最初は「花笠」、淡い紅色をした大輪の八重桜、「塊」状に咲きあたかも花笠のようです。....
花笠‐1
次は「関山(かんざん)」、ちょっと赤味の強い桜、葉っぱが同時に開くのが特徴のようです。
関山‐1
八重桜といえば関山と言われる定番の八重桜、花が小さくて垂れ下がらない大輪の花でやや遅咲きの桜です。
関山‐2
3番目は「松月(しょうげつ)」、こちらは先ほどのとは逆に長い枝の先で垂れて咲く八重桜。
松月‐1
淡い白とピンクが何とも言えない清楚感を漂わせている桜です。
松月‐2
4番目は「一葉(いちよう)」、咲き始めはピンク色徐々に白色に変わります。
一葉‐1
開花時期も比較的早く、花と同時に葉っぱも出る桜です。
一葉‐2
5番目は「紅豊(べにゆたか)」、北海道の松前町で松前早咲と龍雲院紅八重を交配したサクラだそうです。
紅豊‐1
花は淡い紅色で八重咲きの大輪の花で、いい香りの花です。
紅豊‐2
6番目は「普賢象(ふげんぞう)」、室町時代からある古い里桜です。
普賢象‐1
名前の由来は、花の中央の雌しべの先端が曲がっていて普賢菩薩の乗る白象の鼻に似ているためだそう…、???。
普賢象‐2
7番目は「鬱金(ウコン)」、桜としては珍しい黄緑色の花、有名な桜です。
鬱金‐1
花が咲き進んででいくと紅色を帯びて来ます。
鬱金‐2
8番目は「梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)」、新潟県阿賀野市梅護寺の桜、国の天然記念物だそうです。
梅護寺数珠掛桜‐1
親鸞聖人が手にした数珠を路傍の桜の枝にかけ仏法を説いたところ、数珠のように花がつながり垂れ下がって咲くようになったとの言い伝えがある桜。
梅護寺数珠掛桜‐2
9番目は「白妙」、大島桜系の里桜です。
白妙‐1
やや淡いピンクの色を帯びた蕾と白い花のコントラストが可愛く、清楚な印象を受ける桜です
白妙‐2
最後は「仙台屋桜(センダイヤザクラ)」、この先に続く堤の桜並木を彩っている桜です。
仙台屋桜‐1
「仙台屋桜」という名前からてっきり宮城県の桜かなと思ったんですが、何と高知県の桜、高知市内の仙台屋という店の庭に植えられていた桜で牧野富太郎博士が命名をした桜だそうです。
仙台屋桜‐2
ここ辰ノ口親水公園の桜の名前なんですが、以前は1本1本に名札が掛けられていたんですが、今残っているのは「紅豊」と「普賢象」の二つだけです。ということでこの二つは間違いないんですが、残りは3~4年前に撮った名前の案内書きを見て書いていますので、間違ったらゴメンナサイです。
八重桜の名称
名前の案内書きには10番目に「御衣黄(ぎょいこう)」とあるんですが、いくら探してもそれらしき桜はありませんでした。ということで10番目に並木の「仙台屋桜」を入れました。見落としたのかなぁ……、鬱金(ウコン)より緑色が濃い桜なんで見落とすはずがないんですが、ちょっぴり不思議です。
それにしても1カ所で10種類の桜がみられる「辰ノ口親水公園」、決して設備の整った広い公園ではありませんが、見どころのあるいいところです。
(ゴールデンウィークで道の駅「常陸大宮~かわプラザ~」当たりにお越しの節は、久慈川の反対側ですのでお立ち寄りオススメします。ただしゴールデンウイークまで桜が咲いているかどうかは保証の限りではありませ~ん。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます