おはようございます。
しばらく投稿しない間に
季節はすっかり夏へと移り変わっていました。
毎日、真夏日の部屋で過ごしております。
熱帯夜なんて当たり前。
これを記す室温は32度。
嫌になる暑さです。
人間の脳はうっすらと寒さを感じるくらいが
一番働くといった話を聞いた事があります。
受験生の時には厚着をして会場へ
暖房の効いた会場に着くと薄着になっていたのが懐かしい。
少なくとも大挫折はしなかったので効果があったと信じている。
体温に迫りつつある室温……は流石に過大な表現だが
少なくとも脳を回転させるような温度ではない部屋の中では
尋常では考えない事へ思考を廻らす。
駆動音を響かせるPCと共に。
「きみがおもうほどひとはやさしい」
不思議な表現である。
ある曲の歌詞を思ったときにふと浮かんだ言葉。
元の言葉は
『君が思うより人間(ひと)はやさしい』
聴き慣れた表現。
「君が思うほど」といったら続く言葉はきっと
「人間はやさしくない」
否定だろう。
母国語で文学を嗜む者だが、文法は大の苦手だ。
「より」と「ほど」の違いは後ろにつく言葉。
「より」の後ろは肯定。
「ほど」の後ろは否定。
つまりは「君が思うほど人間はやさしい」という文は文法的に間違いらしい。
不思議な表現という違和感は間違いではない。
だが、日本語は難しい。
私は「きみがおもうほどひとはやさしい」と述べた。
この文は間違えていない。
この時の「きみ」として何を浮かべるだろうか。
神か悪魔か。
はたまた、絶望した少年少女か。
もしくは慈母か。
0.1度だけ室温が下がった。
時間の経過か扇風機のおかげか。
少し、頭が冴えてきたような気もする。
それでは bye! Konemy