田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊の旅-11(2018年秋)

2018-11-12 | 
知床周遊
10月 5日(金)5時30分起床 晴れ時々曇り
「道の駅 パパスランドさっつる」は、朝、車から外に出ると目の前に斜里岳が迎えてくれます。これがまぁ日によって時間によっていろいろな表情で迎えてくれ何ともいい感じなんです。今日も山肌を青々と輝かせて迎えてくれました。いつもはここから知床方面を廻るんですが何度も行っていますので今回はパスしようかなと考えていました。でも天気が良さそうなんで急遽予定変更、一廻りして来ることにしました。

「斜里岳」-1
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ということで出発前にトイレに行くとこんな張り紙が、あちゃーこれは行けませんね。張り紙までするということは余程ひどかったんでしょうね,私もコーヒー&ホットサンドで朝食を食べますが、大体車内で作り食べることにしています。車中泊もそれ自体どうかなと問う人もいますのでなるべく隅っこの邪魔にならないところでと心がけています。道の駅のメインはひと時の休憩をとる場所かなと思っていますので……。

「道の駅 パパスランドさっつる」-1

7時30分知床に向けて出発、清里から斜里そしてオホーツクの海沿いの道を走るとずう~っと「斜里岳」がくっついて来ます。そしてついつい写真を撮ってしまうんですよね。朝日を浴びてまた色が変わって来ました。

「斜里岳」-2
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そしてこういうのがついつい気になっちゃいます。大きなトラクタが何かを引っ張ていますね、どうやら後ろの機械でじゃがいもを収穫しているようです。そうですよね、こんな大きな畑ですので手で収穫していたら大変です。でもいくらぐらいするんだろうなぁ、やっぱり相当するんでしょうね。

「トラクタ」

私の旅は「観光成分ほとんどゼロ」ですので滅多にいわゆる観光地と呼ばれる場所には寄りません。知床もいつもはウトロからどこにも寄らず知床峠を通り羅臼まで行ってしまうんですが、今日はハンドルを「知床五湖」方面に切ってしまいました。

「知床五湖」-1

随分と知床は訪れていますが「知床五湖」方面は一度も入ったことがありません、まぁTVなんかで見ていますしね。でも今日は少し時間もありましたので一回ぐらいはいいかなと思い行ってみることにしました。やっぱり皆さんがこぞって行くだけあって右も左も絶景が拡がっていますね。

「知床五湖」-2
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そして駐車場、げぇっ、料金かかるんですねぇ、500円!

「知床五湖」-3

実は知床五湖に来ましたが木道トレッキングなんかするつもりは全くありません、雰囲気だけ味わって直ぐにUターンするつもりでした。

「知床五湖」-4

う~ん、係員に「直ぐ戻るんですが、料金かかるんですか?」「5分だけなら料金お返しします」ということでした。素早くトイレだけ済まして先ほどの係員のところに「戻りますので」「判りましたチョットお待ちください」。でもここで考えました何度も何度もお世話になっている知床ですので500円は寄付していこうかなと、係り員の方に「あっ料金は結構です、寄付して行きますよ」と伝えました。すると係員の方が「そうですか、ありがとうございます、知床のために大切に使わせて頂きます」と言ってくれました。どうでもいい会話だったんですが、何かそう言われるとちょっぴり気持ち良かったです。

「知床五湖」-5

知床連山が綺麗でした、これは方角と山の形からして硫黄山かな?(違っていたらゴメンナサイ)

「硫黄山?」
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いつもと違う角度からの羅臼岳も新鮮です。

「羅臼岳」-1

そして知床峠、こっちはいつもの羅臼岳です。

「羅臼岳」-2

そして海上には国後島が悠々と横たわっています。

「国後島」-1

天気が良くて空気が澄んでいるせいでしょうか、北方領土が近いですねぇ。

「国後島」-2
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いつもはこの後「熊の湯」に寄って行くんですが今日はパス、いつもの場所に直行です。

「オッカバケ川」-1

オッカバケ川河口、石がゴロゴロしています。台風の後なんで転石があるかなぁと期待していたんですが、ありませんねぇ,残念。

「オッカバケ川」-2

一度海に出たヤツがまた打ち上げられることもありますので河口から少し離れたところを探索、やっぱりありました、赤ですねぇ。

「オッカバケ川」-3

この場所は数は余り見つからないんですが、たまにきれいなヤツに巡り合えます。ちょっと小さいけど模様がいいかな、「オッカバケイエロー」とでも名付けましょうか。

「オッカバケ川」-4
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珍しく白い石がありました。これも小さいです、3~4cmぐらい、メノウかな石英かな。

「オッカバケ川」-5

そして探索していて気づいたんですが、この海岸「石」が波に揺さぶられこすれて鳴くんですよ、ゴロゴロゴロッ、ゴロゴロゴロッ、ゴロゴロゴロッて,それもかなり大きい音で、じっと見ていると引き込まれそうでかなりの迫力です。「鳴き砂」は聞いたことがありますが「鳴き石」は初めてです。

「オッカバケ川」-6

羅臼のセイコマで昼飯を買い、次のポイントに向かいます。羅臼の道の駅を過ぎてしばらく行くと小さな川があります。以前から目を付けていたんですが市街地の中にあるんで中々駐車するところが見つけられず探索を断念していました。今回は何とか駐車スペースを発見、やっと探索することが出来ました。

