アン・ビョンギ監督の『ボイス』より以前の作品だ。それなのに『ボイス』よりも怖いのだ。同じように音を重要視したホラーになっていて、何度もドキリとさせられた。ストーリーをとにかくサスペンスタッチに仕上げようと努力はしているものの、回想シーンと現在のシーンの区別がつきにくいのでわかりにくくもある。どちらかと言えば日本の怪談の雰囲気があるなぁ・・・
なぜかこの監督のホラーはサスペンスタッチに仕上げたくてしょうがないらしく、過去を手繰って秘められたものを探し出そうとする。観ている者は、「ひょっとしたらこの男が犯人なのかも!」というミスリードとも思える手法に引っかかってしまうのです。しかし、ラストシーンをわざとミステリアスにして、ゾッとさせるテクニックには恐れ入りました。やはり、ホラーではなく、韓国の怪談というジャンルにしたい作品だ。
なぜかこの監督のホラーはサスペンスタッチに仕上げたくてしょうがないらしく、過去を手繰って秘められたものを探し出そうとする。観ている者は、「ひょっとしたらこの男が犯人なのかも!」というミスリードとも思える手法に引っかかってしまうのです。しかし、ラストシーンをわざとミステリアスにして、ゾッとさせるテクニックには恐れ入りました。やはり、ホラーではなく、韓国の怪談というジャンルにしたい作品だ。
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