千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

蕎麦

前の投稿で「蕎麦」「饅頭」「饂飩」「ういろう」「茶」は
博多が日本最初の伝来の地て言うことば書きました。

他にも「濡れ衣」「オールナイト映画」やら
いっぱい博多発祥の言葉はいっぱいあります。

それだけに「博多」は日本のはずれ九州の北玄関で
昔の海外との接点でありましたとです。

この中で「蕎麦」と「ういろう」は博多に根付いとりまっせん

なんでかいな?

そういや昔から博多にゃ「うどん屋」ないっぱいありますバッテン
「蕎麦屋」はかぞえるごとしかありまっせん。

「蕎麦のうんちく」
比較的寒い地域に自生する宿根蕎麦(宿根種)と
苦味のあるダッタン蕎麦(ダッタン種)
それにおいしゃんたちがいつも食べよう
普通蕎麦(普通種)のあります。
肉食を主とする人種ではそばはあまり歓迎されない。
欧州ではそばは家畜の飼料でしかない。
理由はタンパク質の過剰摂取につながるげな

言い換えたらそれだけ食べ物の無い時代に
タンパク源として重宝されたってことです。

比叡山の阿闍梨が千日行ばしんしぁとぃ
そば餅・・直径10センチ、厚さ1.5センチ・・のなかに
人参やらそのほかの野菜類ばみじん切りにして
入れこんだものば常食とし、
ただこれだけの三・四個づつを一日三回食うだけで、
一千日間の苦行を続け・・・・ていうほどですタイ

博多の飢饉で謝国名さんが【承天寺】で
蕎麦がきばふるもうて博多の町民は
「歳をこした」ていうほど・・

「年越し蕎麦」はこれが由来であります。

ちなみに博多では「運そば」といいます。

話し戻して・・・・
なんで蕎麦が博多に根付かんやったとか?

たぶんその頃海外から入ってきた穀類では
「麦」の方が主流やったとでしょう。
麦の方が用途が広うございますけん。

麦は饂飩に姿ば変えて博多に根付き
蕎麦は他の日本の寒冷地に伝来していったと思います(私見)

それが証拠に「麦」の生産は今でも
北海道が全国の半分ば占めます。

なら「ういろう」は?

これは単純に
美味ぅないけんでっしょうや

日本の文化は中国ば経て入ってきとります。
中国では「蕎麦」は栽培されてないらしい。

中国の食文化は「小麦」ば使うた料理が多ぅござす。
餃子、麺、肉まん等々・・・

やけん博多も餃子、ラーメン、饂飩が主流ばなします。

ばってん最近おいしゃんな「蕎麦」が美味いて思います。
熱いスープのソバや無ぅてやっぱ「ざるソバ」


ばってん何でうどんと比べてソバは高いっちゃろう?

「手打ちソバ」て書いてあるソバ屋やら
なんか勿体つけて高こぅ値段ばつけてあるもんねぇ。

うどんのごと300円、400円で気軽に
ソバの食べられるならもっと蕎麦屋も流行りましょうバッテン

ざるうどんとざるソバやったら
文句無くおいしゃんな「蕎麦」にしますバッテンねぇ・・

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