京都の闇に魅せられて(新館)

2012年:円山公園の夜桜





 どうも。
 またオフが多忙になりまして、ブログ記事が更新できずにおりました。

 今日はとりあえず、半月ほど前に撮影した京都・祇園の円山公園の夜桜をアップします。
 去年も円山公園の桜を撮りましたが、今年もやってきました。

 もう桜の時期は過ぎて、「桜ばっかりでは飽きた」という方もおられるかもしれませんが(苦笑)、まだいろいろと多忙な状態を引きずっておりますので、今夜はこれにてご容赦を。

 祇園の象徴でもある、八坂神社の門。






 その横から円山公園内に入っていきます。















 どうも去年と比べてみても、暗く寂しいといういいますか、例年と比べても訪れている花見客が少ないですね。
 ちょうどその時小雨が降っていたためでもあるのですが、実はもうひとつ大きな原因があったのです……。


 公園内には、いろいろと屋台が出ていました。
 その中のひとつ、インド人の方がやっていたカレーの屋台で食べた、ダンドリーチキン・カレーです。





 一杯800円でおいしい上に、これだけで満腹になります。


 屋台が出ている辺りを見渡してみます。












 桜はきれいなのですが、やはり例年より人が少なかったですね……。


 そして、円山公園の象徴とも言うべき、大きな枝垂れ桜の大樹です。





 私も親しみを込めて、この名木を「長老の木」と呼んでいます。


 また来年の桜を楽しみに、円山公園を後にします。






 ところで、円山公園を訪れたのは先の13日です。
 ここでお気づきの方もおられるかもしれませんが、前日12日の昼頃、すぐ近くの祇園・大和大路にて、軽乗用車が暴走して多数の死傷者を出したという事故があったのです。
 やはり、あの事故の影響も大きかったようですね。

 以下の写真は、今月中頃に撮った事故現場の様子です。





 多くの花束やお供え物が置かれています。
 確か去年の今頃は、あの東北大震災からすぐ後の花見でした。

 人の生命とは実に儚いものです。
 何かあったら、簡単に失われてしまうとは……。

 亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、去年に続いて世の無常を考えさせられる花見となりました。



 それでは、今回はここまで。

 次回はもっときちんとした記事を書きたいです。

 また、『雑談日記』のSOBA氏から次のようなお便りもいただきました。


>こんにちは。最近の京都探訪拝見しました。牛や唐獅子の表情がなかなか面白い。撮る角度やアップのやり方に撮影者の感性が反映してると思いました。子路さんにリクエスト、もっと仏像や仁王像の写真を見せて頂けるとうれしい。バランス的に少なすぎると思います。


 お便りありがとうございます。
 仏像の撮影を許可してくださる寺院等はあまりないのですが、今後はご意見も参考していきたいと思います。
 『京都妖怪探訪』のシリーズ次回作でも、参考にしたいと思いますのでよろしく。





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コメント一覧

小路
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>わ~い、お茶さん

 お久しぶりです。
 コメントありがとうございます。

 桜について、そういった不思議というか、暗く怖いような話も数多く伝わっていると言うことは、古来より多くの日本人は、桜という花とその美しさに、自分や、自分たちの社会の暗い部分を投影していたのではないか。
 そういえば、桜にまつわる怪談も多く、昔から「桜の下には死体が埋まっている」という言葉もありましたね。

 それだけ桜が日本人にとっていろいろな思い入れのある花だったということでしょうね。

 ところで以前、「オーブか?」と思われるような変な発光体がたくさん写った桜の写真が手元にあったと思うのですが……どこへやったかなあ……。
わ~い、お茶
こんばんは、久しぶりに投稿させていただきます。桜と言うと私は坂口安吾の「桜の樹の
下には死体が埋まっている」と言うのを思い出します。もう1つは何年か前に新聞に載っていたのですが、京都の桜守りの方でもう80歳位の歳でしょうか、男性であるとき桜の
下に靄のようなものが掛かって居たそうです。何かと思ってその中に入ったら左の耳だけ聴こえなくなった、と言う記事を見ました。現在その方の消息は不明ですが、世間の
人は全くと言っていいほど桜に纏わる暗い部分は知らないと思います。坂口安吾はどこからその様な着想を得たのか・・・?と。もしかして桜の持つ人の伺い知れない妖気を作家
の鋭いアンテナが察知してその様に書かせたのでは・・・と想像してしまいます。余談ですが私は桜と名の付く歌で真っ先に思い出すのはアン・ルイスの「六本木心中」です。全くファンでもないにも関わらず歌も歌えないのに何故か気になってしまいます。
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