どうも、こんにちは。
今年の紅葉のピークは過ぎたかな? ……などいう気もするのですが、それでも紅葉記事を(笑)。
本シリーズの『霊場魔所の紅葉シリーズ』のうち、将軍塚の紅葉の光景をお届けします。
将軍塚は、シリーズ第233回、第234回、第235回、第272回と4回とりあげてきましたが。
この度、長期の工事を終えて、「青龍殿」という新たな建物が移築されて一変しました。
それに伴い、「青蓮院門跡(しょうれいいんもんぜき)」の秘仏で国宝の「青不動明王」も特別公開されましたので、この度訪れました。
京都・東山に立つ古刹、「青蓮院門跡(しょうれいいんもんぜき)」。
現在の将軍塚は、「青蓮院門跡(しょうれいいんもんぜき)」の飛び地境内、つまりこの寺院の一部となっています。
「青龍殿建立」「青不動明王ご開帳」に伴い、ここから将軍塚までバスが出ていました。
将軍塚に行くには、東山ドライブウェイを車で登るか、このバスに乗るしかないようです。
確か、歩いて登る道もあったような気もするのですが、どうだったかよくわかりません。現在は閉じられていたか、地元の方もよく知らないほどマイナーな道だったとか(詳細をご存知の方は、こちらのコメント欄にでもご一報くださるとありがたいです)。
しばらくバスに乗って、将軍塚へ。
将軍塚の「大日堂」という建物の前です。
「大日堂」で拝観券を買って中へ。
まずは青龍殿に祀られている「青不動明王」に参拝。
ただ撮影は禁止されていましたので、ここでその姿を皆様にお届けすることは出来ません。
その代わりになるかはどうかはわかりませんが、ここでこういう御札をいただきました。
参拝後は、青龍殿周辺の紅葉を観て回ります。
将軍塚の大舞台、展望台へ。
北展望台から観た京都の街の夜景。
大舞台から将軍塚へ。
その途中も紅葉に彩られていました。
現在の将軍塚の姿です。
以前からすれば、何というか、随分とさっぱりとした姿に……。
ちなみに、以前の将軍塚の姿は以下の通り。
うーん。
上に多くの樹を生やした、いかにも「魔所」という怪しい感じの、前の姿の方が、私は好きだったのですがね……。
ちなみに。
そもそも将軍塚とか何か?
何のために創られたのか?
以前訪れた時に、妖怪伝道師の葛城玄幽氏が解説されました。
その時の動画を以下に貼り付けておきますので、興味ある方はご覧ください。
【動画】葛城トオル、「将軍塚」を語る(1)
ここには青龍殿の大舞台の他、もうひとつ展望台があります。
こちらは高さが十数メートルありますので、そこからも京都の夜景を眺めてみます。
もちろん、境内の紅葉を眺めるのも。
展望台の上から見た、現在の将軍塚です。
ちなみに、以前の将軍塚を上から見た姿は以下の通り。
やはり以前の、上から木々を生やした怪しい姿の方が、「魔所」らしくてよかったと思うのですが、いかがでしょか?
帰りの道にも紅葉が。
それでは今回はここまで。
また次回。
*将軍塚の周辺地図・アクセスはこちら。
*将軍塚のHP
http://www.shorenin.com/shogun/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm