありません。北海道経済に寄与しましょう。

G S

14時30分道の駅深川に到着です。毎年お世話になっています、今年も宜しくです。

道の駅深川-1

ということでなるべく邪魔にならないように駐車場の隅の方に停車します。

道の駅深川-2
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ずうっと小雨が降っていたんですが上がったようですので、早めに車中泊の準備を整えます。お風呂に入ってサッパリしましたので、早めに夕食を摂り早めに寝袋に入ります。時折り駐車場脇の道路を車の通過音が聞こえてきますが、まぁまぁ静かです。そんな道の駅深川の夜が静かに更けて行きました。


4日目 「道の駅厚田」 ⇒「道の駅深川」 126km  計 1,122㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動
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北海道車中泊旅-3 函館FTから道の駅「厚田」まで移動

2024-11-05 | 

2024年10月1日(日) 曇り 「青森フェリーターミナル」 5時00分 外気温 16.8度 車内気温 21.1度
 青森フェリーターミナルは静かだと思っていたんですがフェリーは夜間運航もありまして2時間おきくらいに出港のアナウンスが港内に響き渡ります。これで一度起こされたんですが、それ以外は静かでまぁまぁ眠ることが出来ました。いつものコーヒー&ホットサンドで朝食を摂り、7時前ぐらいに受付窓口に行き受付を済ませます。.

青森フェリーターミナル-1
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はやぶさⅢ
その後7時過ぎぐらいに指示された2番乗り場の待機列に並びます。1時間以上前ですから当然一番乗り、何故こんなに早く並ぶかと言えばこのフェリーは一番先に乗ると比較的早い順番で降りられるからなんです。

青森フェリーターミナル-2

そして何故8時10分発のフェリーにしたかと言えば、8時10分発のフェリーは「はやぶさⅢ」なんです。この「はやぶさⅢ」は今年の1月に就航した新造船、ということで一度乗ってみたかったんです。青森発だと8時10発と20時30分発の2本なのでこの時間帯の選択となりました。少し離れたところから撮ったんですが私の一眼のレンズはズームレンズということで、広角の方が24㎜、なかなかフレームに収まり切れません。

はやぶさⅢ-1

お隣には津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン(?)」が入っています。全長は「はやぶさⅢ」が115m、「ブルードルフィン」が144mということで見た感じはそんなに変わらないように見えるんですが、総トン数はやぶさⅢ2,997t、ブルードルフィン8,850トンとブルードルフィンの方が2倍以上デカいんです。まぁはやぶさⅢの方がスレンダーでシュッとしている感じに対して、ブルードルフィンの方はちょっぴり大柄で太っちょって感じです。

ブルードルフィン(?)

いよいよ乗船、先ずは真ん中あたりに重そうなトラックが乗ります。作業をしている人の中でこのオジサンが一番偉そうな感じで各トラックに乗る順番を指示しています。見ていて感じたんですが、どうやらフェリーはどんどん積み込めばいいという訳ではなく載せる車の重量配分が大切な感じで、前後左右のバランスが取れるように総重量を考慮して載せる場所を調整しているようです。とういうことで乗用車の順番に、乗用車は軽いので4隅にオマケみたいな感じで載せられます。

青森フェリーターミナル-3
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船倉から階段で客室に、ワォッ、ピッカピカです。

はやぶさⅢ-2

まだ就航してから半年ちょっとということでどこもかしこも真新しいです。

はやぶさⅢ-3

当たり前ですが、電子レンジに給湯器、そしてゴミ箱もあります。

はやぶさⅢ-4

乗船者はそんなに多くなくて各部屋にパラパラって感じです。コンセントも部屋にいくつかついていまして、私も持っているポタ電の容量が少ないのでこの時間を利用して充電させて貰います。

はやぶさⅢ-5
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こっちが下北半島、先っぽの方が大間崎あたりですかね。

