見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

ノルウェイのメランコリックなジャズ

2006-11-08 00:23:08 | 文化・映画・演劇・音楽
煮詰まった頭を解放してくれるのは、香り高いコーヒーとほっとする良質な音楽。

週末、食材の買い出しのついでに寄ったCDショップで、ジャズアルバムを買った。
視聴用のヘッドフォンから流れてきた気だるい音調の女性の歌声と軽やかなジャズタッチのピアノは、消耗して毛羽立った気持ちを癒してくれるような気がした。

<ノルウェイのインディレーベルからひっそりとリリースされた>と説明されているこのアルバム『Aire & Angels Ⅱ』は、Siri Gjaere(シール・ヤーレ)のボーカルとTord Gustavsen(トルド・グスタフセン)のソロピアノというシンプルな11曲が納められている。   >オフィシャルHPで、3曲視聴可能

ノルウェイ人なのに、英語の歌ばかりだと思ったら、イギリスの詩人Rupert Brooke (1887-1915) とJohn Donne (1572-1631)の詩を歌ったものが6曲あった。残りは、SiriとTordが作っている。

Siriはロック歌手だという。
CDショップのジャズコーナーに置かれていたので、ジャズと思い込んで聴いているが、ひとつのジャンルに閉じ込めてはいけないのだろう。

北欧の文化に触手が動くのは、来年の世界歩きを意識しているせいかもしれない。



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