どうも、こんにちは。
本シリーズで何度か登場していただきました、“妖怪絵師”にして“妖怪伝導師”の葛城トオル改め、葛城玄幽氏。
その葛城氏が、この度『妖怪堂』というお店をオープンされました。
葛城氏は今から何年か前までも、京都・三条に同名の妖怪カフェを開いておられましたが、残念ながら閉店されています。
ですがこの度、京都・西院付近に、再び『妖怪堂』を開店されました。
『京都妖怪探訪』シリーズを続ける者として、これは是非ともと思い立ち、訪れてみました。
京都市街の西の方にある、西大路四条の交差点。
最寄りの交通機関は、以下の3つでしょうか。
阪急電車・京都線の「西院」駅。
京都市営バスの「西大路四条」停留所。
嵐電の「西院」駅。
西大路四条から、西大路通りを5分ほど歩いて北上しますと、西大路蛸薬師の交差点が見えてきます。
西大路蛸薬師の交差点から西へ。
少し狭い道が延びますが、少し進むと『妖怪堂』の店舗が見えてきます。
中へお邪魔します。
さすが『妖怪堂』というだけありまして、中にはいろいろとあやしげで面白そうなものがあったり、販売されていたりします。
玄関から上がってすぐの部屋には、葛城氏の力作である百鬼夜行の絵が。
葛城氏の作品である妖怪画Tシャツです。
今ひとつうまく撮れていなくてすみませんが、独特のタッチで描かれた妖怪画Tシャツは私もお気に入りで、私も2着持っています。
葛城氏にオーダーすれば、こういうTシャツを作ってくださるそうです。
このクッションも葛城氏の作品でしたっけ?
前の京都・三条にあった頃からあったようです。
これは何とも凄い、般若心経の金屏風。
さらに凄いのは、この経の文字が全て切り絵だということです。
葛城氏のご友人である切り絵師さんの作品だそうです。
金屏風の横に、葛城氏の作品である行灯。
どこで手に入れられたのか、こんな怪しい土鍋も。
部屋の片隅にも、このように怪しげなものが並んでいますが。
この中でも特に怪しいのが、扇子と数珠の間にある石です。
なんとこの石、あの伝説の鬼・酒呑童子の首をまつってあるという首塚大明神の境内から、葛城氏が持ち帰ったという石なのです。
あそこの境内から何かを持ち帰ったら祟られる、などという話もあるそうですが……何とも恐れ知らずな(汗)。
ところでこの石を持ち帰ってから、葛城氏の方にも何かあったそうで、その時の話が近々書籍になって出版されるそうです。
その話もいずれ、また……。
2階へ上がる階段もありました。
階段にも面白そうなものが。
階段を上がったところには神棚があって。
蚊帳に覆われ、薄暗いライトに照らされた屋根裏部屋が。
蚊帳の向こう側には、葛城氏の作品であろう妖怪画の屏風が。
こういうところで怪談イベントとかしても面白そうですね。
もちろん、普通にくつろぐのもよさそうです。
ただ天井が低いので、少し注意が必要です。
中では、このように駄菓子も出されます。
駄菓子をつまみ、お茶やコーヒーなどを飲みながら、葛城氏の妖怪に関する講義等を聞きながら、ここでくつろぐことができます。
カフェセット(ノンアルコールの飲み物+駄菓子+妖怪話のセット)で1000円、バー・セット(アルコール系飲み物+駄菓子+妖怪話のセット)で1200円でしょうか。
また妖怪絵師でもある葛城氏の作品・妖怪画の描いたうちわやエコバッグなどのグッズも発売されています。
京都を訪れる機会があれば、こちらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また葛城氏に京都案内をしていただくのもいいでしょう。通常の京都観光とはまた違った視点で、京都の闇の部分を見せてもらえるかもしれませんよ。
さて、せっかくですからこの機会に。
葛城氏の妖怪講義の様子を少しだけ紹介させていただこうかと思います。
ただ、記事がそこそこの長さになりましたので、それはまたシリーズ次回にします。
それでは、今回はここまで。
また次回。
*『妖怪堂』へのアクセスは、こちらをご覧ください。
*葛城玄幽氏のツイッター
https://twitter.com/yokaido
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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