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どうも、こんにちは。
今年も節分が訪れました。京都各地の寺社仏閣などでは、それぞれに面白い節分イベントが開催されます。
「京都国際マンガミュージアム」が主催した『節分おばけ☆仮装百鬼夜行』も、そのひとつです。
妖怪のコスプレをした現代の百鬼夜行の行列が、ミュージアムと二条城との間を練り歩くというものです。
昨年の節分は、京都の廬山寺の「追儺式鬼法楽」を訪れました(シリーズ第461回と第462回を参照)。
今年、平成30年(2018年)の節分は、そのうちどこで迎えようか、などと思っていたら、以下のポスターを発見しました。
できれば「鬼や妖怪が登場する節分行事がいいな」と思っていましたので、「古式ゆかしい伝統行事もいいけど……よし、今年はここにしよう!」と決めました。
ポスターの文にはこうも書いてあります。
「旧暦で大晦日にあたる節分は邪気が生じると考えられ、節分に百鬼夜行を見た話が説話や絵巻物などで伝えられています」
つまり、その節分の百鬼夜行行列を現代京都に再現させようというわけです。
しかも主催するマンガミュージアムの現館長は、日本妖怪学会の重鎮の一人であり、『帝都物語』の原作者でもある作家・荒俣宏先生。その館長ご自身も参加されるというではありませんか。
これは是非とも、『京都妖怪探訪』シリーズでとりあげないわけにはいきません。
今年の節分はここへ行こうと決めました。
まずはいつもの通りアクセスから。
最寄りの交通機関は、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅、もしくは京都市営バス「烏丸御池」停留所です。
烏丸御池の交差点から烏丸通りを少し北へ。
「京都国際マンガミュージアム」があります。
午後1時に、館内のホールへと集合。
私も受付で参加費を払い、登録を済ませて、参加と撮影の資格を得ます。
既に会場内には、多種多様な妖怪(のコスプレをした人)たちが集結しています。
現館長・荒俣宏氏も、妖怪コスプレで登場し、開会の挨拶をされます。
この姿は、今は亡き水木しげる先生の作品に登場した妖怪「アリャマタコリャマタ」だそうです。勿論、そのモデルは荒俣先生ご本人です。
立命館大学サークル『和太鼓どん』による和太鼓演奏。
その後、荒俣先生の元に妖怪が集結。
それから外へと出て、行進開始。
京都国際マンガミュージアムから二条城へ向けて、現代の百鬼夜行どもが、御池通りを練り歩きます(いや、「百鬼“昼”行」か!?)。
その様子を動画ででも撮影しました。
【動画】京都国際マンガミュージアム『節分おばけ☆仮装百鬼夜行』
堀川通りの交差点を渡る「百鬼夜行」(百鬼昼行)。
しかし、さすがの百鬼夜行たちも、赤信号には止められてしまっています(笑)。
そして二条城へ。
そして二条城内と言えば……。
本シリーズ第346回でもとりあげましたが、かつて「あわわの辻」という百鬼夜行が出現したという場所でもあります。
そんな妖怪伝説の遺る魔所に、現代の百鬼夜行が。
ますます楽しくなってきました。
ところで、記事がそこそこの長さになってきましたので、今回はここで一旦切り、続きはまた次回とします。
そして二条城内と言えば……。
本シリーズ第346回でもとりあげましたが、かつて「あわわの辻」という百鬼夜行が出現したという場所でもあります。
そんな妖怪伝説の遺る魔所に、現代の百鬼夜行が。
ますます楽しくなってきました。
ところで、記事がそこそこの長さになってきましたので、今回はここで一旦切り、続きはまた次回とします。
今回はここまで。
また次回。
*京都国際マンガミュージアムへのアクセス・周辺地図はこちら。
*京都国際マンガミュージアムのHP
https://www.kyotomm.jp/
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm