
今年20回目のお別れ。
高校の先輩であり、青年会議所の先輩でもあり、大切なお客様であり、そして人生の先輩だった松永恵一郎さんとのお別れだった。
恵一郎さんの凄いところは、誰に対しても悪口を言わないこと。
そして、誰一人として恵一郎さんの悪口を言わなかったことに尽きる。
お付き合いをさせて戴いてから十余年。
ただの一度も、恵一郎さんに対する悪口を聞いたことはなかった。
葬儀が終了した後の祓いの席では、参列者一同異口同音に『本当に良い人だった』を連発し、故人を偲んだ。
翻って自分の評判と言えば・・・恵一郎さんとは正反対。
耳に入る噂は『あいつが・・・』とか『あんてぇ~が・・・』等と、完全に悪役(ヒール)扱い。
『何でみんな俺の悪口を言うんだ』と、先頃実刑判決を受けた俳優さんも言っていたが、自分の不徳の致すところだから仕方がない。
恵一郎さんとのお別れでは、本当に涙が止まらなかった。
自分が召されたときに、涙してくれる人は何人いるのかと思うと、よけいに悲しくなってしまった。
でも、生き方は変えられる。
決して遅くはないはずだ。
まずは、人の悪口は絶対に言わないようにしなければ・・・
偉大なる先輩、恵一郎さんのご冥福を、心からお祈りいたします。
合掌
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