「「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」」
私はゴルフが好きなんですがあまり上手な方ではありません、調子がスゴ~ク良い時で80台、通常95~100って感じです。ショットはそこそこなんですが、パターが全く宜しくありません、3パットは日常茶飯事4パットもちょこちょこという有様で、もう少し入ってくれればといつも奥歯をキリキリ噛んでゴルフ場を後にしています。(ヘタの横好き、レバタラゴルフの典型ですね!)
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」4位、「生き方」3位あたりで~す。緑と青のバナーを1日1回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま~す。)
もちろん自分の技量のなさは痛感しているんですが、それでもパターが入らないのを自分のせいにするのはシャクなのでいつも道具のせいにすることにしています。
そんな中、最近また入らなくなって来ましたので気分転換も兼ねてパターを取り替えて見ようかなとヤフオクをウロウロと物色していました。
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
人気のオデッセイあたりを見ていてたまたま「ウィルソンTPA18」を出品されている方のところに辿り着きました。ヤフオクの場合通常ゴルフ用品などを出品されている方はゴルフ用品関係の品物だけを並べて出品される方が多いんですが、この方はレコードやら写真集の間にパターを出品されていました。
少し気になって調べてみると、引っ越しのための所有品の整理出品ということでした。出品されていたのは、「ウィルソンTPA18」、「ウィルソン8813」、「ウィルソン8802」、「マクレガーMESⅣ」、それとたしかメーカーは忘れましたが「ブルズアイ」が1本で計5本だったように記憶しています。
「ウィルソン8802」
特に目を引いたのは「ウィルソン8802」と「ウィルソン8813」でした。
30数年前にゴルフを始めたころはブランド物などは高嶺の花でとても手が出せず、ウィルソンのパターなどはあこがれの逸品で夢のまた夢って感じでした。ということで出来ればウィルソン3本とも落札したいなぁと思ってしまいました。
「ウィルソン8813」
オークションはまずは「ウィルソンTPA18」が最初でしたが落札できませんでした。ラスト1分で入札、通常自動延長で入札時間が5分延びるんですが、延長にならずそのまま終了してしまいました? 商品の情報ページを良~く見てみると「自動延長なし」でした。
アチャー!
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
でもこれがある意味ラッキーでした。これからの「ウィルソン8802」「ウィルソン8813」のオークションも「自動延長なし」、そう「一発勝負」です。自動延長ですと品物の欲しい人の叩き合いが延々と続きますが、「一発勝負」は一番高い値段を入札した人の勝ちです。
「自動延長なし」はめったにありません。落札できなかった「ウィルソンTPA18」がこれを気づかせてくれました、このパターも欲しかったんですがある意味このパターに感謝です。
ということで、入札価格をいくらにするのか?、これが問題です。
「ウィルソン8802」「ウィルソン8813」はいずれもオールドパターの名品で、すなわち偽物、類似品、レプリカ、復刻版などなどありとあらゆるものが出回っているシロモノです。まぁ、銭失いになる確率も低くありません。さてさてどうしましょうか?
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
決め手はこのボアのパターカバー、ネットで調べてみるとこのパターカバーがついているのはそんなに多くはありませんでしたのでこれは行けるのではと判断しました。またそれ以外にも出品者が入札者の質問に丁寧に答えているところ、通常記載がない自己紹介欄に詳細に出品事由を記載しているところなどからも誠実な出品者ではないかと判断しました。
ということで相場は度外視で出来る範囲で落としに行くことに決めました。
ちょっとドキドキですね!
「ウィルソン8802」
入札締切時刻まで1回も入札せず一発勝負のその時が来るのをただただじーっと待ちます。
まずは「ウィルソン8813」、締切5分前の入札件数20件価格は3,500円 ラスト10秒前に倍の7,000円で入札、続いて「ウィルソン8802」、落札5分前の入札件数25件価格は7,500円、こちらはさすがに人気の名品ですがこちらもエイヤァで倍の15,000円でラスト10秒前に入札、いづれも倍まではいきませんでしたがまぁまぁの金額で落札出来ました。
2本とも落札出来てラッキーでしたぁ!
