見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

クメール文化遺跡と自然の驚異

2007-06-13 00:35:30 | カンボジア
インドがその保存支援活動を展開している仏教僧院タ・プローム(1186年創建)。



修復が進められている周囲のどの寺院とも異なり、自然の驚異を残すために、スポアンに押しつぶされ羽交い絞めにされた僧院そのものの現状維持が試みられている。
地球が経てきた時間の流れ、人間を含む生物の盛衰が重く迫ってくる。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カンボジアに見る支援のかた... | トップ | 内戦の爪あと »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい (ken)
2007-06-16 13:37:04
すごい 


この地球相手に
地球温暖化対策だなんて
わたしたち人間はなにをやってるのでしょう・・
返信する
えぇ~っ! (Makkoto)
2007-06-16 14:13:23
これ木ですか・・?!
返信する
Unknown (tora)
2007-06-16 21:25:38
前に林業を仕事で体験したとき、その時の同僚の先輩が、「一度人間の手が入った自然は、ずっと人間が手を入れなければ自然が持たない」といっていたことを思い出します。植林して草刈して間伐して成木を切って製材して。自然ってなんだろうって思います。
返信する
「地球に優しく」の戯言 (ワイン)
2007-06-18 16:26:00
「地球に優しく」などという言葉は人間のおごりでしかないと改めて思わされます。
少子化も、セックスレスも、異常気象も、「ヒト」という変異生物を消滅させるための地球の歴史ベクトル上の一瞬のできごとに過ぎないのではないかとすら思えてきます。タ・プロームは、寺院至るところがスポアンという巨木に覆われ、自分もスポアンの根の栄養になったら、木と共に人類の盛衰を見ることができるのだろうか、などとふと思う深閑とした雰囲気の廃墟です。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

カンボジア」カテゴリの最新記事