父親の威信に憧れ、父に認められたかった少年チキン。彼は車の後部座席でキチンとシートベルトしてるけど、父親はしてないぞ!見習うなよ・・・
【ネタバレ注意】
ディズニーがピクサーから離れて早くも壁にぶつかったのだろうか、パロディは面白いがストーリーは面白くない作品になってしまった。また、自分のとこの画像を使われることに対して怒りまくるくせに、他人のところのパロディはおかまいなしの会社ということをアピールしている。案の定、クレジットに載っていたのは『レイダース 失われたアーク』だけ。その他は「パクっちゃダメ」と冒頭で言っておきながら、「子供向けなんだからわからないだろう」と目論んだのか、こっそりパクってやれと頑張っていたのではないでしょうか。
そうは言っても、最初はなかなか入りこめなかった映像にも慣れてきて、豚のラント君に笑わせていただきました。彼は登場キャラの中で1番でしょう。スパイスガールズの「ワナビー」も歌うし、「ステイン・アライブ」だって歌うし、さらにバーブラ・ストライザンドが大好きのようなのです。主役のチキン・リトルとアビーがイマイチなキャラであるけど、このラントと男か女かわからないキャラのフィッシュが盛り上げてくれたように思います。
アメリカという国が侵略者を異常なまでに怖がるという構図を、風刺なしでストレートに映像化する映画は子供向けと言えるのでしょうか。最終的には子供たちの純粋な心で和解へと進むことは評価できるのですが、大人たちの行動を批判的に描いているわけでもないし、どうもありきたりな展開に感動も生まれない。「地球を消してしまうところだったよ」などといった台詞を聞いても、まるで冷戦時代の映画を想像してしまいそうだ。
ストーリーがだめだと感じたもう一つの原因は野球の試合。チームプレイや仲間を信じることを子供に教えるならば、あの場面はファーボールを狙うべきじゃないでしょうか。心の中で「振るな、振るなよ、このチキン野郎!」などと祈る気持ちで観てしまいました。きつねのフォクシーの変貌だって意味不明だし、唐突すぎる愛の告白だって・・・
若干救われたのは、音楽の良さと、六角形のピースが空から落ちてくるという奇抜なアイデアでした。そして人種差別(動物差別?)に対する偏見が全くないところも評価できるかもしれません。
★★・・・(字幕版)
【ネタバレ注意】
ディズニーがピクサーから離れて早くも壁にぶつかったのだろうか、パロディは面白いがストーリーは面白くない作品になってしまった。また、自分のとこの画像を使われることに対して怒りまくるくせに、他人のところのパロディはおかまいなしの会社ということをアピールしている。案の定、クレジットに載っていたのは『レイダース 失われたアーク』だけ。その他は「パクっちゃダメ」と冒頭で言っておきながら、「子供向けなんだからわからないだろう」と目論んだのか、こっそりパクってやれと頑張っていたのではないでしょうか。
そうは言っても、最初はなかなか入りこめなかった映像にも慣れてきて、豚のラント君に笑わせていただきました。彼は登場キャラの中で1番でしょう。スパイスガールズの「ワナビー」も歌うし、「ステイン・アライブ」だって歌うし、さらにバーブラ・ストライザンドが大好きのようなのです。主役のチキン・リトルとアビーがイマイチなキャラであるけど、このラントと男か女かわからないキャラのフィッシュが盛り上げてくれたように思います。
アメリカという国が侵略者を異常なまでに怖がるという構図を、風刺なしでストレートに映像化する映画は子供向けと言えるのでしょうか。最終的には子供たちの純粋な心で和解へと進むことは評価できるのですが、大人たちの行動を批判的に描いているわけでもないし、どうもありきたりな展開に感動も生まれない。「地球を消してしまうところだったよ」などといった台詞を聞いても、まるで冷戦時代の映画を想像してしまいそうだ。
ストーリーがだめだと感じたもう一つの原因は野球の試合。チームプレイや仲間を信じることを子供に教えるならば、あの場面はファーボールを狙うべきじゃないでしょうか。心の中で「振るな、振るなよ、このチキン野郎!」などと祈る気持ちで観てしまいました。きつねのフォクシーの変貌だって意味不明だし、唐突すぎる愛の告白だって・・・
若干救われたのは、音楽の良さと、六角形のピースが空から落ちてくるという奇抜なアイデアでした。そして人種差別(動物差別?)に対する偏見が全くないところも評価できるかもしれません。
★★・・・(字幕版)
チキンリトル / フィッシュ ( ボールチェーン付 )ハートランドこのアイテムの詳細を見る |
チキンリトル / カービー ( ボールチェーン付 )ハートランドこのアイテムの詳細を見る |
印象的に、チキン・リトルと仲間たちの
扱われ方があまり好きじゃなかったですね。
親が自分の子供を信じないで、誰が信じろと
ゆーのかと思ってしまったり。
パクりシーンが一番の見所ってーのも、ど
~なんでしょうね。まー確かに面白かったん
ですケド、子供向け映画だからと言って、う
やむやにするってーのも(苦笑)
宇宙戦争に関しては、タイトルが台詞の中にあったので良しとしても、他がちょっと・・・
仲間の扱われ方も問題ですよね・・・もうちょっとバックボーンをしっかり描いてあれば、友情などもわかりやすかっただろうに。
思いきって野球のエピソードを全部カットすれば、スッキリした映画になったかもしれません。
子供映画って子供が作る映画じゃないのになぁ…
あぁ、やっぱりそうですよね。
脚本家が3人クレジットされてますけど、やりたいことがそれぞれ違うんじゃないかと思えるような中味。
音楽とギャグのみの映画でしたね・・・
冒頭からセルフパロディなのはいいとして・・・色々パクリすぎ(笑)
「チキン」って言葉で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを思い出しませんでした?(笑)
パクリがあってもいいとは思うけど、
その分をストーリーでカバーしきれなかったのかも(笑)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』についても言及しようかと思ったんですけど、どうも“臆病者”というより“裏目男”のような感じだったし、つなががりませんでした。
吹替えだと違ったのかなぁ・・・
映画館のロビーで宣伝CMが流れてたな~。
・・でもコレ、イメージソングで
本編は流れないですよね?
どういうつながりなんだか。
パクリは子供を連れてきた親用のサービス?(笑)
ディズニーはモンスターズインクはハマったんですけどね~、
どうも抵抗があって・・・。
ホントにジャンル選ばずにたくさん見ますね~。すごいです。
このコマーシャル。
困ったもんですよね~
ま、イメージソングだと思えば、他の映画でもあることなんでしょうけど、宣伝も考えものですよね・・・
たしかに、「パクリは親向けのサービス」なのかもしれません。けど、そうなると苦笑というしかないような(笑)
完全に子供向けのアニメは観ないようにしてるんですけど、来年はどうなることやら・・・こんなkossyを見捨てないでくださいね。
チキンリトルでピクサーの新作予告編が流れたのはちょっと笑ってしまいました。
こちらこそいっぱいTBをいただきありがとうございました。
冷静とか洞察力があるとか、多分違うんです。とにかく人が書かないであろうことを発見するのが好きなだけなんです(笑)この映画でも父親がシートベルトをしてないなんて、オバカなことを見つけて喜んじゃいました。
来年もぜひ情報交換のほど、よろしくお願いいたします。