中古ビデオを買いました。
『肉の蝋人形』(1997)、300円でした。
実は、10月22日公開の『蝋人形の館』を観るための予習のつもりだったのですが、全く関係ありませんでした(汗)。惹かれたもうひとつの理由は「ルチオ・フルチの」というサブタイトルが付いていたからです。彼の作品はそれほど観てるわけじゃないんですけど、なぜか惹かれるんです・・・日本で劇場未公開となってる作品ばかりなのも惹かれる原因です。『サンゲリア』なんて、1点しかつけなかったのに、どうしても見たくなるんです!不思議だ・・・
監督:セルジオ・スティヴァレッティ
原案:ダリオ・アルジェント
脚本:ルチオ・フルチ
この作品はルチオ・フルチが監督をする予定だったが、急逝したために、急遽特殊効果担当のセルジオ・スティヴァレッティがメガホンをとることとなった映画。冒頭では「ルチオ・フルチに捧ぐ」の文字が痛々しく映る。
1900年、パリ。ある夫婦の惨殺事件が起こり、冒頭から手首切断、心臓抉り取り、血飛沫、血飛沫、血飛沫・・・と残虐なスプラッターで圧倒されます。しかし、12年の時を経て、隠れていたため生き残った少女ソニアが蝋人形館に就職したあたりから、テンポダウンします。死体(または生きたまま)の血を抜き、別の液体を注入することによって、蝋人形そっくりの死体を作って展示する博物館。やがて失踪事件が多発して・・・といった展開の映画です。
プロットでは、人間関係の意外性や目の見えない叔母という小技も冴えていて、単なるホラーではなく、2時間サスペンスの雰囲気さえあります。言いかえれば、これはホラーなんかじゃない!ということなのです。もちろん、スプラッター要素も隠し味として加え、突如折りこまれるサブリミナル・エッセンスやCG効果もいい感じなのだ。さらに、ラストも秀逸で、思わず唸ってしまうくらいなのですが、何かが足りない。そう、恐怖感が足りないのだ。ルチオ・フルチなら不気味な登場人物と派手なスプラッターに作り上げただろうなぁ~と、ちょっと残念に思う。
★★★・・(おすすめしません)
『肉の蝋人形』(1997)、300円でした。
実は、10月22日公開の『蝋人形の館』を観るための予習のつもりだったのですが、全く関係ありませんでした(汗)。惹かれたもうひとつの理由は「ルチオ・フルチの」というサブタイトルが付いていたからです。彼の作品はそれほど観てるわけじゃないんですけど、なぜか惹かれるんです・・・日本で劇場未公開となってる作品ばかりなのも惹かれる原因です。『サンゲリア』なんて、1点しかつけなかったのに、どうしても見たくなるんです!不思議だ・・・
監督:セルジオ・スティヴァレッティ
原案:ダリオ・アルジェント
脚本:ルチオ・フルチ
この作品はルチオ・フルチが監督をする予定だったが、急逝したために、急遽特殊効果担当のセルジオ・スティヴァレッティがメガホンをとることとなった映画。冒頭では「ルチオ・フルチに捧ぐ」の文字が痛々しく映る。
1900年、パリ。ある夫婦の惨殺事件が起こり、冒頭から手首切断、心臓抉り取り、血飛沫、血飛沫、血飛沫・・・と残虐なスプラッターで圧倒されます。しかし、12年の時を経て、隠れていたため生き残った少女ソニアが蝋人形館に就職したあたりから、テンポダウンします。死体(または生きたまま)の血を抜き、別の液体を注入することによって、蝋人形そっくりの死体を作って展示する博物館。やがて失踪事件が多発して・・・といった展開の映画です。
プロットでは、人間関係の意外性や目の見えない叔母という小技も冴えていて、単なるホラーではなく、2時間サスペンスの雰囲気さえあります。言いかえれば、これはホラーなんかじゃない!ということなのです。もちろん、スプラッター要素も隠し味として加え、突如折りこまれるサブリミナル・エッセンスやCG効果もいい感じなのだ。さらに、ラストも秀逸で、思わず唸ってしまうくらいなのですが、何かが足りない。そう、恐怖感が足りないのだ。ルチオ・フルチなら不気味な登場人物と派手なスプラッターに作り上げただろうなぁ~と、ちょっと残念に思う。
★★★・・(おすすめしません)
ルチオ・フルチの作品は私も結構みてます。
期待してみるんだけど…観終わった後、なんともいえない気だるさが…そして静けさも。
でも観たくなる。不思議ですね…。
つまらないんですよね・・・ほんとに(笑)
ただ、登場人物の一人がムチャクチャ不気味で怖かったり、とか、わけのわからない行動があったりとかで、夢を見てしまいそうな・・・
そんな魅力的な監督です(笑)
今日(というか昨日?)、昨日突然誘われて「蝋人形の館」観ました。“SEE PARIS DIE”のTシャツほしくなっちゃいました。話題になっている死に方。偉かったです、パリス。申し合わせたようにみんな笑ってました。クリスティーナ・リッチ主演の「カースト」と続けざまで観たので、ホラー苦手な私は肩こりました。が、ホラー好きの友人からは「いちいち反応が面白い」とお褒めの言葉をいただきました。自分では気付かなかったホラーを理解する才能があるそうです。司会のいとうせいこうも最前列で観ることができて、ご満悦な私です。ちょっと自慢してみましたー。
お、おもしろそうだなぁぁぁ。
そんなにパリスが面白いのですかぁ。
しかも最前列でご覧になって、
そりゃ、肩もこっちゃいますね~
クリスティナ・リッチの『カースト』?
う~む、これはいつ公開なんだろ・・・
やはり22日は蝋人形を観なければ!!
「カースト(原題)」は昨日が日本初上映でもって最後の上映になるかもだそうで、Cリッチ姉弟が狼人間になるという、「スクリーム」を監督した人のこれまたB級でございます。
ううう
『スクリーム』は好きなのに・・・
ぜひともやってもらいたい!
こりゃアンケート等で「良かった」と書かねばいけませんね(笑)
ま、ビデオでもいいんだけど。