見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

下町の風景

2008-11-25 23:23:53 | 旅の風景
妹の住む浅草を歩いてみた。
「気取る必要がなくて、つっかけ姿で歩ける。昔ながらの商店や飲食店が軒を連ねて、ほっとするまち」
と彼女は浅草がいたくお気に入りで、日本人としての郷愁を呼び覚まされる四季折々の祭りが開催されるたびに、信州に住む両親に声をかけているらしい。

創業60年を誇る観光バス会社「はとバス」によると、東京の三大名所といえば「皇居」「東京タワー」そして「浅草」なのだそうだ。

確かに、平日、休日を問わず浅草寺の周辺は人をかき分けて歩かなければならないほどの観光客で溢れかえっている。
屋台が並び、呼び込みの声が飛び交う。毎日が縁日のようだ。
日本語ばかりでなく様々な言語が飛び交うワールドワイドな一大観光地だった。





懐かしい名称「純喫茶」。浅草界隈に多数見られるが、ビールを出していても純喫茶?
「純喫茶とは、酒類を扱わない、純粋な喫茶店のこと。酒類を扱い、女給(ホステス)による接客を伴う「特殊喫茶」に対しての呼称。1955~75年頃までは、純喫茶と名乗る喫茶店が各地に多数あったが、現在は死語に近い。」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





浅草寺の北西にある場外馬券売り場。周囲には一杯飲み屋や格安飲食店が立ち並び、一種独特の雰囲気が漂う興味深い一角だ。競馬新聞を読みながら歩く人たちも少なくない。






「午後5時~午後10時。英会話のできる方を募集しています」の縦看が、絵画店に立つ。





新浅草名物のからくり時計。時間近くになると浅草門正面の交差点に観客が取巻く。
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2 コメント

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Unknown (霜柱)
2008-12-07 22:04:14
わたあめが、1本100円
チンドン屋
懐かしい下町の風情です
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「下町」 (wine)
2009-01-01 12:20:48
「下町」という言葉の響きがいいですよね。昔、好きだった歌の中に「downtown boy」という言葉が出てきましたが、このニュアンスがわかるのは、都会に育った人たちなのかもしれませんね。
ところで、最期の画像にある浅草のからくり時計は、竹下内閣時代の「ふるさと創生一億円事業」の産物だそうですが、設置した方の建物が古くなったので、時計も一緒に壊すかどうか議論になっているとのこと。昔の時計なので、すでに故障時の対応ができず、かといってからくり時計を新調すると巨額の経費がかかることから、もめているのだ、と浅草のもんじゃ焼き店主がこぼしておられました。
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