はやぶさⅢ-6

反対側は津軽半島のようです。

はやぶさⅢ-7


北海道上陸
函館山が、もう何度目かの光景なんですが、何度来ても胸がときめきます。12時10分定刻に函館港に接岸、いよいよ北海道に上陸です。

函館港

フェリーの扉が開くとゲートが開いた競争馬のように北の大地に飛び出していきます。先ずは箱館新道で大沼、森方面に向かいます。

函館市街
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13時過ぎ八雲に到着、ここでいつものように「八雲の湧水」で水の補給です。

八雲の湧水

少し走ったところのセコマで遅い昼食休憩です。

セイコーマート-1

セコマ今年もお世話になります、宜しくです。

セイコーマート-1

昨年までは100円パスタにおにぎりだったんですが、炭水化物多めということでおにぎりをサラダチキンに替えました。

パスタ&チキン
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順調に走り内陸に、いよいよ北海道らしい直線道路が多くなって来ます。不思議なんですが、前に何かいると追いつこうとするのは動物の本能なんでしょうか、私もついついアクセルを踏んでしまいます。で今年は「いかに上手に追い越されるか」というテーマにチャレンジです。もうそれなりの歳なんで競争からは離脱、早く走りたい方はどうぞお先へです。でも難しいのが追い越され方、2車線あるところはOKなんですが、1車線のところはのんびり走っていると後ろの車に迷惑が掛かります。バックミラーを見るといつの間にか渋滞の先頭になんてこともあります。うまい具合に膨らみや駐車帯みたいのがあればいいんですがこれもそうそういいタイミングでありません。ということで今回はその辺のところを含めていかに技術的に上手く追い越されるかを研究しながら走りたいと思っています。(ゆっくり走るのはいいんですがほかの車の邪魔になってはいけません。制限速度もありますが車の流れもありますので、難しいと思いますがその辺のバランスを考慮してということに……。)

国道5号線

そんなことを考えていたら羊蹄山が見えて来ました。あら~っ、今年は雲を被っています。磐梯山といい羊蹄山といい今年は山に嫌われているようです。

羊蹄山

16時過ぎ少し薄暗くなって来ましたので早めに食材のゲットです。ちょうど俱知安町にイオン系列のマックスバリューがありましたので立ち寄ります。もちろん氷もゲットです。これでどこで車中泊してもOK、今日は行けるところまで行こうと思っています。

マックスバリュー

倶知安から赤井川村へそして毛無峠を下って小樽の市街地に、ここから混雑している5号線を走り途中左折して石狩市に進みます。そして海沿いの国道231号線を走り、19時前に道の駅厚田に到着です。

道の駅厚田-1
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あたりは真っ暗、ここには第1、第2、第3と三つの駐車場がありまして、いつもの高台にある第2駐車場に向かうと誰もいません。第1駐車場の方は5~6台って感じ、誰もいないんで下の方に戻ろうかなと思ったんですがまぁ大丈夫でしょう。ということで暗い中で車中泊のセッティングです。

道の駅厚田-2

手早くうどんで夕食を済ませ寝袋に潜り込みます。サーッサーッという風の音が聞こえ、周辺の林からカサカサっていうような音がします。ちょっぴり不安が、でもドライブの疲れの方が勝ってるようで瞼が重くなって来ました。そんな北海道第一夜の道の駅厚田の夜が静かに更けて行きました。



3日目 「青森フェリーターミナル」 ⇒「道の駅厚田」 313km  計 996㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK
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北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK

2024-11-03 | 

2024年9月30日(日) 曇り 「道の駅十文字」 4時30分 外気温 16.0度 車内気温 20.0度
 寝るときは暑くて寝苦しかったんですが朝はちょっぴり冷んやり、寝袋1枚で全然OKです。早めに寝たことに加えて旅が始まった興奮もあり3時ぐらいから目が覚めていたんですが、体力回復のため起きないで寝袋の中でモゾモゾしていました。車中泊旅のルーティン、いつものコーヒー&ホットサンドをのんびり作り朝食です。昨日頑張って距離を稼ぎましたので今日は一日かけて青森まで着けばOK、余裕です。ゆっくり目の6時50分に出発です。..

