バシャバシャ
10月31日（木） 14時30分
所用で休暇を取ったものの昼過ぎに用事が済んでしまったので、そろそろ久慈川に
遡上しているはずの「鮭」を見に行くことにしました。
「鮭1」
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場所は、大子町上小川の久慈川と大沢川との出合いです。
平日のＲ118は、車も少なく上小川まで快適なドライブとなりました。
Ｒ１１８からＪＲ上小川駅方面に入り、上小川郵便局のＴ字路を大沢、栃原方面に
左折します。
左折してから300ｍぐらいで久慈川に架かる「上小川大橋」に出ますので、橋を渡り
切って直ぐの左側の駐車スペースに車を停めます。
駐車スペースの下に大沢川が流れていて、橋のたもとで久慈川に注いでいます。
「鮭2」
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「鮭3」
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50ｍほど上流に行くと大沢川に橋がかかっています。
（橋の名前なんか気にしていなかったんですが、今回なぜか気になって草に隠れた
欄干見ると「横石橋」とありました。）
この橋の上から10ｍぐらい下の川面も見ると、居ました居ました70～80ｃｍの鮭が
たくさんいます。
あちらこちらでバシャバシャやっています。
上から眺めていると、20～30匹ぐらいはいるでしょうか。
予想以上の光景が拡がっていました。
「鮭4」
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以前のコンデジＣＸ4ではとても撮影することはできませんでしたが、今回はＤ7000と
200ｍｍズームレンズがあります。
それでも山あいの15時近くで曇り空でしたので映りはいまいちでしたが、何とか写真
に収めることが出来ました。
そして、橋の反対側から河原に下りられますので、そこから河原に下りてみました。
「土手の柿の木」
河原からあらためて水面を見てみると、上からは見えなかった水中にもたくさんの
鮭が泳いでいるのが確認できました。
橋の下から上流の方を見ると、川床がきれいに平らに手入れされています。
いつもの川幅は4～5ｍなんですが、岸から岸まで丁寧に平らにならされていて川幅
１０ｍぐらいの浅瀬が拡がっています。
水深は１０㎝～２０ｃｍぐらい、場所によっては鮭の体が半分以上水面に飛び出して
しまうところもあります。
どうやら鮭の産卵床確保のため、誰かが重機などで川床を平らにしたようです。
そのおかげで、鮭の数が例年より多く集まっている感じです。
「鮭5」
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長靴を履いてきましたので、そうーっと鮭の邪魔にならないように岸の方から川に
入ってみました。
水に入った時はさすがに気付いたようですが、じーっとしていると元の場所に戻っ
てきました。
産卵床を作っているのか、産卵後の卵を小砂利で覆っているのかあちらこちらで
何匹もの鮭が体を横向きにして川床をバシャバシャ叩いています。
こんな光景は、北海道の知床あたりでしか見られないと思っていたのですが、地元で
見ることが出来て感激です。
過疎化が進む茨城県北部ですが、その分自然は確実に豊かになっているみたいです。
「鮭6」
距離3ｍぐらい
目の前に鮭がいます。
手を伸ばせば届きそうです。
シャッターチャンス
カメラを構えシャッターを押します。
でも、難しいです。
水面の鮭を横から撮るのは。
何枚か撮りましたが、水面が反射してしまい上手く撮れてません。
鮭の邪魔をしても何なんで、そうーっと上がることにしました。
「鮭7」
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「鮭」の命の営み、見ていて飽きません。
再び橋の上から、じーっと見ていました。
不思議です。
「川岸のけやき」
鮭の遡上とともに、茨城県北部「奥久慈」の秋は深まっていきます。
あと10日もすると山々が真っ赤に染まるでしょう。
その前にもう一度、今度は光がたっぷりの午前中に鮭を見に来てみようかな！
次回に、つづく。
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幾多の困難辛苦を乗り越え、母なる久慈川に戻ってきて次なる命をと懸命に産卵場所と交尾の一瞬のチャンスを求め遡上する鮭達！
一方、下流では監視員の目を盗み、密漁の横行が頻発している。なす術もなく突然陸に釣り上げられる鮭達。これが現実！ほんの一握りの大沢橋付近まで辿りついたエリート鮭達。愛おしく、憐れみ、諸行無常を感じるブログであります。これからもナイスショットをU+203C
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「諸行無常」とか「もののあわれ」とかそんな高尚な事は考えていませんが、良い物や素敵な事に出会った時に感動、感激する気持ちは持っていたいと思っています。
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