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どうも、こんにちは。
今回も今年の『霊場魔所の紅葉シリーズ』。
今回は、京都の紅葉スポットの中でも私のお気に入りのひとつを訪れます。
嵯峨野の厭離庵(えんりあん)です。
前回の宝筐院(ほうきょういん)から、愛宕へと続く道を西へ。
普段は見落としそうな民家の間にある小さな道に、入り口があります。
ここに厭離庵(えんりあん)の門があります。
毎年、紅葉の時期のみ公開されています。
今年は11月から12月7日まで公開されていました。
門をくぐって境内へ。
さて、ここで(もらった案内パンフレットを元にして)「厭離庵(えんりあん)」という場所の簡単な紹介をします。
ここは、あの藤原定家とが、あの小倉百人一首を編纂したと伝えられている場所です。
その後荒廃しましたが、霊元法王から「厭離庵」の寺号を受け、安永元年(1772年)より臨済宗天龍寺派の寺院となったそうです。
「時雨亭」という建物とその前にある庭は、上から下で赤く染まっていました。
よく見ると、地面を覆う紅葉の下には緑の苔が。
庭の小道を散策します。
本堂へ礼拝してきます。
ご本尊は如意輪観音。
あと、他にもいろいろ並んでいるな……っと思って、案内パンフレットを見たら、開山者・霊源禅師、西行法師の木像や、藤原定家の位牌など、豪華メンバーが祀られていました。
本堂から庭へ戻ります。
庭の隅々までよく見ますと、面白いものがありました。
苔の緑と紅葉の赤との組み合わせがこれまた……。
ここは2013年の時や、2017年の時にも訪れている、わがお気に入り紅葉スポットのひとつなのですが、その理由がおわかり頂けるでしょうか。
また来年も楽しみに、この霊場を後にします。
今回はここまで。
また次回。
*厭離庵へのアクセス・周辺地図についてはこちらを参照。
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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