石畳についていただいたコメントを思い浮かべながら、石畳の道を歩いた。
それぞれの国の風土・文化・歴史の結果として、その時代の街ができているということを再認識している。
プラハの土木関係者や市民はどう感じているのか知りたかったのだが、さすがに石材を掘り起こしながら忙しく仕事をしている工事現場の方々のに話しかける勇気はなかった。
街の風景を楽しむ限り、石畳は石の文化の街を演出するに相応しく本当に美しい。高校の授業で学んだ岩石の種類を思い出そうと努力しながら、思わず足を止めてシャッターを切りる。が、黒曜石?花崗岩?などと、地学で学んだ知識が混乱し、岩石か鉱石かすらわからなくなり、結局思い出すことをあきらめた。
実は、旅をしている中でこの手の混乱と失望をたびたび経験する。
アムステルダムの博物館で、東インド会社の趨勢を思い出そうとした時。プラハのコンサートホールでベートーベンの交響曲「田園」が第何番か思い出そうとした時。ゴッホ美術館で「印象派」の特徴を思い出そうとした時・・・
教科書に記述されていたことが目の前に展開しているのだが、知識はすっかり記憶の底にに沈んでしまっている。「昔、習ったはずだけど」と学んだ内容ではなく、学習した状況が浮かぶだけだ。
ところで、石畳。
チェコ・フィルのコンサートを聴くために買ったハイヒールのかかとを、何度もひっかけた。乳母車も車椅子も、もちろん乗用車も、スムーズな走行は望めない。景観や鑑賞の対象としてはすばらしい石畳。メンテナンスや追加工事に低コストが期待できるかもしれない。が、現代人の日常生活には、最早沿わないものとなってしまっているということなのだろう。
興味深くシャッターを切った石畳の画像が100枚近くになっていた。
それぞれの国の風土・文化・歴史の結果として、その時代の街ができているということを再認識している。
プラハの土木関係者や市民はどう感じているのか知りたかったのだが、さすがに石材を掘り起こしながら忙しく仕事をしている工事現場の方々のに話しかける勇気はなかった。
街の風景を楽しむ限り、石畳は石の文化の街を演出するに相応しく本当に美しい。高校の授業で学んだ岩石の種類を思い出そうと努力しながら、思わず足を止めてシャッターを切りる。が、黒曜石?花崗岩?などと、地学で学んだ知識が混乱し、岩石か鉱石かすらわからなくなり、結局思い出すことをあきらめた。
実は、旅をしている中でこの手の混乱と失望をたびたび経験する。
アムステルダムの博物館で、東インド会社の趨勢を思い出そうとした時。プラハのコンサートホールでベートーベンの交響曲「田園」が第何番か思い出そうとした時。ゴッホ美術館で「印象派」の特徴を思い出そうとした時・・・
教科書に記述されていたことが目の前に展開しているのだが、知識はすっかり記憶の底にに沈んでしまっている。「昔、習ったはずだけど」と学んだ内容ではなく、学習した状況が浮かぶだけだ。
ところで、石畳。
チェコ・フィルのコンサートを聴くために買ったハイヒールのかかとを、何度もひっかけた。乳母車も車椅子も、もちろん乗用車も、スムーズな走行は望めない。景観や鑑賞の対象としてはすばらしい石畳。メンテナンスや追加工事に低コストが期待できるかもしれない。が、現代人の日常生活には、最早沿わないものとなってしまっているということなのだろう。
興味深くシャッターを切った石畳の画像が100枚近くになっていた。
石畳の写真撮影が非常にポイントを得ています。
石畳のこの石の厚さにご注目。皆さんご存知の歩道等のインタ―ロッキングブロックの厚さは6CM~9CM。プラハの石は?
どう見ても15CM以上ですね。そしてピンコロ⇒6面を使う合理性。面と面の擦りあわせで持たせるから路盤は砕石と砂・・・・何度張り替えても産廃は出ません。心と経営に余裕があれば?こんな素敵な道も造ってみたい・・・子供がつまずいて転ぶのもいいことだと思います。
今も石の研究してらっしゃるのでしょうか??おげんきかな?・・・お体大切に旅をお続け下さい。
驚きました。又専門知識を持った方々がこれだけ一般の方に語りかける事に驚きました。
素晴らしい事だと思います。
ワインさんが見た事、感じた事、特に普段口にしない話題で盛り上がる事が最高です。
でもこの石畳の話題は非常に奥が深いように思います。
文化の違い、国民性、そして日本を外から見てみる。
是非石畳や歩道や下水そしてトイレ、色々意見を聞きたいです。