常滑市議会議員 竹内嘉彦 です 

次世代、子どもたちが活躍するシーン、わくわくするような出来事を見たまま、感じたままにお伝えします。

我が街、常滑に訪れる秋、、、

2014-09-11 11:43:11 | 文化

初秋を迎え、日に日に伊勢の海の、向こうの山並みへ沈む夕日が美しくなることと思います。

本市の市長をはじめとする悩みに、ゆるキャラグランプリの『トコタン』の順位が伸び悩んでいることも、一つあげられることと思います。

 

しかし、校区の再編成で自動車通行量の多い、幅員の狭い通学路を歩く小学生もその中にあると思います。

交通安全広報車で『交通死亡事故0の日』あるいは『交通安全週間』などには各種団体の皆さん、区長さん等と共に、私たちも市内を巡回し、交通安全を広報して回ります。

まずは「自分の身は自分で守る」から始まることとは思いますが、大人が次世代を担う子どもに想いを持たなければ、地域の繁栄、活性は望み薄となることと感じます。

このまちに想いを持って貰える様に頑張りましょう。。。

 

ひとつ寂しいことも。

常滑駅前の木造3階建ての『丸久旅館』が取り壊されました。

 

数々の思い出、消防団で、、、祭礼時の打ち上げの場としても。。。

木造の建物に丸窓。幼い頃より、自分にとっては斬新なイメージの建物でした。

 

少しずつ、少しずつ時代の変わることを感じていますが、象徴的な出来事です。


長野県 その1  歴史、文化を財とするところに目が奪われました。。。

2013-11-07 12:42:48 | 文化

長野県へ行政視察に出かけました。

初日のテーマは「小布施ブランドの育成と観光まちづくり」

見習うところ満載でした。

小布施町のマンホール 「葛飾 北斎」の『浪図』

小布施の豪農商「高井 鴻山」の離に滞在し、

肉筆画をこの地に残したそうです。

 

小布施町役場の玄関は、まだまだ秋色ではありませんでした。

 

唯一は、菊の花が秋を感じさせていました。

  

視察研修は小布施町役場の職員より受けました。

600年の歴史を持つ小布施のクリ栽培、『葛飾 北斎』が描いた肉筆画が多くこの地に残されていました。

この町の文化を展示した『北斎館』、『高井鴻山記念館』の開設。

それを契機に「町並み修景事業」に取り組み、

観光客に自宅庭まで開放する「オープンガーデン」

  

自治体からの交付金がなくても積極的に住民が参加する事業は見習うべき姿でした。

 

宿泊は「松本市」。

名物の馬肉料理をいただきました。

翌日、早朝の街に出て、街中散策をしました。

 

朝靄が出て、いい感じでした。

 

現代の道祖神の彫刻があり、観光客向けの地図もあり、いかにもの観光都市でした。

 

街路樹も色づく「ナナカマド」「もみじ」などが有り、季節を感じさせてもらいました。

  

「道表示」、「牛つなぎの石」新旧入り混じりでしたが、風情を感じさせるいいものでした。

  

街中のビルも蔦に囲まれ、紅葉が始まっていました。

  

街中のカレー屋さん(?、、、たぶん)黒漆喰の海鼠壁、たまらぬ風情でした。

 

 

「四柱神社」門前の縄手町、川のほとりの長屋造りの家、石垣の上に、いい感じの作りでした。

  

  

神社境内は、秋色にいい感じでした。

 

ビルに囲まれるように、お城が、、、

松本城を誇りに想う、市民の方の意向で作られたものでしょう。。。

歴代の藩主が掲示されていました。

  

「水のまち松本」街中にたくさんの井戸があります。

そのひとつが大名通りありました。いっぱい水が出ていました。

  

松本城は朝もやに霞み、初めて見る松本城でした。

 

お堀から霞が湧き、幻想的な風景でした。

お城の北の道路の真ん中には何か曰くがありそうな巨木が有りました。

なんとなく力強い感じがし、パワーの有る木だ、、、などと

 

歩道の路盤に円形に櫛目が入り、、、滑り止めか?

文様としてもいい感じでした。

  

水面に映る木々は、とてもいい感じで、一人の散歩はもったいない気がしたが(しょうがない)

街全体が景観を意識していることがわかりました。

玄関先を広く取り、ゆとりを見せるビル。

  

ヨーロッパの雰囲気を醸し出す、レストラン。

そして、路面標示、案内表示は黒御影。徹底していい感じでした。


みなさん、ありがとうございます。地域の活性化に寄与される姿、ありがたいです。

2013-11-01 13:46:56 | 文化

平成25年度の常滑市表彰式に参列しました。

自治功労者、一般表彰54名、感謝状贈呈36名、総勢90名に贈呈されました。

絵画、ピアノのコンクールで入賞された2名の児童も含まれていました。

幼児期からの積み重ねで、結果を掴むことは大変なことです。

文化面での活躍に目を向けることは、大事なことと思います。

日頃の積み重ねでの結果は、行政運営と同じで結果を得るには、時間のかかることです。

市長、よろしくお願いします。m(_ _)m

尊敬する先輩も表彰を受けました。社会事業に貢献され表彰されました。

今後とも、宜しくお願いいたします。

障害者の世界バトミントン選手権で入賞されている「長島 理 さん」も表彰を受けました。

大学時代に交通事故により、下半身がマヒされました。

その時に『臨死体験』もされたそうです。意識のない中、『行くか、戻るか』聞かれ、『もどる』と答えたそうです。

気がついたとき、警察官に頬を叩かれていたそうです。

 