道の駅十文字
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通勤ラッシュの国道13号を30分ほど走ると国道105号との交差点に、ここを右折、角館方面に向かいます。

案内板


「角 館 駅」
 角館市内に入り案内板に「角館駅」の文字が、思わずハンドルを切ってしまいました。ここはずいぶんと前にJRを使った旅で訪れました。あのころと比べると大分キレイになった感じです。でも朝8時なんですがあまり人影がありません。通勤通学時間帯が一段落した時間なんでしょうか?

JR角館駅

で、私が見たかったのはこっち、秋田内陸縦貫鉄道の角館駅、こちらもキレイになってますねぇ。以前に秋田内陸縦貫鉄道は角館駅と鷹ノ巣駅からそれぞれ一度乗っていまして、特に冬がオススメです。

秋田内陸縦貫鉄道角館駅
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角館市街を抜けると一気に車も少なくなりのどかな田園風景が拡がります。

国道105号


「星の降る駅」
 山間の道に入り右に左に走っていると少し開けたところにでました。真ん中付近に川が流れていてその左右に田んぼが拡がっていて、その田んぼの中にポツンと駅が見えます。私は無人駅といいますか人があまりいない駅が好きで、この秋田内陸縦貫鉄道も以前に比立内駅、左通駅などに立ち寄っています。ここ国道105号は何度となく走っているんですがこの駅は気づきませんでした。スピードを緩めてよく見ると車で行けそう、田んぼの中の砂利道を進むと駅に到着です。

上桧木内駅-1

駅は一段高いところにあり、ホームに上ってみると可愛らしい駅舎が、秋田内陸線 上桧木内駅「星の降る駅」とあります。

上桧木内駅-2

駅の両側に線路がありますのでここで上下線が交換する駅のようで、秋田内陸縦貫鉄道の無人駅の中でも比較的大きな駅のようです。時刻表を見てみるとざっくり上下線併せて1時間~2時間に1本って感じです。ここで列車が来たら絵になるのになぁなどと思いながら車に戻りかけていた時、突然山陰からガタンゴトンと音が、うぇっ本当に列車が来ちゃいました。

上桧木内駅-2
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慌てて車から一眼レフを取り出し構えます。何とか間に合いましたが構図も何も考える暇はなくただただシャッターオンです。

叉鬼号-1

何か書いてあります、「叉鬼(AKITA MATAGIGO)」と読めます。そういえばこの先の「阿仁」はマタギの里です。

叉鬼号-2

列車が停まります。誰も降りません、誰も乗りません。

叉鬼号-3

しばしの静寂の時が過ぎ、その後列車はゆっくりと駅を出て行きます。

叉鬼号-4
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私は手を振る訳でもなくただただカメラを構えて見送ります。

叉鬼号-5

何だかいい感じ、ふと「旅愁」という言葉が頭をよぎりました。

叉鬼号-6

土手のコスモスが揺れています。

コスモス-1

「星の降る駅」、そうかこの駅の一番いい時間帯はキーンと晴れ渡った夜なんだ、たぶん夜空からたくさんの星が降り注いで来るんだろうなと独りごちです。いつかそんなタイミングでもう一度立ち寄りたいなと思いながら車に戻ります。でも本当に列車が来るなんて想定外、ビックリです。(なお私は鉄道は好きですが「鉄ちゃん」ではありません。)

コスモス-2
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そんなこんなでひと山越えるとマタギの里道の駅「あに」に、でもここは前回寄りましたので通過です。

道の駅「あに」

鷹ノ巣で自動車専用道路に乗り大館までビューンとワープです。(間違って一つ手前の国道285号に乗ってしまいUターンして戻って来たのはここだけの話です。)

鷹巣大館道路


道の駅やたて峠
 大館市から国道7号でしばらく走ると県境の峠に道の駅「やたて峠」があります。

道の駅やたて峠-1

ここもともとは以前に雇用促進事業団が建て県が運営していた公共の宿「大館矢立ハイツ」、その後大館市に払い下げられ現在道の駅やたて峠の施設のひとつとして活用されています。

