支援のエアポケット？（震災現地報告＠茨城）

あまりの被害の凄まじさに、三陸沿岸の様子がクローズアップされがちですが、茨城県の様子も酷いものでした。



地震の揺れにより傾いた家。



津波に基礎を洗われ、陥没してできた穴に落っこちてしまった民家の塀。



津波により傾いてしまったネットフェンスに・・・



同じく、津波により傾いた頑丈であるはずのスチールフェンス。



青のラインは、津波が押し寄せた高さです。



放置された車に残る、津波の跡・・・



新品の精米してから時間の経っていないコシヒカリが放置されたまま・・・さすがに、持ってこれませんでしたが・・・



束の中心から外れた柱は、あと3cmずれていたら、確実に屋根が落ちていたと思います（危険度：赤（倒壊の危険有り））。



そして、生活の足である車に給油するための車列は、いつ果てることなく続く・・・

写真はありませんが、福島原発の放射能汚染により、野菜が消えた地元商店。
上水道の復旧は急ピッチで進んでいるものの、余震が続く現状では、ガスの復旧はまだ＆まだ。
高速道路の段差解消の為のすり付けが、本舗装に変わる目途は立たず＝50km/h制限は継続。
落っこちたままの橋は、仮橋を仮設する準備もなされておらず・・・
液状化した地域のマンホールは飛び出したままで・・・
海岸線を走る道路の信号機は、真っ暗なまま。

平時であれば、連日トップニュースになりそうな被災状況であるにもかかわらず、マスコミから流れてくる茨城県の状況は、野菜と牛乳の放射能汚染のみ・・・

東北地方の方々だけでなく、“関東地方”の茨城県の方々にも、ご支援の程をお願い致します。
でも、ひょっとしたら、千葉県も・・・