見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

旅の風景■食のラオス

2006-08-09 22:35:25 | 過去の旅
ラオスで嬉しかったのは、タイ以上にゆったりとした時間の流れを感じたことです。

地方のいくつかの集落で、床下にはた織り機を作り付けた民家が並んでいました。
床下は機織にぴったりの空間です。
日陰で風通しもよく、周囲の景色を見たり、隣で機織する女性と世間話をしながら、女性たちは、絹糸や木綿糸を使って器用に布を織り上げていました。
その場で買ったシルク織

床下の空間は、機織以外にも米を叩いて脱穀したり、籾殻を飛ばしたりする作業場としても有効に使われていました。ゆったりとした農作業風景です。

ラオスの落ち着いた色彩の手織り布は好きですが、ラオスのシンプルな家庭料理も大好きです。

ひき肉レモンサラダと、インディカ種の蒸したもち米の取り合わせは、私にとってベストです。毎日同じメニューでもきっと一ヶ月は大丈夫。

底に入れた練乳を溶かしながら飲む濃~いラオスコーヒーも魅力的。
さっぱりしたスープの米粉麺は、量が少ないので何杯たべても飽きのない味。
鶏肉と豚骨でコトコトダシをとったお粥は朝食に最高。

結局、食べ物は何でも美味しいラオスなのでした。

来年、世界を歩き初めて最初にラオスに入ってしまうと、そこでしばらくの間、沈没しそうです。



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