シビックプライド(civic pride)
都市に対する誇りや愛着
東京理科大学 伊藤 香織 准教授から講義を受けました。
「この街をより良い場所にするために自分自身が関わっているという意識を伴う、当事者意識にもとづく自負心だといえる」
街に誇りを持てなければ、楽しくも、好きにもなれない、、、
まちづくりの基本です。
『100年前、多くの公共施設は英国の都市のプライドであった。学校、駅、郵便局、図書館などが、それを見習おうとした。シビックプライドをこよなく体現するものであったのだ。』
トニー・ブレアの言葉です。
シビックプライドを共有するために、
まちのなかで、それを 見たり/触ったり/体験したりできるかたちに表す。
そのための(広義の)デザイン
まちづくりのための敷レンガ制作を市民参加で完成させたり、、、
公共が、そして市民が、街に誇りを持ち、まちづくりにも参加する、、、
大事に思います。
日本でも富山の街で実践されています。
北陸新幹線の富山乗り入れも間近に、準備の段階から市民意識をたかめて、、、
子供たちとの落書きイベントを開催したり、
新交通システムの装飾デザインを市民に公募したり、、、
ニューカッスル/ゲイツヘッド(英国)では炭鉱と造船業の衰退によるまちの荒廃から、二都市での文化による都市再生に成功した。
造船技術を用いた巨大彫刻“the Angel of the North” 足元の見学者から大きさが、、、
まちから愛されていること
まちを愛すと同時にまちから愛されているうという感覚。
このまちは自分(たち)のものだと実感できること。
大事な感覚と思います。
こんなことも・・・?
海外の芝生広場は自由に入って座ることができます。
日本には『入らないでください』と表示する芝生広場も多く、、、
市民を信用しない姿勢が・・・
多くのことを学びました。
『地域再生』 積まれた課題は多くあります。
それは、市民にも行動、理解をもとめられ、意識向上が必須とおもわれます。
『シビックプライド』
まちを思う気持ち、他人まかせにしない行動
そこからかな。。。