道の駅やたて峠-2
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ここは宿泊したことはありませんが、お風呂の方は何度も利用させて頂いています。

道の駅やたて峠-3

この国道7号線沿いには温泉がいくつかあるんですが、早朝から営業している所が多くあります。ここも朝7時から営業、ということでなるべく早く来てゆっくりしたかったんですが、時計を見ると10時30分になってしまいました。

道の駅やたて峠-4

入浴料金は450円、ちょっぴり値上げしたようです。でも関東エリアあたりの日帰り温泉と比較するとお安めです。

道の駅やたて峠

温泉は、天然源泉掛け流しの完全天然温泉(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)、色はまっ茶色、湯舟の底が見えません。何度か来ているんですがずうっと「かぐやの湯」、「天空の湯」は今回初めてです。

道の駅やたて峠-5
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「天空の湯」は、屋上に杉かもしくは檜で作った露天風呂でした。空が抜けていて解放感抜群、昼も良い感じですが夜空はもっといいかもです。一時間ほど入って昨日からの運転の疲れを癒しました。風呂上りはお決まりのコーヒー牛乳です。

コーヒー牛乳


道の駅いかりがせき
 峠を越えると青森県、そして峠を下ったところにある道の駅いかりがせきに立ち寄ります。

道の駅いかりがせき-1

国道7号線の直ぐ脇、そして東北道碇ヶ関ICのそばということ、そして温泉もありますのでいつも賑わっています。

道の駅いかりがせき-2

私の目的はこれ、リンゴです。

リンゴ-1
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ここに来るまでに道の駅あさひまちや道の駅十文字などいくつかリンゴが売っていましたが、ここが一番安いです。トキが1個70円、きおうが1個100円だったかな、これで旅の野菜不足を多少補うつもりです。(後でもっと買っておけばと後悔です。この先も1個100円ぐらいで買えるかなと思っていたら、その後そんなリンゴは一つもありませんでした。)

リンゴ-2


 青森市内に入ると混雑して面倒なので途中の浪岡で食材の買い物です。ここはイオン系のスーパー「BIG」、なぜイオン系に立ち寄るかと言えば「氷」のサービスが充実しているからなんです。私の車はクーラーボックスだけで冷蔵庫がありません。ということで氷が必須なんです。で今回工夫しましてアルミフィルムのランチボックスにこれも100均のアルミのランチボックスを二重にして、これに氷を入れるとギリ2日持ちます。これでこの旅をしのいでいこうと思っています。

スーパー「BIG」

私の車年式は古いんですがハイブリッドに加えて小さいんで結構走り、ここまで自宅から青森まで無給油で走って来ました。ということでガソリン補給、ここで悩まされるのがガソリンの値段表示、まぁまぁの値段であれば全然OKなんですが、これがまぁ表示の基準がバラバラなんですよ。まぁよく見ればわかるんですが、車で走っている訳ですからそうもいかない時があります。例えばここレギュラー161円の表示なんですがよく見ると会員価格です。

ガソリン価格-1

こっちはレギュラー162円なんですが、現金価格です。結果として私はこっちの方が安いんです。ガソリン価格、これにプリペード価格などがあってあまりユーザーに優しい表示にはなってませんね。(何とかならないもんでしょうか。)

ガソリン価格-2
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青森フェリーターミナル
 そんなこんながありまして16時40分、青森フェリーターミナルに到着、青函フェリーが西日に赤く染まっています。

青森FT-1

私が乗るのは青函フェリーなんですが、これは津軽海峡フェリーの船、これも一度乗ってみたいですね。

青森FT-2

予約したのは明日の8時10分発のフェリー、ちーと早く到着してしまいました。たぶん交渉すれば今からの船に空きがあれば乗船の変更は可能だと思われます。でもまぁ急ぐ旅ではありませんのでここのんびり車中泊させて貰いましょう。

