見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

信州~高山3泊4日16万円の旅

2007-10-04 03:36:04 | 欧州
インバウンド(海外旅行者の呼び込み)戦略を練る日本の自治体が増えている。課題は、価格、言葉、交通など多大で、どう切り込むかの具体的戦術が気になる。

日本の大手旅行代理店ローマ支店に置いてあった『JAPAN TOURS 2007-2008』で、その料金がいかに高いかを改めて知った。
東南アジアから欧州に入ったとたん、宿泊費や食費が数倍に膨れ上がってしまい嘆いてはいたが、よく考えてみれば日本でもそういう経済の中で暮らしていたのだ。しかし、この旅行社の企画によるツアーパッケージを見れば、日本の物価の高さに敬遠する外国人も少なくないのではと心配になる。もっとも、今はユーロがとても強いので、案じることはないか・・・

例えば、3泊4日2食の東京発の地方ツアーが16万円。日本までの往復費用は含まれていない。あくまで、日本まで来た外国人が、日本国内を観光する1~8日のパッケージツアーである。かなり高いように思うのは、半年の海外生活のうちに、日本の物価を忘れてしまったということかもしれない。
ぶ厚い冊子に紹介された134点の各種パッケージツアーの中に、故郷信州に入るツアーが1点だけあった。
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■~サムライ時代の古道~「木曽路と高山4日間」■
164,000円(東京~京都)*東京帰着は4,000円増

〔第一日目〕:東京ー諏訪ー松本
朝、浜松町バスターミナルから新宿まで山手線、新宿から特急で茅野駅下車。バスで全国1万あるという諏訪神社の本山と言われている諏訪大社を観光してから松本へ。松本城と旧制開ち学校を観光、松本東急インへ宿泊。

〔第二日目〕:松本ー木曽福島ー妻籠ー馬籠ー南木曽
一日バス乗車。素晴らしい景色の田舎風景を堪能。福島の関所、博物館、目覚めの床(日本の御伽噺に由来する場所)を観光。木曽路というサムライ時代(Samurai period)の古い道を通り、妻籠と馬籠という古くて小さな村を観光。そして妻籠にある南木曽町博物館を参観。ホテル木曽路で、畳マット(tatami mat)という伝統的な日本式部屋に泊まり、日本式夕食。

〔第三日目〕:南木曽ー白川郷ー高山
ホテルにてビュッフェ式朝食。御母衣湖を経由し、合掌造り建築で有名なユネスコの世界遺産指定の白川郷をバスで観光。合掌造り民俗公園を訪問し、歴史を経てどのように人々が生活してきているのかを見学。高山グリーンホテルへ宿泊。

〔第四日目〕:高山ー京都  又は 高山ー東京
朝、歩いて高山市内を見学。屋台会館(祭り展示ホール)、民俗工芸美術館、朝市、土産物を買うに最適なカミサンノマチ通りを観光。午後、特急にて京都へ(特急と新幹線にて東京へ)。京都(東京)到着後、各自のホテルへ送迎サービスあり。

*ご案内:
・英語を話すガイドか添乗員が、特急と新幹線の乗車時を除いて付き添います。
・料金には、朝食1回と夕食1回が含まれます。
・東京から京都のホテルまで一人一個につき無料で、荷物をお送りします。3泊分の必要品を軽いバッグでお持ちになることをお勧めいたします。東京に戻る方の荷物については責任を負いかねますので、宿泊予定のホテルに預けておかれることをお勧めします。
・東京、京都の主要ホテルの送迎サービスがあります。下記ホテル発着の時刻表を参考にお申し込みください。
・ツアー申し込みの最少人数は2名です。
・このツアーは、海外からの旅行者のみが対象です。
・カジュアルな服装と履き心地のよい靴を着用されることをお勧めいたします。また、10月11月にはオーバーコートを持参されることをお勧めいたします。
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