おはようございます。
だいぶ前。
「面白そうだから書いて。」
そう言われてこれを書きますが、冗談だったのでしょうか。
だとしたら、私は馬鹿げたことをしました。
長文になってしまったね。(以下本文)
師走の終わりも間近。
新たな年、初春を迎える前に人々が通る季節行事。
クリスマスである。
かつてはこの日にある存在の堕落、滅せられる事を望んでいました。
今ではだいぶ落ち着きましたけどね。
さてさて。
春は始まり。
桜と共にサクラ色の恋が咲く。
夏は高まり。
灼熱の太陽に焼かれるが如く。
秋は枯頃。
一瞬の赤を見せたかと思うと秋風に舞う。
冬は冷え込み、そして別れ。
枝に一枚残る枯葉すら風に吹かれて。
何かって?
"私氏の語る恋"であります。
かの有名な夏目漱石先生は
"I love you."を「月が綺麗ですね」
と訳したそう。
正直言って、意味不明です。
度し難い。
「わたしは、あなたを愛しています。」
一般的にはそう訳されますね。
どう訳すか問われたら
英語が苦手な私は確実に逐語訳で答えます。
でも。
「愛してる」って何なんですか。
私は以前、「好きって何ですか?」
私に恋人がいないのか尋ねてきた方に問うた事があります。
面倒くさい奴ですね、自覚はあります。
いないものはいない。
分からないものは分からない。
私は純粋なる反応をしたまで。
はいはい、面倒くさい奴ですね。
……話を戻しますが
「愛してる」って何なんですかねぇ。
「愛してる」と言われて不快に思う人は少ないのでは。
あくまで推測の域ですが。
恋愛関係にある仲は恐らく「愛し」あっているのでしょう。
ならばその発展関係である夫婦関係、内縁関係も同様に。
ただ、後者は「愛し」あっている状況とは程遠い気がします。
ここまで「愛してる」について考えてきましたが
私に「愛」なんてまだ早いんですよ。
私が考えるべきは「恋」についてなんですよ。
実際のところ、「恋」についてすら考える必要性も感じません。
私が求めているのは、なんと言いましょうか。
楽しい時を過ごせる相手であり
それが恋した相手でなくとも……友だちで。
といった感じですかね。
こじらせ過ぎて、異性の先輩に
「オススメの恋愛小説を……。」とか
「おすすめの少女マンガを……。」なんて
薦められる始末。
ありがとうございますねぇ。
負け惜しみじみたものは棚上げして。
「好きです。付き合ってください。」
人生で一度本当に意味で口にしたい言葉の一つである
……かも知れないですね。
誰彼構わず口に出来る言葉ではありませんから
そういった意味で。
色々考えました。
前提として。
「愛」やら「恋」やら
言わば本能的部分に強く依存する事柄を
論理的に考える時点で私は終わってます。
そんな終わった理論を。
前談として。
人間の三大欲は何でしょう。
諸説ありますね。
食欲?性欲?睡眠欲?
持論です。
私は人間の三大欲には”知識欲”が含まれるのでは。
寧ろ、筆頭が知識欲では。
との考えを持ってます。
味を知りたい。興奮を知りたい。
主たる目的ではないにせよ、知識欲に強く結びついています。
人類は知識欲を有したが故に
地球上で最弱最強を誇る生物になれたのだ。
本題だ。
「好き」とは。
私は
「好き」=「知りたい」
と定義します。
そして
「恋」=「免状」
だと考えます。
なぜ好きになり、恋人とならなければならないのか。
なぜ友達ではならないのか。
それは「友達」という名の免状では知ることが出来ないことが多すぎるから。
「友達」という免状では許されない事が「恋人」という免状では許されるから。
恋は免状。
恋は知ること。
普遍的な答えではない。
一般的な答えですらない。
それでも私の胸にはしっくりきました。
"I love you." 「君を知りたい。」
それでは bye! Konemy