挨拶しよっ

いつもの通勤路。
毎年この時期になると、美しい銀髪のおばあさん（自分は親しみを込めて“おばちゃん！”と呼んでいる）が、玄関前のブロック塀に綺麗な花（名前は知らない・・・）を咲かせている。
以前は、GW中に咲いていたように記憶しているが、温暖化のせいか、年々開花の時期が早まっているような気がする。

実は、通勤の間にすれ違う全ての人々に挨拶するきっかけを作ってくれたのが、このおばちゃん。
以前、近所で工事を行った際に『きれいにしてくれてありがとう。嬉しくて、あたしゃ～みんなに電話して見にきてもらったよ』と声をかけてくれたのが始まりだ。

最近の公共工事に関する地元住民の感情は、どちらかと言えば感謝よりも迷惑。
昔は、一服の時間にお茶やお菓子を随分と差し入れしてもらったものだが、最近の戴き物はクレームばかり・・・（笑えないっす）

その様な状況の中でのおばちゃんの言葉は、本当に嬉しかった。
そして、毎朝の挨拶を続けていく内に、挨拶の輪が拡がっていき、今では最低10回／日は「おはようございます」と繰り返している。
お互いに交わす挨拶は清々しい気分をプレゼントして貰っているようで、通勤時間が本当に楽しく思えるようになった。

これからも、おばちゃんには長生きしてもらいたいものだ。
そうそう、明日こそ花の名前を聞かなくっちゃ！