おはようございます。
クリスマスも越えて
世間の年末気分の高まりを感じますが
私個人としては
そもそも師走を生きている感じがしません。
2020。
10年代が終わりを告げるこの年越しを厭う
現実逃避か。
よく分かりません。
さて、どうでも良い話
本ブログは開設1185日を迎えまして
"1185"といえば思い出されるものがありますね。
そう!
源頼朝が全国に守護地頭を配置し
事実上、幕府が成立した年号です。
いやいや鎌倉幕府成立は"1192"でしよ?
「いい国作ろう!鎌倉幕府」で覚えたよ。
という方。
安心してください。
私もそう教わりました。
別に年寄りの方々が覚えた1192説を否定するつもりはありません。
ここで重要なのは「幕府」の定義です。
「幕府」とは簡単に説明すると武家による政治組織です。
これの成立を「実質」とするか「権利」とするかによって
年号の違いが出てくるのです。
細かい話は長くなるので割愛するとして
「実質」ならば1185
「権利」ならば1192
ということなのでしょう。
因みに、「権利」の話をすれば1190説もある事を示しておきます。
日本史が少しでも好きだった人なら覚えがあるでしょう。
あの「右近衛大将」の件です。
まぁ、歴史というものは後世のものが勝手に定義付けたものの塊なので
(なんて言ったら歴史学を学ぶ者たちに批判されそうですが)
「いつ」より「何を」が重要だと思います。
『愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
ドイツの政治家、ビスマルクの言葉である。
個々人の経験なんてたかが知れている。
我々の先人たちが歩んできた道、歴史にこそ
学ぶべきものがある。
しかし、歴史は現代状況と乖離しすぎている嫌いがあります。
私の親は道を踏み外そうとする私に言った事があります。
『私たちはお前より長く生きて、お前よりかは多くを経験している。だから正解かは分からないが、助言しているんだ。』
彼らは果たして愚か者なのか。
「経験」は時を経て「歴史」となる。
ならば
生暖かい「経験」いう名の「歴史」にこそ
学ぶべきものがあるのではないだろうか。
源の話からだいぶ逸れましたな。
それもまた一興。
それでは bye! Konemy