5日より世界選手権がドイツ「ドルトムント」で開催されるそうです。

金メダル目指し、頑張って欲しいと思います。

 

今日は母校常滑中学校の文化祭も、開催されていました。

体育館で開催されていた、パフォーマンスから見せていただきました。

 

生徒のパフォーマンスに続き、教員の皆さんも頑張っていました。

直前の生徒パフォーマンスの時に、会場に投げ込まれた「蛍光ライト」

教員パフォーマンスのために配られたように、会場は大盛り上がり、、、

日頃は生徒指導などにも苦労している学校でありますが、最高の行事となっていました。

  

 

会場の盛り上がりも最高でしたが、その裏でPTAの皆さんが炊き出しの訓練を兼ねた昼食作りをしていました。

私の敬愛するPTA OGが今年も協力していました。

 

この中学では早くから引渡し訓練に疑問を持ち、避難後の食に目を向け、炊き出し訓練を開催していました。

東日本震災の時に、食料があっても炊事が出来ない避難所があり、寒い中温かい物がとれなかったと聞き、始まりました。

千人、二千人と避難民は避難所に来ると思います。

自治体の用意する「ハソリ」は、150人分のご飯を一度に炊くことができます。

しかし、技術が必要です。熱湯へお米を入れ、炊き始めます。

飯盒炊飯のイメージでいた私にはカルチャーショックでした。

献立が進化してました。

カレーライスが出てくるものと思っていましたが、、、

お洒落な、、、 器が変わればお店でも。。。

 

PTAの皆さん OGのNさん、ごちそうさまでした。

ありがとうございました。


台風一過の秋晴れ、あすは『愛知県民茶会』。とびきりのもてなしを用意いたします。。。

2013-10-26 21:53:28 | 文化

 明日、常滑市民文化会館にて、『愛知県文化協会連合会』主催の「愛知県民茶会」が開催されます。

一日だけの開催でありますが、準備に時間をシッカリかけ、最高の『お・も・て・な・し』となるよう準備いたしました。

多くの皆さんに、お出かけいただけると、嬉しく思います。

本市、常滑市の文化協会には陶芸部があります。

常滑市文化協会の主催する席での茶碗、菓子器は、我々陶芸部の作です。

十分にお楽しみいただけるよう、多種の茶碗を用意いたしました。

お楽しみください。

  

  

菓子器も力作ぞろいです。お時間のある方はおでかけください。

 

 

 

最初にあげたのは、茶席入口の即席の庭です。

鎌倉時代のやきものから現代までの、常滑でしか見られないやきもの、、、

常滑流に言うと「キズモノ」、割れたり潰れたりしたものを利用しました。

実物を見ていただきたいです。

 

陶芸部と、茶華道部での花展も開催しています。

 

一部の写真をあげましたが、大変良いものと、自画自賛でなく、自慢ができます。

おでかけください。

 

茶席の中も、見ていただきたいところです。

 

きめ細かな思いを込めています。常滑を一日楽しんでください。

 

 

となり街、半田市より参加くださいました新美 千勝 先生の席も素晴らしい飾り付とともに、珍しい土釜を見せて頂くことができました。

 

花井 探嶺 作のものです。

明治時代の造り手ですが見事なものでした。

 

ほかにも日進市、東海市から参加していただいた席主席もあります。

各それぞれが楽しみです。みなさんにも見ていただきたいです。

 


LIXIL、INAX伊奈製陶の創業者、初代常滑市長 伊奈 長三郎 氏の命日でした。

2013-10-10 23:01:28 | 文化

今日、10月10日は常滑市の初代市長「伊奈長三郎さん」の命日です。

昭和55年、享年90歳の生涯でした。

常滑の市民にとって、忘れてはならない人として、後の世代にも、伝えることを忘れてはならぬ人です。

 

今年も市内の幅広い世代の制作参加で作られたランプシェードで飾られたINAXライブミュージアムでの催しでした。

 

開催実行委員長 杉江 省一郎 氏の挨拶から始まり、本市市長、議会議長、県議会議員、LIXIL名誉会長から言葉をいただき

 

点灯されました。

 

地元を愛した故人を尊び、大好きであった地元のお囃子の演奏が行われます。

本年は「北条区」が参加しました。常滑地区6区が毎年持ち回りで演奏します。

  

 

伊奈家の先祖は『長三』の号で、常滑焼で知られる『朱泥急須』を中国の文人「金 士恒」より習い広めた一人です。

となりの、現半田市板山(鴉根地区)から産出された白泥土を用い『藻掛け技法』も完成させました。

 

そして、強さの象徴、獅子を摘みにした急須、これも長三の特徴でした。

 

板山土は先日ブログで紹介した「榊原弱者救済所」のエリア内で算出していました。

鴉根児童公園に写真パネルで紹介しています。

 

伊奈家は近代になり、大倉グループ、大倉 和親 氏の支援を受け『土管』の研究開発もしました。

多くの製作機械を開発し、業界に無償使用させました。

そのおかげで常滑焼業界は充実した時代をすごす事ができました。

伊奈製陶はタイル、衛生陶器のメーカーとしても有名です。

大正12年創業の帝国ホテルに使われたテラコッタタイルを始め

 

 

全国のその時代の建物を飾りました。

  

  

   

常滑、INAXタイルミュージアム テラコッタパークに展示されています。

建物に装飾を入れたその時代、誇り高い時代であったと思います。

 

今の時代に最も必要な感性なのかも、、、、