青森FT-3

いい感じの角地に駐車スペースを確保、ここを車中泊地とさせて頂きます。早めに車中泊の準備を整え車の中に潜り込みます。時々出港のブゥオッ~という汽笛の音が聞こえてきます。そんな青森フェリーターミナルの夜が静かに更けて行きました。


2日目 「道の駅十文字」 ⇒「青森フェリーターミナル」 260km  計 683㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発
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北海道車中泊旅(2024年)東北の紅葉を見ながら自宅へ

2024-10-31 | 

2024年10月27日(日) 曇り時々晴れ
 早朝4時30分の出港ということで3時に起床、3時30分すぎに乗船手続きを済ませ4時前ぐらいに待機列に並びます。一番乗りかなと思ったら既に一台います。早朝の時間ということで乗船する車が少なく乗用車が10数台、トラックの方は5~6台って感じです。以外に徒歩での乗船の方が多く、10数人いました。

青函フェリー
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津軽海峡は波も穏やかであっという間に青森港に、埠頭にはほぼほぼ定刻の着岸です。

青森FT

青森からは国道7号線を南下、弘前、大鰐を経て10時少し前に道の駅いかりがせきに到着、わざわざ早朝のフェリーに乗ったのは午前中にこの道の駅に来たかったからなんです。

道の駅いかりがせき

そして目的はこれリンゴ、人気があって午後になると商品が少なくなってしまうことが多いからです。お土産に2袋ほど購入です。

リンゴ
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ここから右に行くか、左に行くかで悩んだんですが、左に行くことにします。山間のくねくねいた道を進み鹿角市に、ここでコインランドリーで最後の洗濯、そしてスーパーで食材をゲット、大湯地区の「いずみの湯」というところで汗を流し、すぐ近くの道の駅おおゆに到着です。道の駅は昼間は結構賑わっていますが、夕方になると大分少なくなります。

道の駅おおゆ-1

夜中にはこんな感じ、ここは少し入ったところにあるせいか静か、そしてwifiも飛んでいて車中泊にはいいところということで、何度か利用させて貰っています。衆院選挙結果速報をYouTubeで見ていたんですが、いつの間にか寝てしまったようです。

道の駅おおゆ-2


2024年10月28日(月) 雨のち曇り
 朝起きたら雨、見逃した選挙速報を見ながら9時過ぎぐらいまで車内でのんびりです。9時30分ごろには雨が小雨になって来たので出発、さてここも右に行くか左に行くか、右は「八幡平」方面、左は盛岡方面に、右です。しばらく走って山中に入ると雨なんですがあたりが紅葉でほのかに明るいです。

八幡平-1
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今は紅葉のピークは過ぎた感じなんですが、さすが八幡平という光景が続きます。

八幡平-2

途中休憩で訪れた玉川ダム、良い感じです。

玉川ダム

そしてこの先でまた右か左か、右に行けば角館、左は盛岡方面、左に進み道の駅雫石で昼食、ここから「ほっと湯田」に、そして横手市の道の駅十文字で休憩です。

ほっと湯田
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ここからは来る時に来た道を戻ります。無料の自動車専用道路を乗り継いで山形県に、新庄からこれも無料の東北中央自動車道でに、17時過ぎに道の駅あさひまちに到着です。

国道13号

道の駅の直売所終わりかなと思ったら18時までですよということで、ここでもリンゴをゲットです。頑張ればもう少し進めたんですが、暗くなってからの運転は危ないので今日はここで車中泊させて頂きます。

道の駅あさひまち-1


2024年10月29日(火) 雨のち曇り
最上川が近くに流れているせいか、早朝の道の駅は霧に包まれています。アイドリング音を響かせていたトラック達も霧に中です。

道の駅あさひまち-2
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8時ごろ霧が薄くなって来たので出発、少し走った白鷹町の山裾にはまだモヤっぽいのが残っています。あの下には最上川が流れています。

