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幸せになるための27のドレス

2008-06-02 20:17:43 | 映画2008
 ベニーとジェッツ! 一番盛り上がるシーンでエルトン・ジョンの曲を持ってきたのは、27の中に性転換女性の結婚式があったからなのだろうか?

 車がスタックしたため田舎のパブで盛り上がることになったあの場面。歌詞を知っていたなら一緒になって歌いたかったところです。反戦歌が下火になってきた70年代初めはなぜだかミドルテンポのロック・ポップスが流行っていたし、ロックが色んな方向に枝分かれしていった時代。映画とは関係ないけど、『恋人と別れる50の方法』もこの頃の曲だったかな・・・。

 ラブコメの王道的展開。友人の結婚式の引き立て役(ブライドメイド)ばかりを繰り返し、着用した27ものドレスが捨てられずにいるジェーン(キャサリン・ハイグル)。ご本人は結婚したばかりとのことですが、映画『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』では後味の悪い結婚を経験している。結婚できない設定といっても、容姿は抜群だし、性格もいいのにねぇ・・・まぁ、自分でジーザスなんて言うのはジョン・レノンだけにしてもらいたい。

 大好きな上司(エドワード・バーンズ)は妹に取られちゃうというショッキングな展開。それでも妹の嘘を彼に喋らずに2人の結婚式を手伝うジェーン。新聞記者ケビン(ジェームズ・マーズデン)との恋愛へと発展するのか?!と思わせておいて、いきなりの波乱。そして20年分の欝憤を晴らすかのような事件はちょっと引いてしまいました。せめて偽ベジタリアンの暴露だけにとどめておけよ・・・てな感じ。

 「ベニーとジェッツ」で盛り上がるシーンやラストの客数よりも多い27人も感動的だったのですが、一番の見どころは上司のプロポーズシーンだったかと思う。一瞬、自分に対するプロポーズだと勘違いしたのか、涙目になっていたキャサリン・ハイグル。それが間違いだと知ったときには、その涙が一転して悲しみ色に輝いているように見えたのです。表情の変化がとにかく美味しい。今後も気になる女優になっちゃうなぁ~

★★★・・

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5 コメント

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Unknown (コハク)
2008-06-03 09:59:14
TBありがとうございます。
また、参考にさせてくださいねぇ~
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Unknown (通行人です)
2008-06-04 01:29:29
女性にしか楽しめないかもです。元気になれちゃいましたよ。〉感想はごもっともです(^_^;)
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女性向きかも (kossy)
2008-06-04 11:10:04
>コハク様
観終わったらキスしたくなる映画っていくつかあるものですよね。俺がやると変態オヤジ扱いされるので、身動きがとれません・・・(なんのこっちゃ)


>通行人様
たしかに女性向きですよね~
それでも俺は女性になりきって・・・(無理)
かなりケビン目線で観てましたよ~
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結婚 (Aki)
2008-11-28 01:18:32
友の幸せは私の喜びですが、バリバリ働き、一緒に遊んでいた友が、結婚を期に、退職し、専業主婦になると、収入がストップし、目減りするだけの貯金と、旦那の収入で遊ぶことに抵抗や負い目を感じ、極端に付き合いが悪くなる。出産、育児期は更に。旦那の収入で、遊べるようになるには、妻として、母として、夫や子に対し、功績?実績?プライド?が必要なようです。

その間、5年10年15年かかるかも。

共有の時間・思い出のない状態で、友情を持続できるのか?

女の友情は、友と同じくらい、自分自信が幸せでないとだめ。

寂しさ・妬みに蝕まれ、継続は困難。

だと思いました。
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男だって (kossy)
2008-12-02 10:13:04
>Aki様
結婚してしまうと妙に付き合いが悪くなって疎遠となる友人が多い・・・おかげで、残るのは同じ独身か、飲み友達、パチンコ友達だけだったり・・・あ、俺にはプライドはありません(汗)

結婚の手伝いをして、それがラストシーンでは・・・
こんな素晴らしい友情・・・羨ましい。めでたく結婚できたことよりも、それが良かったですよね~
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