巨大な埋没林のファンタジックな世界。ミジンコも育てないし、サックスも吹かない・・・
ストーリーらしいストーリーは無い。小さな町に起こった小さなエピソードをドキュメンタリー風に描いていく映画。それにしても無駄に金を使っているような気がしてならないほど、町をいじってあるのです。
女子高生たちは創作物語をリレー形式で語る。ラクダを一匹飼う物語。舗装された道路では足を痛めるので、コンクリートを全て剥いでしまう。道路工事業者に頼むと、いくらかかるんだろうなどと余計なことまで考えてしまうのです。夢と現実の交差する地点。映画は観客に想像力を与えなければならないのに、これほど現実に戻される自分がもどかしい・・・
町の人々の日常生活が映し出される。どこまで現実で、夢はどこから始まるのか。あまりにも平坦な描写が続くと眠くなって、本当に夢を見てしまいそうです。それが一気に映画の世界に引きずり込まれるのが終盤、埋没林を発見するところから・・・幻想的なカーニバルへと進んでいく。
見えるものと見えてないもののを対照的に表現したかったと小栗康平監督は言う。前半にはロングショットが多く、登場人物の顔がわからなかったけど、後半には時折アップになって、意外と豪華な俳優陣であったことにも驚かされた。
★★★・・
・公式サイト
ストーリーらしいストーリーは無い。小さな町に起こった小さなエピソードをドキュメンタリー風に描いていく映画。それにしても無駄に金を使っているような気がしてならないほど、町をいじってあるのです。
女子高生たちは創作物語をリレー形式で語る。ラクダを一匹飼う物語。舗装された道路では足を痛めるので、コンクリートを全て剥いでしまう。道路工事業者に頼むと、いくらかかるんだろうなどと余計なことまで考えてしまうのです。夢と現実の交差する地点。映画は観客に想像力を与えなければならないのに、これほど現実に戻される自分がもどかしい・・・
町の人々の日常生活が映し出される。どこまで現実で、夢はどこから始まるのか。あまりにも平坦な描写が続くと眠くなって、本当に夢を見てしまいそうです。それが一気に映画の世界に引きずり込まれるのが終盤、埋没林を発見するところから・・・幻想的なカーニバルへと進んでいく。
見えるものと見えてないもののを対照的に表現したかったと小栗康平監督は言う。前半にはロングショットが多く、登場人物の顔がわからなかったけど、後半には時折アップになって、意外と豪華な俳優陣であったことにも驚かされた。
★★★・・
・公式サイト
今年は田中裕子の年です。
でもメジャー映画に出てないのが難点。
賞を・・・
俺もかなり余計なことを考えてました。
ずっと寝息が聞こえていたのも気になったし(笑)
画面が暗かったですよね。
夜のシーンが多かったのもあるけれど。
あのマーケットは採算とれてるのかとか、あのレストランやっていけるのかとか、余計なことばっかり考えていました。
ここでも田中裕子は目立ってたな~。
多分、遊び心で作った映画なのでしょう。
面白くないけど、色んなことを考えてしまいました。
3点は甘かったか!!
今年一番寝た作品でした(^^;