今年も高台寺で百鬼夜行展が開催されました。
毎年8月の始めから中頃くらいまでのこの時期、高台寺ではこの寺に伝わる百鬼夜行絵や幽霊、地獄絵などが公開されます。
今年は、高台寺所蔵の幽霊画や百鬼夜行図等の他、『京都一条・妖怪ストリート』のプロデューサー・河野隼也氏による妖怪の合成写真が展示されていました。
昨年は、妖怪絵師・研究家の葛城トオル氏による作品展や妖怪講座が開催されました。
毎年この百鬼夜行展では、寺所蔵の寺宝公開の他にもこうしたアイデアイベントが開催され、それが観光客や参拝者を集めています。
京都・東山近辺のねねの道・石塀小路付近。
石畳が何とも言えない情緒を醸し出しているようで、この辺りは私のお気に入りスポットのひとつとなっています。
夜の高台寺入り口。
今月18日までは、「燈明会(とうみょうえ)」という夜間拝観・ライトアップイベントも並行して行われています。
中へ入ります。
妖怪の提灯が。
中では、寺に伝わる百鬼夜行図や幽霊画、河鍋暁斉による閻魔大王、そして河野隼也氏の作品(妖怪の合成写真)が展示されていますが、残念ながら撮影は禁止されていたため、その様子をお届けすることはできません。
夜の方丈庭園。
2010年にもあった妖怪アニメの上演が行われていました。
2010年にも上演されていました、百鬼夜行図をモチーフにしたアニメの上演でした。
今回は庭の白砂というより、庭に面する勅使門をスクリーンにしているようですが、その分撮影が難しくなっていまして……。
ご覧の通り、あまりうまくは撮れなかったようです……。
その後は、境内の夜景を散策。
おや?
この竜の頭は、確か……。
これは確か、昨年秋に方丈庭園で公開されていました親子竜(※シリーズ第238回を参照)の頭です。
あのイベントが終わっても、これだけの作品をそのまま破棄するのはできなかったのでしょう。
それで、庭の一角にこうして置いてあるのでしょう。
またいつか、活躍する時が来るのでしょうか。
こうして、今年の高台寺・百鬼夜行展を後にします。
また来年も訪れたいですね。
ただ、もうちょっと写真の腕を磨くべきかもしれませんね(苦笑)。
ところで気がついたら、私の個人的趣味で続けてきた本シリーズも今回で300回を迎えました。
私の自己満足にしかなっていないかもしれませんが(笑)、おかげさまでこうして続けてこられました。
まだまだ続けていきたいと思いますので、今後ともよろしく。
それでは、今回はここまで。
また次回、
*高台寺へのアクセスについてはこちら。
*高台寺のHP
http://www.kodaiji.com/index.html
*京都一条・妖怪ストリートのHP
http://www.kyotohyakki.com/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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小路@管理人
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