ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

もう一つの京都(御すぐき處なり田さん)

2009年06月17日 | 旅先で
今回ご紹介するのは、上賀茂神社の直ぐそばに、江戸時代からの風格を漂わせている京都漬物の名店『御すぐき處なり田』さん。



なり田の誇るすぐき漬けを筆頭とするお漬物を食しながら、成田善紀社長のお話を伺うといった、贅沢な時間を過ごさせていただいた。



京野菜と塩だけを材料として造られる各種お漬物は、本当に美味しくて、併せていただくのがお茶でなく、お酒だったら最高なのに・・・と、不埒なことを考えてしまったほどだ。



さらに、すぐきとオリーブオイルをコラボさせた、すぐきドレッシングをかけた生野菜を頂戴した際にも、ここにワインがあればな~と、またしても良からぬ考えをもってしまった・・・

様々なヒントを戴いた成田社長のお話の中で、特に印象に残ったことは2つ。
一つめは、すぐきから抽出されたラブレ菌の効用がTVで取り上げられたことにより、すぐき漬けの大ブームが発生した際にも、ブームに惑わされることなく頑なに昔ながらの材料と製法を守り続け、安易な増産を行わなかったということ。

そして二つめは、伝統の味=同じ味ということではなく、絶え間ない進化が伝統の味を産んでいるということであった。



特に、二つめの『伝統に胡座をかかない』といった姿勢こそが、伝統=暖簾を守ることに繋がるといった教えは、跡取りどら息子の何にも専務にとって、大きなインパクトを与えられた出来事だった。
社長のお話を伺った後、お店で戴いたその他のお漬物も美味&美味&美味
御礼の意味も込めて、こらしょと買い込み、クール宅急便で自宅に送付した。

京都から戻った後に続いた宴席も一段落。
今晩は、お漬物を肴に、ゆっくりとお酒とのコラボを楽しむこととしよう


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