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どうも、こんにちは。
しばらく弊ブログ記事の更新も、ツイッターの方も、しばらく休止しております。
理由は……最近オフが公私供に多忙になっていることです。
私の場合、一年の内に何回かこういう活動が滞りがちになる時期がありますので、読者の皆様方には、そこを何卒ご理解とご容赦のほどをお願いしたいと思います。
もうひとつ、最近ネット活動にも少々疲れ気味でして。
それで、少し休止・リフレッシュしようかな、とも思った次第です。
話は変わりますが、冒頭の写真は京都・竜安寺の境内にある「つくばい」です。
竜安寺と言えば「石庭」が有名ですが、こちらの方も面白いものです。
これはあの“水戸黄門”こと、徳川光圀が寄進したものだと伝えられています。
中央の四角い水穴を「口(くち)」に見立て、さらに周りの4文字とも共用し、「吾唯足知(われ、ただたるをしる)」と読みます。
この「足を知る」という思想は、仏教の教えから来たものです。
「貧しい者でも、足を知る(これで十分だと思う)者は、富んでいる。逆にいかに多くの富を持つ者でも、足を知らない(もっと欲しい、まだ足りないと思う)者は、貧しい」
際限の無い人間の物欲を戒めている思想でもあります。
私は思うのですが、日本人とは本来、この「足を知る」という哲学を持っていた民族ではなかったのではないかな、と。
また、富や金銭の大小だけではなく、もっといろいろな尺度(価値観や判断基準)で人や物事を見ていたのではないかな、と。
ところが明治以後の「近代化(=西欧化、資本主義化)」の過程でそれが次第に軽んじられ、忘れられて……。
さらに近年の凄まじい市場原理主義の風潮によって、「稼ぐが勝ち」だの、「一人勝ちの時代(Winner takes all)」だの、際限の無い物欲を肯定するどころか、他人や社会を犠牲にしてでもそれを追究し続けるのをもてはやすような、卑しい我利我利亡者のような人たちも増えてきたりして……。
これじゃあ「生命の大切さ」を子供に教えるどころか、大人の世界からもいじめやパワハラ、モラハラとかがなくならないはずだな、という気もしますよ。
「際限の無い欲望の充足こそが至上」とするような、「近代化」とやらを少し考え直してみてはどうか。
こういう先人たちが遺し、伝えようとしてきた。そして我々が忘れかけてきた遺産や哲学などを、見直して見てはいかがか。
最近特に、そのように思うことが多くなったのですが。
……っと、ついつい余計なことを言ってしまいました。
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それでは、今回はここまで。
今記事更新など、ネット活動もぼちぼちと再開していきたいと思います。
では、また次回。
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