能登島のパンフが目立ってる。
映画.comの評価が滅茶苦茶高い!1人1人の他のレビューを見ようかと思い、チェックしてみると、この『ゆらり』にしか投稿していない・・・完全な工作員であった。まぁ、たまには騙されるのもいいかと思い直し、石川県がロケ地となってるのだから、多少甘めに評価しなくては。
舞台となるのは石川県能登。民宿“赤木箱”を中心に3家族の親子の絆を描いている作品です。現代パートでは、母凛香にかまってもらいたい一人娘のゆかりが父親に相談して、狂言誘拐を計るというストーリーと、両親のいない従業員の瞳(萩原みのり)の実父が突然現れて、遠巻きながら娘の無事を確かめるというストーリー。
未来パートは、息子のそらと2人暮らしのシングルマザーゆかり。神様がいないと言うそらのために、神様から手紙が届くポストをプレゼントし、そらが投函した手紙の返事を書くことがゆかりの日課となる。過去パートは、女優の夢を諦め、実家の赤木箱に戻ってきた凛香が不思議な注意書きの書かれたリモコンをみつける。リモコンを操作すると、時間が遡り、デジャヴのような体験をする。母親(鶴田真由)に対して文句ばかり言っていたのだが、その母がその晩死んでしまう。
ハッキリ言って、現在、未来、過去が繋がってるなんて全然わからなかった。過去でもデジタルの大型テレビだし、未来は逆にアナログぽい。繋がったところでストーリーが有機的に絡み合うこともないので、全く別のエピソードとして見てもいいのですが、せっかくリモコンという一種のタイムマシンを扱うのであれば、もっと工夫すれば面白く仕上がったのではないかと思います。
★★・・・
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