借金までしてギャンブルしたらオシマイです。
中谷美紀の演技が凄い!京で豆腐の修行を積んだ永吉(内野聖陽)と出会った頃の初々しい娘を演じたかと思ったら、結婚後18年経ったときの毅然とした妻の態度。特に息子のことで口論になったときには首に筋を何本も立てて凄まじい形相になるところを見ると、またもや主演女優賞総なめか?とも思えるくらいでした。声質や存在感のある演技、とにかく中谷美紀は見どころです。そして内野聖陽の一人二役もビックリさせられるところ。
長男がギャンブル(丁半賭博)にはまってしまい、それに対する物語の核となる部分をまざまざと見せられるとギャンブルは止めたくなってしまいます。しかし、おふみ(中谷)の父親役の泉谷しげるがパチンコCR座頭市のメインキャラクターになってるところは皮肉としか言いようがなかったりします(しかもパチンコはそれほど面白くない)。基本的にギャンブルは小遣いの範囲内で遊ぶのがベスト。借金してまでハマってしまうと、抜け出せなくなるものです。FXなどという為替相場も手を出しちゃいけません・・・
原作は山本一力氏の直木賞受賞作。まともに映像化すると6時間くらいになる尺のものを2時間にまとめてあげた映画。監督業を引退した篠田正浩が脚本を共同執筆しているようですが、『スパイゾルゲ』のときと同じく、まとめ方がスッキリしなかった。親子二代の豆腐屋の物語のどちらに重きを置けばよかったのだろうか。むしろ大胆な脚本によってすべて中谷美紀の視点から描いたほうが綺麗にまとまるようにも感じました。
また、冒頭での石橋蓮司と岩下志麻の一粒種が行方不明になったエピソードが後半に上手く反映されてなかったのも残念。ヤクザの親分傳蔵が“京や”を訪れたときに豆腐の香りによって全てを思い出したことがわかるような演出が欲しいところでした。それにしても、江戸の豆腐が京豆腐よりも硬いとか、まるで『美味しんぼ』の第一話のようなウンチクもあり、豆腐を無性に食べたくなったことも事実。豆腐(一丁30円くらいの)ばかりを食べていた貧乏アパート時代まで思い出しました。
★★★・・
中谷美紀の演技が凄い!京で豆腐の修行を積んだ永吉(内野聖陽)と出会った頃の初々しい娘を演じたかと思ったら、結婚後18年経ったときの毅然とした妻の態度。特に息子のことで口論になったときには首に筋を何本も立てて凄まじい形相になるところを見ると、またもや主演女優賞総なめか?とも思えるくらいでした。声質や存在感のある演技、とにかく中谷美紀は見どころです。そして内野聖陽の一人二役もビックリさせられるところ。
長男がギャンブル(丁半賭博)にはまってしまい、それに対する物語の核となる部分をまざまざと見せられるとギャンブルは止めたくなってしまいます。しかし、おふみ(中谷)の父親役の泉谷しげるがパチンコCR座頭市のメインキャラクターになってるところは皮肉としか言いようがなかったりします(しかもパチンコはそれほど面白くない)。基本的にギャンブルは小遣いの範囲内で遊ぶのがベスト。借金してまでハマってしまうと、抜け出せなくなるものです。FXなどという為替相場も手を出しちゃいけません・・・
原作は山本一力氏の直木賞受賞作。まともに映像化すると6時間くらいになる尺のものを2時間にまとめてあげた映画。監督業を引退した篠田正浩が脚本を共同執筆しているようですが、『スパイゾルゲ』のときと同じく、まとめ方がスッキリしなかった。親子二代の豆腐屋の物語のどちらに重きを置けばよかったのだろうか。むしろ大胆な脚本によってすべて中谷美紀の視点から描いたほうが綺麗にまとまるようにも感じました。
また、冒頭での石橋蓮司と岩下志麻の一粒種が行方不明になったエピソードが後半に上手く反映されてなかったのも残念。ヤクザの親分傳蔵が“京や”を訪れたときに豆腐の香りによって全てを思い出したことがわかるような演出が欲しいところでした。それにしても、江戸の豆腐が京豆腐よりも硬いとか、まるで『美味しんぼ』の第一話のようなウンチクもあり、豆腐を無性に食べたくなったことも事実。豆腐(一丁30円くらいの)ばかりを食べていた貧乏アパート時代まで思い出しました。
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しらない情報が多くてためになりますね。勉強家なんですね
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FX必勝法、その投資方法で後悔する前に
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私の旅行サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きました
紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/kabukom1173/archives/53805514.html
です。
ちわわぱらだいすもとうとう映画を作っちゃいました~(うそです。。。)
でも面白いから見に来てくださいねぇ(* ̄m ̄) ププッ
はじめまして!
ご紹介ありがとうございます。
また立ち寄らせていただきますね~
>がりんこ様
やらないですむのなら、絶対にやめておいたほうがいいですね。もしやることになっても借金してはいけません。
それよりも映画のようにコツコツと自分の味を追及するように地道な仕事が一番ですね。
>うさぎ様
見てきました~
面白いですね~
こんなに簡単に映画ができちゃうの??
俺もフラッシュ頑張ってみよっかな・・・
物足りない。
しかし、『ケイゾク』『松子』『7月24日』『電車男』『自虐』と、幸の薄い女性や、美しいことは皆が知っているのにダサダサにメイクをしたり、美しいだけのお人形さん役の作品が続き・・いささかヘキヘキしていました。
この作品は、直樹賞受賞作品、共演者も豪華、で期待しました。
純情な元気ハツラツ娘から、妻・母への変身は見事でした。
しかし、なにか物足りない・・ブツブツとぎれるような・・気持や行動の裏付けが見えずらく、表面的、誰にも感情移入できないまま終り。
18年のカットは長すぎたと思いました。
今年観た映画なのに覚えてない・・・
時代劇にはありがちな設定を感動作にまで高めることがいかに難しいかを立証した映画だったのかもしれません。
中谷美紀の上手さもプラスされ、映画としては合格点なんでしょうけどね~
それを二時間では表現しきれず、感情の煮詰まった、最終段階だけ表現していたので、いきなりそんなこといわれても状態で、良さが十分に伝わってこなかった気がします。
多分、その4つあたりがテーマとなってたんでしょうね~
原作小説がある映画ってのは必ずその点が問題となるけど、エピソードを大胆にカットするとか、人物設定を単純にするとか、方法はいろいろあるはず。
映画は二時間という長さによって現実を忘れさせてくれるもの。長すぎると疲れるし、やっぱり上手くまとめてもらいたいですよね~