「ウィルソン8802」
4~5日して品物が到着、包装を開けてビックリ本当に新品同様です。
「品物に愛着があり丁寧に保管してきました」と説明書きにありましたが、全くうなづける品物でした。「ウィルソン8813」を持っている人に聞いたことがあるんですが、古い革巻きのグリップは使っているとズルズルになってしまうため、グリップ交換している人がほとんどだそうです。でもこの品物はどのように保管されてきたのか判りませんが、オリジナルの革のグリップは全くきれいなままです。
私はゴルフ用品の真贋を見極めるほどの目は持ち合わせていませんが、この落札した品物を間近で手に取って見てこの品物がそのどちらでも構わないと感じました。
「ウィルソン8802」
手にしているだけで、眺めているだけでうっとりと心豊かにしてくれるのが「男の持ち物」ってどなたかがどこかに書いていたのを読んだ記憶があります。
今は全く同じ心境、とてもコースに持ち出す気分にはなれずただただうっとり眺めて満足しています。
オークションの決済をやり取りする「取引ナビ」というメールがあり通常事務的な記載で終始して終わりなんですが、少し余計なことを書き込んでみましたところ返事が来ました。出品者はどうやら同じ年代の方でお互い同じ時期に東京で学生時代を過ごしたようです。出品者の方は今回訳あって大切に保管してきた愛用のパターを手放すとのことでしたが、近い将来ゆっくりしたらゴルフを再開したいという意向を持たれていてエースパターだけは出品しなかったということです。(何となくその気持ち判ります。)
オークションという顔も見えない数字だけの無機質な取引の中で、今回は何行かの文章のやり取りを通じてだけなんですが品物を持っていた人の背景をほんの少しうかがい知ることが出来て、高いとか安いとかの金銭を越えた温かい人間味のある良い取引をすることが出来たように思います。(ヤフオクをやっていてこんなことは初めてです! 出品者との出会いに感謝ですね。)
二人目の持ち主(たぶん)として今は眺めているだけですが、いつか「ウィルソン8802」か「ウィルソン8813」をゴルフ場に持っていきます。
その時は3パットでも4パットでも、everything OKで~す。
次回に、つづく。
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私はゴルフが好きなんですがあまり上手な方ではありません、調子がスゴ~ク良い時で80台、通常95~100って感じです。ショットはそこそこなんですが、パターが全く宜しくありません、3パットは日常茶飯事4パットもちょこちょこという有様で、もう少し入ってくれればといつも奥歯をキリキリ噛んでゴルフ場を後にしています。(ヘタの横好き、レバタラゴルフの典型ですね!)
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
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もちろん自分の技量のなさは痛感しているんですが、それでもパターが入らないのを自分のせいにするのはシャクなのでいつも道具のせいにすることにしています。
そんな中、最近また入らなくなって来ましたので気分転換も兼ねてパターを取り替えて見ようかなとヤフオクをウロウロと物色していました。
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
人気のオデッセイあたりを見ていてたまたま「ウィルソンTPA18」を出品されている方のところに辿り着きました。ヤフオクの場合通常ゴルフ用品などを出品されている方はゴルフ用品関係の品物だけを並べて出品される方が多いんですが、この方はレコードやら写真集の間にパターを出品されていました。
少し気になって調べてみると、引っ越しのための所有品の整理出品ということでした。出品されていたのは、「ウィルソンTPA18」、「ウィルソン8813」、「ウィルソン8802」、「マクレガーMESⅣ」、それとたしかメーカーは忘れましたが「ブルズアイ」が1本で計5本だったように記憶しています。
「ウィルソン8802」
特に目を引いたのは「ウィルソン8802」と「ウィルソン8813」でした。
30数年前にゴルフを始めたころはブランド物などは高嶺の花でとても手が出せず、ウィルソンのパターなどはあこがれの逸品で夢のまた夢って感じでした。ということで出来ればウィルソン3本とも落札したいなぁと思ってしまいました。
「ウィルソン8813」
オークションはまずは「ウィルソンTPA18」が最初でしたが落札できませんでした。ラスト1分で入札、通常自動延長で入札時間が5分延びるんですが、延長にならずそのまま終了してしまいました? 商品の情報ページを良~く見てみると「自動延長なし」でした。
アチャー!
