(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)
どうも、こんにちは。
前回記事から一週間以上空けてしまいましたが、今回も「十日えびす」のえびす(ゑびす)神の神社をはじめとする、七福神の記事を書きます。
今回は、特別編。
京都から少し西へ足を伸ばして、西宮神社の「十日えびす」に行ってきました。
この神社もえびす神を主祭神として祀る神社のひとつですが、(えびす神と同一視されている)日本の「国生み神話」のヒルコ神が流ついた場所だとも伝えられています。
そんな歴史・伝説上有名な場所の「十日えびす」祭を訪れてきました。
まずはいつもの通り、アクセスから。
ここはJR神戸線「西宮」駅、阪神電車「西宮」駅、阪急電車「西宮北口」駅、阪急バス「阪神西宮」停留所等があります。
ご覧の通り、付近の道には無数の露店が並び、大勢の参拝者で賑わっています。
人の流れ等を見ながら探し歩いていると、通称「赤門」、目指す西宮神社の表大門が見えてきます。
さて、ここで西宮神社のご由緒について。
神社ホームページの「由緒・御鎮座伝説」には、こうあります。
昔、鳴尾に棲んでいた漁師が、えびす神(=ヒルコ神)を網で引き上げてしまい、家に持ち帰って祀っていましたが、ある夜「丁寧に祀ってもらって有り難いが、ここより西の方に良き宮地がある。そこに遷し宮居を建て改めて祀ってもらいたい」という夢のお告げを受けて、漁師仲間と共にここへと運んだ、と。
表大門から境内参道を進んでいきます。
途中にあった古札納所。
一年間過ぎ、役割を終えた古いお守りや福笹や縁起物が山と積まれています。これだけでも西宮神社「十日えびす」の盛大さがうかがい知れます。
さらに長い参道を歩き続けます。
全長230メートルほどあるという長い境内参道ですが、西宮神社といえば「福男選び」が有名でしょう。
毎年1月10日の午前4時、神職が境内に居籠もる非公開の「十日えびす大祭」が行われた後、午前6時の開門と同時に、外で待っていた参拝者が一斉に本殿へ向かって競走し、その勝者からその年の「福男」を選ぶ。という神事です。一位から三位まで、「一番福」「二番福」「三番福」と選ばれます。
「あー、せっかく西宮神社を訪れるのだったら、少々無理してでも、“福男選び”を見て、撮影しておくべきだったかな」とか思いましたが……。
地元の企業や事業者が奉納した旗が大量に。
本殿へ到着します。
この神社に特徴的な「逆さ門松」が。
「えびす様の目に松の葉が突き刺さらないように」との配慮だそうです。
本殿を守る立派な狛犬と唐獅子。
神前に奉納される大まぐろ。
本殿へ礼拝。
多くの参拝者が、皆がそれぞれいろんな祈願をしたと思いますが、私は拝むだけで何もお願い事をしないのはいつもと同じです。
本殿へ礼拝した後も順路に従って境内を巡ります。
七福神のうち、大黒を祀っている境内社も(あまり上手く撮れずにすみません)。
境内でも福笹と縁起物が売られています。
最後に“あらえびすさま”と呼ばれる「沖恵美酒神社」という境内社もありました。
ここのご利益は、受験などの勝負事に関することのようです。
元々は別の場所にあったえびす社をここへ移してきたようですが。
私も参拝しましたが……例によって礼拝するだけで願い事はこちらに書いてあるとおりです。
こうして西宮神社を後にします。
今回はここまで。
また次回。
*西宮神社へのアクセス・周辺地図はこちら。
*西宮神社のHP
http://nishinomiya-ebisu.com/history/index.html
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
最新の画像もっと見る
最近の「妖怪スポット」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2008年
人気記事