もう一つの京都。
第2弾は、憧れのお茶屋遊び。
場所は、京都島原で唯一営業している「輪違屋(わちがいや)」さん。
こちらも、昨日の三玄院さん同様、『観覧謝絶=一見さんお断り』の看板が近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
今回ご登場いただいたのは、輪違屋さんが誇る4人の太夫の中から、きりりとした中にも、温かな人間性を感じさせてくれる綺麗所『如月太夫』さん。
太夫とは、「お公家さんの相手ができる最高の遊女」のことを指し、容姿・品格・教養の三拍子が揃って、初めてなることができる女性のことで、昔から一定の身分以上でなくては、どんなに容姿や教養が優れていてもなれなかったそうだ。
そして、太夫の位の高さを証明するのが、太夫に与えられた「正五位」という官位。
正五位とは、殿上で天皇に謁見できる10万石の大名と同位という位の高さだ。
もっとも、その代わりといっても何だが、殿上で天皇に失礼があってはならないよう、今でも一年を通じて裸足で過ごさなくてはならないといった枷がはめられているとのことだった。
普段は見学することができない、傘の間(太夫さんを日差しや雨から守る傘紙を、意匠として襖に貼り付けた部屋)や、近衛公が記した書等、輪違屋さんの中はお宝だらけ。
中でも、宴席にさりげなく立てられている屏風に書かれている書は、何と新撰組隊長の近藤勇の手によるもの。
隠れ切支丹の名残である、石灯籠の下に隠された十字架など、とにかく歴史の重みに圧倒されてしまった。
その様な雰囲気の中で行われる、究極のお茶屋遊び。
ろうそくの炎だけに照らされた太夫の「かしの式」から始まり、最後の宴席まで。
今まで別世界のことだと思っていたお茶屋遊びを体験することができて、本当に幸せな時間を過ごすことができた。
宴席の内容は、実際に味わっていただきたいのでここでは記さないが、『いつもの飲み会』とは、全く別物であることは確かだ。
次回この様な機会があれば、もう少し教養を磨いて、太夫にオホホと流されないような会話を楽しみたいものだ。
第2弾は、憧れのお茶屋遊び。
場所は、京都島原で唯一営業している「輪違屋(わちがいや)」さん。
こちらも、昨日の三玄院さん同様、『観覧謝絶=一見さんお断り』の看板が近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
今回ご登場いただいたのは、輪違屋さんが誇る4人の太夫の中から、きりりとした中にも、温かな人間性を感じさせてくれる綺麗所『如月太夫』さん。
太夫とは、「お公家さんの相手ができる最高の遊女」のことを指し、容姿・品格・教養の三拍子が揃って、初めてなることができる女性のことで、昔から一定の身分以上でなくては、どんなに容姿や教養が優れていてもなれなかったそうだ。
そして、太夫の位の高さを証明するのが、太夫に与えられた「正五位」という官位。
正五位とは、殿上で天皇に謁見できる10万石の大名と同位という位の高さだ。
もっとも、その代わりといっても何だが、殿上で天皇に失礼があってはならないよう、今でも一年を通じて裸足で過ごさなくてはならないといった枷がはめられているとのことだった。
普段は見学することができない、傘の間(太夫さんを日差しや雨から守る傘紙を、意匠として襖に貼り付けた部屋)や、近衛公が記した書等、輪違屋さんの中はお宝だらけ。
中でも、宴席にさりげなく立てられている屏風に書かれている書は、何と新撰組隊長の近藤勇の手によるもの。
隠れ切支丹の名残である、石灯籠の下に隠された十字架など、とにかく歴史の重みに圧倒されてしまった。
その様な雰囲気の中で行われる、究極のお茶屋遊び。
ろうそくの炎だけに照らされた太夫の「かしの式」から始まり、最後の宴席まで。
今まで別世界のことだと思っていたお茶屋遊びを体験することができて、本当に幸せな時間を過ごすことができた。
宴席の内容は、実際に味わっていただきたいのでここでは記さないが、『いつもの飲み会』とは、全く別物であることは確かだ。
次回この様な機会があれば、もう少し教養を磨いて、太夫にオホホと流されないような会話を楽しみたいものだ。
本当に太夫さんは、あらゆる事に秀でていて、びっくりしました。
きっと、糸里さんも、レベルの高いおもてなしをしていたんでしょうね。
上戸 彩さん的な可愛さよりも、『美しい』といった表現の方がぴったりとしていた如月太夫さんでした。
機会がありましたら、是非!
貴重な経験ができていいなぁぁぁ。浅田ファンにはたまりません
暖簾、かっこいいです。