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
でもこれがある意味ラッキーでした。これからの「ウィルソン8802」「ウィルソン8813」のオークションも「自動延長なし」、そう「一発勝負」です。自動延長ですと品物の欲しい人の叩き合いが延々と続きますが、「一発勝負」は一番高い値段を入札した人の勝ちです。
「自動延長なし」はめったにありません。落札できなかった「ウィルソンTPA18」がこれを気づかせてくれました、このパターも欲しかったんですがある意味このパターに感謝です。
ということで、入札価格をいくらにするのか?、これが問題です。
「ウィルソン8802」「ウィルソン8813」はいずれもオールドパターの名品で、すなわち偽物、類似品、レプリカ、復刻版などなどありとあらゆるものが出回っているシロモノです。まぁ、銭失いになる確率も低くありません。さてさてどうしましょうか?
「ウィルソン8802」 「ウィルソン8813」
決め手はこのボアのパターカバー、ネットで調べてみるとこのパターカバーがついているのはそんなに多くはありませんでしたのでこれは行けるのではと判断しました。またそれ以外にも出品者が入札者の質問に丁寧に答えているところ、通常記載がない自己紹介欄に詳細に出品事由を記載しているところなどからも誠実な出品者ではないかと判断しました。
ということで相場は度外視で出来る範囲で落としに行くことに決めました。
ちょっとドキドキですね!
「ウィルソン8802」
入札締切時刻まで1回も入札せず一発勝負のその時が来るのをただただじーっと待ちます。
まずは「ウィルソン8813」、締切5分前の入札件数20件価格は3,500円 ラスト10秒前に倍の7,000円で入札、続いて「ウィルソン8802」、落札5分前の入札件数25件価格は7,500円、こちらはさすがに人気の名品ですがこちらもエイヤァで倍の15,000円でラスト10秒前に入札、いづれも倍まではいきませんでしたがまぁまぁの金額で落札出来ました。
2本とも落札出来てラッキーでしたぁ!
「ウィルソン8802」
4~5日して品物が到着、包装を開けてビックリ本当に新品同様です。
「品物に愛着があり丁寧に保管してきました」と説明書きにありましたが、全くうなづける品物でした。「ウィルソン8813」を持っている人に聞いたことがあるんですが、古い革巻きのグリップは使っているとズルズルになってしまうため、グリップ交換している人がほとんどだそうです。でもこの品物はどのように保管されてきたのか判りませんが、オリジナルの革のグリップは全くきれいなままです。
私はゴルフ用品の真贋を見極めるほどの目は持ち合わせていませんが、この落札した品物を間近で手に取って見てこの品物がそのどちらでも構わないと感じました。
「ウィルソン8802」
手にしているだけで、眺めているだけでうっとりと心豊かにしてくれるのが「男の持ち物」ってどなたかがどこかに書いていたのを読んだ記憶があります。
今は全く同じ心境、とてもコースに持ち出す気分にはなれずただただうっとり眺めて満足しています。
オークションの決済をやり取りする「取引ナビ」というメールがあり通常事務的な記載で終始して終わりなんですが、少し余計なことを書き込んでみましたところ返事が来ました。出品者はどうやら同じ年代の方でお互い同じ時期に東京で学生時代を過ごしたようです。出品者の方は今回訳あって大切に保管してきた愛用のパターを手放すとのことでしたが、近い将来ゆっくりしたらゴルフを再開したいという意向を持たれていてエースパターだけは出品しなかったということです。(何となくその気持ち判ります。)
オークションという顔も見えない数字だけの無機質な取引の中で、今回は何行かの文章のやり取りを通じてだけなんですが品物を持っていた人の背景をほんの少しうかがい知ることが出来て、高いとか安いとかの金銭を越えた温かい人間味のある良い取引をすることが出来たように思います。(ヤフオクをやっていてこんなことは初めてです! 出品者との出会いに感謝ですね。)
二人目の持ち主(たぶん)として今は眺めているだけですが、いつか「ウィルソン8802」か「ウィルソン8813」をゴルフ場に持っていきます。
その時は3パットでも4パットでも、everything OKで~す。
次回に、つづく。
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