京都の闇に魅せられて(新館)

2014年・千本釈迦堂の紅葉 @ 京都妖怪探訪(387)





 どうも、こんにちは。
 毎年この時期、本シリーズ恒例の『霊場魔所の紅葉シリーズ』を始めます。
 今回は、シリーズ第177回第178回第342回で紹介しました“千本釈迦堂”こと「大報恩寺」の紅葉の光景をお届けします。



 五辻通りに面した、千本釈迦堂の入り口。





 最寄りの交通機関は、京都市営バスの「上七軒」停留所です。
 余談ですが、この入り口の隣には『京都食べある記』シリーズ第6回で紹介しました割烹カフェ『紫珠庵 大芳』があります。


 奥へ入りますと門が。






 この門の横には桜の樹があったのですが、この時期はこんなんです。





 ちなみにこの樹、桜の時期はこんなんですが。






 本堂前。
 名物の「おかめ桜」も葉が黄色くなって落ちています。






 紅葉にもよく言えばグラデーションが、悪く言えばムラがあるようです。





 うーん、ここはまだ見頃ではなかったかな、などと思っていたら、それでもありました。
 真っ赤に染まった木が。






 紅葉に彩られた本堂。





 知る人ぞ知る。
 この建物は応仁の乱(1467~1277年)で京洛に唯一残った建物、つまり旧京都市内最古の木造建築なんですね。


 そして、この古刹に残る伝説にちなんだおかめ像。
 この像も紅葉に彩られています。





 この古刹を建てるために犠牲になったという、大工棟梁の妻・阿亀(おかめ)の伝説。
 その詳細はシリーズ第342回の後半部分に書かれていますが。
 この建物が長い歴史の中で、戦火もくぐり抜けて現在まで遺されてきたのも、おかめの犠牲というか、守り神となったおかめの加護があったからなのか。
 京都の名勝旧跡や霊場魔所には、どこかもの哀しい雰囲気が漂っている場所が多いようですが、その影にはいろいろな物語があったりします。
 そんな物語を思い浮かべながら、こうした風景を眺めてみるのもいいかもしれません。






 それでは今回はここまで。
 また次回。





*“千本釈迦堂”大報恩寺の周辺地図はこちら




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




ふるさとを守る脱米救国バナー ふるさとを守る脱米救国バナー



岩上安身責任編集 ? IWJ Independent Web Journal



2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「季節の風景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事