稚内の毛ガニはおっかない!
SMクラブのメニューに“意気消沈”、“阿鼻叫喚”、“人間失格”と書いてあった。4番目は覚えきれなかったのですが、とんでもない内容なのだろう。やはりススキノの猥雑さは面白い。こんなススキノの一角にあるBARを根城とする探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)。高田の大学の後輩であるという原田から、恋人である麗子(前田敦子)と連絡が取れなくなり、捜してほしいという依頼が舞い込み、気軽な気持ちで調査を始めるのだった。
冒頭、トラックの助手席に乗っている麗子。道を塞いでいた車の男に運転手・椿が射殺されるというショッキングなシーンだが、椿も拳銃を握っているという、謎めいた恐ろしさが感じられるプロローグ。地道な調査の末、ピュアハートというモデル事務所に行きつく探偵。そこは体のいい風俗の店でもあり、オーナーのマリ(北川景子)とは初めて会った気がしなかった。明らかに麗子がいたと思われる節があったのだが、その後、暴力団風の男たちにぼこぼこにされる探偵と高田であった・・・
マリに翻弄されるうち、次第に大きな事件に巻き込まれていく探偵たち。マリの上には大物実業家でもある暴力団の北城(リリー・フランキー)がいるので、付き合いのある対抗する暴力団に相談を持ち掛ける。しかし、事件は北城側がメインとなっていて、白い粉を奪い合う内紛だったという展開。
マリの過去と、探偵との接点。それが作品のクオリティを底上げする心理描写となっている。アクションは控えめだったが、終盤の殴り合いの場面ではスローモーションを多用して、実際に拳を当てているのが特徴の1つ。どうしてそんなに大金が欲しいのか?と、謎めいたサスペンスも見どころなのだろう。
本編中に日本ハムファイターズの栗山監督も登場しているのですが、1年前の優勝を語っているところが時間のギャップを感じてしまう。続編を考えてみると、大谷翔平はもう登場する機会もないかもしれないものの、清宮幸太郎が登場する可能性は十分ある!
★★★・・
コメントありがとうございます。
マリとの接点、最初は会ったことがある程度だったのに、徐々に思い出していきましたね~
俺なら、こんな美人は絶対に忘れないけどね・・・w
gooブログもトラックバックがなくなって不便になってしまいましたね・・・。
マリの過去と探偵の接点が繋がった事で、その他のエピソードも盛り立ててくれましたね。
また、最後のオチには笑わせてくれました。
俺もまったくおさらいしてません!
しかも「2」は観てないし・・・(汗)
最初は大したことない依頼だと思ってたのが、奥が深かったですよね。こんな展開好きです。
北川景子の美人度は全世代の支持を得てますよね。
相変わらず探偵さんはとんでもない依頼を引き受けておりますが...いままでで一番面白かったかなと思います。
北川景子ちゃんがきれいだなーって見てました 笑
TB廃止はほんとうに残念です・・・
前田敦子は自由奔放な女子大生って感じで、
ちょうど良かったと思います。
最後に結婚するとは予想できませんでしたよね。
「2」も見てみたいです!
いったい何を考えてるのでしょうね。
最初の時点であっちゃんが美人局だとは思っていましたが。。。驚きの展開でした。
「2」は尾野真千子の恐ろしい関西弁のセリフを聞くだけでも値打ちありです。思わず縮み上がってしまいます。。。いや、まじで((汗))