「小さい川」-1

川に入ると魚がバシャバシャ音を立てて逃げて行きました、マスですかねぇ。それにしても水が綺麗、水中にハッキリと赤い石が見えます。

「小さい川」-2
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全部赤、小さくてそんなにいい石とは言えませんが、事前に資料で調べた石を現場で見つけられたのはいい気持ちです、満足。

「小さい川」-1

ふと後ろをふり帰ると羅臼岳が、また違う顔の羅臼岳、ここでセイコマで買った100円パスタとおにぎりで昼食です。

「羅臼岳」-3

海岸沿いを標津方面に進み羅臼を後にしました。途中チェックしようと思った川もあったんですが、河口には例によって鮭釣りの竿が立ってましたのでやめました。そしてやってきたのがここ「忠類川」です。

「忠類川」-1

ここも以前から探索したかった川の一つなんですがなかなか下りるところが見つからずう~っと断念していました。今回橋の上を走っていて川原に釣り人発見、そして橋のたもとに釣り人の車が、ここから降りられそうです。行ってみると藪の中に道がそして降り口発見、早速川原に下りてみました。

「忠類川」-2
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かなり大きな川で川原も広く石がゴロゴロしています。

「忠類川」-3

短時間でしたのでいい石は見つかりませんでしたが、それでもそれらしき石を2つ~3つ見つけました。探索していて感じたんですがじっくり探せばこの川いい石がありそうです。何となくそんな雰囲気が漂っていました。次回は時間を作って探索することにしましょう。

「忠類川」-4

釣り人が戻ってきましたので「羆」情報を、この時期はまだ大丈夫とのことでしたが、今月の3~4週ぐらいになると「鮭」が遡上、それを狙ってこの辺でも川原に羆が時々出没、注意した方がいいですよとのことでした。やっぱ注意しなきゃ行けないんですねぇ。

「忠類川」-5

3ヵ所川を探索して汗をかきましたんでお風呂ですねぇ、日帰り温泉は標津、中標津にあるんですが今日は別なところに行きます。忠類川からR244を斜里方面に、この忠類川の近くにも秘湯「川北温泉」や「薫別温泉」があるんですがいずれもダートを結構走らなければなりませんのでパスです。真っすぐ進み根北峠を下って入口の目印を探します。何かありましたこれですかねぇ、目印の白いドラム缶、白い? 白くねぇ。
(薫別温泉は林道を走りさらに羆の生息地を徒歩で4~5km歩くと川の周囲に50~60度の温泉が湧き出しているそうです。秘湯中の秘湯らしいですので興味のある方はどうぞ、私は行きません)

「越川温泉」-1
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100mほど行くとありました、越川温泉。

「越川温泉」-1

手作り感たっぷりの建物、ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1

先客がいるようですが、受付も何もありません。ドアを開けるとドラム缶を1/3ぐらいに切ってコンクリートで固めてある料金箱が、200円を入れます。ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1

その先にはリサイクルしたようなイスが並ぶ休憩スペースが、その奥が脱衣所、ロッカーも何もありません。脱衣かごが3~4つあるだけです、ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1
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湯船と洗い場はむき出しのコンクリート、湯船にはお湯がドバドバ注がれ、注がれた分湯船から洗い場にお湯がドバドバ溢れています。かけ流しもかけ流し、お湯が溢れるところが変色しています。ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1

そしてお風呂に、これが熱い、熱い、クソ熱いんです。仕方ないんで桶で何度も掛け湯を、それでもダメです、火傷しそうに熱いんです。その様子を見ていた先客のおじいさんが見るに見かねてホースのコックの栓を廻してくれました。常時手前の洗い場に水が流れていてコックの栓をひねると湯船に水が行く仕掛けですね(初めての人はたぶん判らないと思います)。流しっぱなしですからこれ水道の水ではありませんねぇ、たぶん沢の水。ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1

おじいさんにお礼を言いお話でもと声をかけると全然無視、通じません。するととなりから女の人の声が「スミマセ~ン、おじいさん耳が遠いんですよ」「判りました」。混浴ではないですが薄い板の仕切りだけです。ワイルドですねぇ。

「越川温泉」-1

そのあと程なくおじいさんと娘さんらしき人は出て行って貸し切りになってしまいました。しばらく一人で出たり入ったりを繰り返し越川温泉を堪能させて頂きました。「熊の湯」もいいですがここもなかなかです。真冬はちょうどいい感じの湯加減でいいかもです。温泉の分析書も壁に貼ってありました。
※ 越川温泉 源泉温度 50.9度 かけ流し 泉質⇒ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉) ph7.0 湧出量 450リットル/分 お肌ツルツル体ポカポカ温泉

「越川温泉」-1
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ということでまた戻って来てしまいました「道の駅 パパスランドさっつる」。

「道の駅 パパスランドさっつる」-1

同じ道の駅で連泊することは滅多にないんですが、ここは何故か来ちゃいますねぇ。

「道の駅 パパスランドさっつる」-2

今日は越川温泉に入りましたんで道の駅の温泉には入らずそのまま車中泊の準備です。途中で買って来たコンビニ弁当を食べ寝袋に入り文庫本を拡げました。何か体がポカポカ、温泉のせいみたい、今日は毛布いりません。いつものように静かな札弦の夜が更けていきました。

11日目の走行距離 225km(道の駅 道の駅 パパスランドさっつる ⇒ 道の駅 道の駅 パパスランドさっつる) 累積走行距離 3,049km

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