ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

味比べ

2011年06月03日 | 無印グルメクラブ

鹿児島の味付けは、基本的に甘い。
特に、醤油の甘さには、毎回驚かされてしまう。

蕎麦つゆくらいなら何とか許容範囲に入っているが、さすがに刺身となると・・・
そこで、お店で食事をする際に必ず必要となる言葉が『キッコーマンありますか?』。

よくしたもので、お店によっては、写真のように『キッコーマン』とラベル付けしてある容器を準備してくれているところもあり、本土の人間にとっては非常に有り難い。

醤油の話はその位にしておいて、話題は変わって鰹節の話。
今回訪れたお鮨屋さんで、本枯れ節(荒節に、優良種のカビを付けて日に干すという工程を繰り返したものを「枯れ節」といいます。)普及のためのキャンペーンとして、本枯れ節のみで出汁を取ったお吸い物を、サービスで提供していただいた。



ところが、我々一行は、生産量では枕崎に抜かれてしまったものの、鰹節の本場を自負する焼津の衆ら(人達)。
「美味しいね~」と舌鼓を打つだけでは芸がないと、店の女将さんに「今度は、荒節(生のかつおの頭や内臓を取り除き、1時間ほど煮て、煮えたカツオを何度もけむりでいぶしていくと、次第に水分が抜けて堅くなります。これを「荒節」といいます。)だけで出汁を取ったお吸い物をくれ」と、無茶なリクエスト・・・と思いきや、「直ぐに用意します」と、にこやかに切り替えされてしまった。



そして、暫くして出されてきた、荒節100%のお吸い物。
やっぱり、本枯れ節100%のモノと比べると、『鰹らしさ』が前面に出過ぎていて、みんな口々に「やっぱり本枯れ節にはかなわねぇ~な~」と語り合っていたところ、当社の若手社員のT君が「ぼかぁ~こっちの方が出汁が出ていて美味しいと思います」と、突然主張し始めた。

確かに、味の強さといった面では、荒節に軍配は上がると思うが、本枯れ節のスッキリさには敵わないと思うんだけどな~
やっぱり、歳をとっちゃったのかな~



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