昨晩開催された緊急シンポジウム『焼津市立総合病院の現状とこれから』。
基調講演に立たれた『菱田 明浜松医科大学第1内科教授』のお話は、かなり衝撃的であった。
経済の世界ではよく、デフレスパイラル等の『負の連鎖』が話題となるが、医療の世界でも、その類の出来事が生じていて、その結果として地域医療が崩壊しているといったことがその内容であった。
具体的には、
1.患者が時間外に押し寄せることにより、当直医に過度の負担がかかる。
2.その負担に耐えきれずに、何人かの医者が去っていく。
3.残された医者の、一人当たりの作業量が増加する。
4.その結果、当直回数等が増え、新たに増したその負担に耐えきれない医者が去っていく。
といった負の連鎖が、確実に焼津市立総合病院で進行しているということであった。
特に『えっ』と思ったことは、1番の「患者が時間外に押し寄せる」ということ。
開業医は大体夜になると店じまい?してしまう(当たり前)ので、緊急の患者が『救急』に向かうのは仕方がないと思ったが、実態を聞くとさもあらんや・・・
昼間忙しい子育て主婦や、共稼ぎの夫婦が、帰宅後、『開いている医者に行く』といった感じで受診しているという。
『そんなはずはないだろう』と、その時点でも思っていたが、その後の説明を聞いて愕然とした。
それは、『22時を過ぎると、受診率が一気に低下する』ということ。
何故かといえば、22時を過ぎると、患者負担金が跳ね上がるからだ。
22時以降、急患が減少するということは、どう見ても考えにくいので、これではコンビニ受診(「平日休めない」や「日中は用事がある」、「明日仕事があるから」等を理由とし、夜間や休日に重症者の受け入れを対象する救急外来を受診をする行為を示す・・・Wikipediaより)と言われても仕方がない。
このコンビニ受診により、本当に医師の手助けが必要な急患が後回しにされたり、焼津市立総合病院の医師が減少する状態を作り出す引き金になっていたりすると考えると、本当に恐ろしくなってしまう。
焼津市立病院存続の危機を行政の責任として押しつける前に、我々一般市民のコンビニ受診を改めなければ、抜本的な解決策を得ることは難しいに違いない。
でも、何だかな~
基調講演に立たれた『菱田 明浜松医科大学第1内科教授』のお話は、かなり衝撃的であった。
経済の世界ではよく、デフレスパイラル等の『負の連鎖』が話題となるが、医療の世界でも、その類の出来事が生じていて、その結果として地域医療が崩壊しているといったことがその内容であった。
具体的には、
1.患者が時間外に押し寄せることにより、当直医に過度の負担がかかる。
2.その負担に耐えきれずに、何人かの医者が去っていく。
3.残された医者の、一人当たりの作業量が増加する。
4.その結果、当直回数等が増え、新たに増したその負担に耐えきれない医者が去っていく。
といった負の連鎖が、確実に焼津市立総合病院で進行しているということであった。
特に『えっ』と思ったことは、1番の「患者が時間外に押し寄せる」ということ。
開業医は大体夜になると店じまい?してしまう(当たり前)ので、緊急の患者が『救急』に向かうのは仕方がないと思ったが、実態を聞くとさもあらんや・・・
昼間忙しい子育て主婦や、共稼ぎの夫婦が、帰宅後、『開いている医者に行く』といった感じで受診しているという。
『そんなはずはないだろう』と、その時点でも思っていたが、その後の説明を聞いて愕然とした。
それは、『22時を過ぎると、受診率が一気に低下する』ということ。
何故かといえば、22時を過ぎると、患者負担金が跳ね上がるからだ。
22時以降、急患が減少するということは、どう見ても考えにくいので、これではコンビニ受診(「平日休めない」や「日中は用事がある」、「明日仕事があるから」等を理由とし、夜間や休日に重症者の受け入れを対象する救急外来を受診をする行為を示す・・・Wikipediaより)と言われても仕方がない。
このコンビニ受診により、本当に医師の手助けが必要な急患が後回しにされたり、焼津市立総合病院の医師が減少する状態を作り出す引き金になっていたりすると考えると、本当に恐ろしくなってしまう。
焼津市立病院存続の危機を行政の責任として押しつける前に、我々一般市民のコンビニ受診を改めなければ、抜本的な解決策を得ることは難しいに違いない。
でも、何だかな~
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