イタリア・グルメ・レポート

uoさんに、「イタリアのグルメレポートを」とコメントをいただいた。
私は食べることと飲むことが大好きなのだが、どちらかと言うとベジタリアンに近いこともあって肥えた舌を持っているとは言えず、本当のところ、旅で味わった各国料理のうん蓄を述べることには自信がない。が、旅で新しい国に行ったら、その地域のビールと郷土料理は必ず試そうと心に誓っているので、いくつかの料理写真は撮っていた。
というわけで、uoさんに応えてローマの食べ物について書こうと思う。

私は、旅に出る前から、イタリアで絶対に食べようと楽しみにしていたものがある。本場のイタリアンパスタ。「ぺペロンチーノ」と「マルガリータ」だ。両者とも、最もシンプルな材料で調理したスパゲッティとピッツァの基本、だと私は思っている。その本場ものを食し、本場の味を日本に帰ったら自分の手でも・・・と思っていたのだった。それから、イギリスで同宿だったスペイン人に「イタリアで一番美味しいのは、パスタでもフルコースでもない、ジェラートさ！」と何度も言われていたので、本場のジェラートも食べたいリストに加えた。

が、まったくもって期待に適わないローマ滞在となったのだ。
思い出すたびに哀しい気分。日を改めて書こう。


↑世界最高のパスタと言われる「Barilla （バリラ）」だけでもこれだけの種類が並ぶローマ市内のスーパーマーケット。ため息が出るほど安い。パスタのだけで陳列棚の壁一面を埋めている。