ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

比較するのおこがましいですが・・・

2009年11月13日 | 学んだこと
小泉内閣発足当時から購読を続けている『首相官邸からのメールマガジン』の中に、ハッとさせられる投稿があったので、ご紹介させて戴きます。

--- 以下メルマガより転載 ---

天皇陛下御在位20年特別寄稿
[天皇・皇后両陛下からいただいた励まし ]

新潟県柏崎市長
会田 洋(あいだ ひろし)

 平成19年7月16日新潟県中越沖地震が発生、柏崎市は震度6強の揺れを観測しました。市のほぼ全域にわたって壊滅的な被害があり、柏崎市内だけでも死者14名(隣の刈羽村で1名)、重軽傷者1,664名、建物被害は28,423棟に上りました。

 震災直後から、国・県・他の自治体・自衛隊・ボランティアを始め全国の多くの皆様から、力強いまた温かいご支援や激励をいただきました。振り返ってみて、様々な出来事がありましたが、最も印象に残っているのは、天皇・皇后両陛下から被災現地にお出でいただいたことです。

 震災からまだ1ヶ月と経たない8月8日の暑い日、両陛下は市中心部の避難所の小学校を訪問されました。お着きになってまず、避難所の外に詰めかけた市民一人ひとりにお声掛けをされました。大変に暑い日で直射日光の下でしたが、両陛下は全く気にも止められず、随分長時間お立ちになられたままお話をされていました。

 その後、避難所となっている学校の体育館に入られました。中では避難している大勢の市民が、敷物の上に座ったり寝そべったりしていました。そのような状態でしたから、私は、両陛下が代表者にでもお声掛けされて激励されるものと思っていました。

 ところが、お二人は左右にお分かれになり、それぞれ床に膝をつかれて、被災者と同じ目線でお話をされたのです。「地震はびっくりされたでしょうね」「ずいぶん避難生活が長くなっているので大変ですね」「暑さが続きますがお体に気をつけて頑張ってください」など、それこそ一人ひとりにお声掛けされました。

 そのご様子を間近で拝見して、私は両陛下の被災者へのいたわり、国民を思うお気持ちがいかに深いものであるかと、こみ上げるものを感じました。両陛下からこのような温かい励ましをいただき、被災者にはどれほどの励みになったか計り知れません。感謝の気持ちでいっぱいでした。

 その震災からまもなく2年4ヶ月になります。お陰様で震災からの復旧・復興は速いスピードで進んで来ています。今夏には復興公営住宅も完成し、被災者の生活再建にも一区切りつけることができました。これからも本格的な復興に向けて、市民皆で力を合せて頑張ってまいります。全国の皆様、有難うございました。

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両陛下と較べるのはおこがましいが、自分と関わりを持って戴いている一人一人に対して、尊敬や労りの心を持って自分は接しているのかと考えると、赤面の至りだ。
常にコミュニケーションの大切さを説いている自分が、実際にはコミュニケーションに最も必要な『相手を大切にする』といった部分で大きな欠陥を抱えていることに改めて気付くことができた。

『隗より始めよ』という言葉よりも、背中で示す両陛下の行動力に少しでも近付くことが出来るよう頑張らねば

改めまして、天皇皇后両陛下御在位20年おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。


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2 コメント

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こんにちは。ま→くんさま。 (自由人浜ちゃんです。)
2009-11-13 11:56:39
こんにちは。
ま→くんさま。
浜ちゃんです。

私も「心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。」…の気持ちです。
ある意味、私たちより不自由で山程の気遣いで、僭越ながら素晴らしい
と思っています。こんなところに、日本を感じたりします。
たしか先月、ご即位20年記念の大会と提灯行列に参加しました。
あらためて参加して良かったと感じてます。
おめでとうございます。

で…私愛用のウィンドブレーカーは大学二年から使用なんて、30年目に入ります。

ありがとうございます。
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不思議? (ま→くん)
2009-11-13 17:45:31
☆浜ちゃん様
『人間としての格』といったものを押しつけることなく感じさせる両陛下には、ニュースに接する度に圧倒されてしまいます。
皇室関連の祝賀行事があると、必ず『○○反対!』等のデモ等が起きたりするのですが、相手を大切にするという立場に立てば、自然と自分のなすべき行動は何かという結論に達すると思うのですが・・・

ちなみに、私愛用のウィンドブレーカーは大学4年から使用しておりまして、23年目に入ります・・・まいりました。
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