白鷹町あたり

道の駅田沢で休憩、大峠を抜けて福島県に、そして10時すぎにいつもの道の駅道の駅あいづ湯川・会津坂下に到着です。

道の駅あいづ湯川・会津坂下

第2駐車場から磐梯山をパチリ、今日は磐梯山クッキリ、スッキリです。

磐梯山
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東北新幹線、東北道、国道4号を横切り、しばらく走ると案内板に水戸の文字が、ここからあと少しです。

案内板

15時前に何とか無事帰宅、今日は布団で寝られます。

(駆け足の速報版はこれで終了、少し整理したら毎年書いている本編を書こうと思っています。ダブルところはあると思いますが、そこは読み飛ばして貰えればと思います。)
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北海道車中泊旅(2024年)鵡川から長万部そして木古内へ

2024-10-28 | 

2024年10月21日(月) 曇り時々晴れ
 私の旅のメインの目的は探石、従ってどうしても行程が天気に左右されます。川で探石をする場合雨が降りますと2~3日出来なくなります。天気予報を見ると明後日がそこそこの雨予想、予定では1週間ほどかけて道南で探石を予定していたんですがこれがち~とヤバイ雰囲気、ということで急遽今日明日で予定していたところを取り敢えず廻ってしまおうと決断しました。..
 5時45分道の駅むかわ出発、夜明の苫小牧、早朝の室蘭を走って内浦湾に、そして長万部には9時過ぎに到着です。長万部のセブンで休憩のコーヒータイム、その後いつも行っている川でメノウの探石です。狙いは紫色のアメジスト崩れかもしくはオレンジメノウ、う~ん、ありません、場所移動です。上流のポイントをチェック、ここもダメ、仕方ないので山の反対側に、ここもなかったんですが埋もれた砂の中でまぁまぁの1個を発見、これだけでした。気落ちして近くの温泉で汗を流します。
 ここでのいつもの車中泊地は道の駅「くろまつない」なんですが、今年はどうしてもチェックしておきたい道の駅ありましてそこに向かいます。..
 
道の駅ルスツ-1
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夕方16時過ぎに道の駅ルスツに到着、気になっていた裏側のキャンプ場、公園駐車場をチェック、この駐車場で車中泊しようと予定していたんですが、だれ~もいません。仕方ないので道の駅駐車場で車中泊です。(今日はバタバタしていたので写真撮り忘れです)

道の駅ルスツ-2

2024年10月22日(火) 曇り
 車が停まっていないところということで国道側に駐車これが失敗、国道230号はトラック街道のようで夜中もゴウーッというトラックの通過音が響いていました。
そんなこんながありましたが、早朝6時30分に道の駅ルスツ出発、今日も大移動です。

道の駅ルスツ-3

再度内浦湾に出て長万部、森を通過して函館に、そこから無料の函館江差道で木古内にワープ、目的の川には11時ごろに到着です。
この川はちょこっと怖いんですよ、昨年この川の上流で大学生が羆に襲われ亡くなっているんです。まぁここは大分下流で比較的道路に近いところなんで大丈夫だとは思うんですが、なにぶん一人なんで……。小一時間でなんとか1個ゲット、引き上げます。これで一通り予定していた探石は終了、後は増水の度合いを見て考えましょう。

某河川
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早めに道の駅「きこない」に到着、今年もお世話になります。

道の駅きこない-1

2024年10月23日(水) 雨
 明け方は降ってなかったんですが、8時ぐらいから予報通り降ってきました。結構な勢いで振っています。こういう日はどうしようもありませんので温泉です。

道の駅きこない-2

毎年お世話になっている北島三郎さんの生まれ故郷知内町の「こもれび温泉」、あらっ~工事中みたいで休館、残念です。

こもれび温泉
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仕方ないので山中にある「知内温泉」に向かいます。こっちの方が風情があってお湯もまっ茶色でい感じなんですが、入浴料が800円、旅人にはち~とお高めです。

知内温泉

その後道の駅「きこない」に戻り、窮屈な車中でブログUP作業です。どうやら今日は一日雨模様、雨音を聞きながらネットで衆院選挙特番でも見ることにしましょう。
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