ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

民間の発想

2008年05月12日 | 学んだこと



先週末、民間企業のトップから行政のトップに転身した桜井島田市長を講師にお迎えして、志太経済懇話会の5月例会が、静岡の地で開催された。

講演の詳細を全てこのBlogに掲載してしまうと、色々とご迷惑をおかけしてしまう方が多数発生してしまうと危惧されるほど、本当に面白くて、中身の濃いお話しを聴くことが出来た。

中でも、特に印象に残った点(Blogに掲載できる範囲で)は、『マスコミが記事にしたくなる政策は、市民が望み、票につながる』という哲学?である。

市長は毎晩床に就く前に『どのような政策を発表すれば、マスコミが喜ぶだろうか?』ということを、必ず考えるそうである。

マスコミが喜びそうな政策は、

1.個人的な構想として発表すると、まず記事にしてくれる。

2.マスコミが喜びそうな政策は、議案として議会に上程すると必ず揉めるので、そこで記事になる。

3.議会で承認されると、そこでも記事になる。

4.そして、実際に実現すると、そこでも記事になる。

ということで、『一粒で4度美味しい』広告を、無料で打つことが出来る。

最近地元紙を見ても、政策絡みの案件に関しては島田の記事ばかりで、残念ながら我が焼津のニュースは殆ど見かけない。

奇しくも先程のお昼のNHKニュースで、『静岡空港開港をにらみ、パスポートの取得に島田市が助成金』といったトピックが、かなりの時間を割いて放映された。

今年は選挙の年。
この地域で、3つの首長選がある。
桜井市長に対抗できるような感覚を持ったリーダーを選ばなければ、気がついたら自分のまちの名前が『島田市』に変わっていたということになってしまうかも知れない。


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2 コメント

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Unknown (*nisei.*)
2008-05-12 20:26:38
確かにマスコミに取り上げられるってのは注目されていいですよね。
ぜひ、そういった手法を会社に取り入れてください。ニュースで取り上げられる会社に向けて。。
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む~ん (ま→くん)
2008-05-13 06:41:41
☆*nisei*さん
ご無沙汰しております。
自分の所属している業界は『目立つ=罪』という意識が昔から強く、何かをやらかす度に、周りから叩かれています。
でもめげずに続けていきますので、応援よろしくお願い致します。
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