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わたしたちこれからいいところ~といったパーティ会場でのトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)と彼の秘書のペッパー(グウィネス・パルトロー)が印象的。色気よりも知性で勝負する秘書さんはボスに対する忠誠心や機転の利く行動力があるのだ。こんな秘書が欲しいと感じたビジネスマンは多いはず・・・なにしろ、愛人にしてしまえ!と思わせない雰囲気もよかったりするのです。
そんな有能な秘書も素晴らしいのですが、どこにいたのかよくわからないコンピュータのジャービスも最高でした。『ナイトライダー』のKITT以上の知能を持っていそうです。その声が渋くていいな~と思っていたら、なんとポール・ベタニーが担当していました。
ヒーローものにでは悪役も重要な存在になります。このアイアンマン誕生秘話と位置づけられる本作においてはジェフ・ブリッジスが好演。頭は剃らなくていいよ!と監督に言われたにもかかわらず、自らすすんで剃ったとか・・・もしかするとサミュエル・L・ジャクソンに触発されたのかもしれませんが・・・
素晴らしい俳優陣と度肝を抜くような派手なVFX。特にパワードスーツを装着するシーンでは『トランスフォーマー』みたいに意味不明のものじゃなく、実際にあってもおかしくないと感ずるほど控え目な特殊効果でした。個人的に好きなシーンは飛行練習とか、氷結してしまうほど空高く飛ぶとか、戦闘機の攻撃をかわすところとか。
ストーリーは、米巨大軍事企業のCEOがテロリストに拉致されたことによって正義に目覚め、自らの手で兵器を破壊していくといったもの。残念なことにトニー・スタークが改心する様子は冒頭の襲撃シーンで判断するしかないし、破壊するのは裏取引された兵器のみ。アメリカ的愛国心残したままのヒーロー像であり、人類を救うというよりは社内の裏切り者と戦うのがメインとなっていました。これなら、無差別に米兵器を破壊していくハルクのほうが好きだ。
“悩めるヒーロー”が主流になっていた21世紀のハリウッド映画。アイアンマンはそれほど若くないためか、内面の葛藤描写はあっさりしていました。唯一市井の人を助けるシーン(車の中の一家)では直後にその車に轢かれるという皮肉などもあるし、アフガンの洞窟で作ったプロトタイプが結局は悪用されてしまうといった悪の連鎖も感じさせる。ハリウッドがどこまで戦争の矛盾を描けるかは続編以降に期待したいものです。
★★★・・
わたしたちこれからいいところ~といったパーティ会場でのトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)と彼の秘書のペッパー(グウィネス・パルトロー)が印象的。色気よりも知性で勝負する秘書さんはボスに対する忠誠心や機転の利く行動力があるのだ。こんな秘書が欲しいと感じたビジネスマンは多いはず・・・なにしろ、愛人にしてしまえ!と思わせない雰囲気もよかったりするのです。
そんな有能な秘書も素晴らしいのですが、どこにいたのかよくわからないコンピュータのジャービスも最高でした。『ナイトライダー』のKITT以上の知能を持っていそうです。その声が渋くていいな~と思っていたら、なんとポール・ベタニーが担当していました。
ヒーローものにでは悪役も重要な存在になります。このアイアンマン誕生秘話と位置づけられる本作においてはジェフ・ブリッジスが好演。頭は剃らなくていいよ!と監督に言われたにもかかわらず、自らすすんで剃ったとか・・・もしかするとサミュエル・L・ジャクソンに触発されたのかもしれませんが・・・
素晴らしい俳優陣と度肝を抜くような派手なVFX。特にパワードスーツを装着するシーンでは『トランスフォーマー』みたいに意味不明のものじゃなく、実際にあってもおかしくないと感ずるほど控え目な特殊効果でした。個人的に好きなシーンは飛行練習とか、氷結してしまうほど空高く飛ぶとか、戦闘機の攻撃をかわすところとか。
ストーリーは、米巨大軍事企業のCEOがテロリストに拉致されたことによって正義に目覚め、自らの手で兵器を破壊していくといったもの。残念なことにトニー・スタークが改心する様子は冒頭の襲撃シーンで判断するしかないし、破壊するのは裏取引された兵器のみ。アメリカ的愛国心残したままのヒーロー像であり、人類を救うというよりは社内の裏切り者と戦うのがメインとなっていました。これなら、無差別に米兵器を破壊していくハルクのほうが好きだ。
“悩めるヒーロー”が主流になっていた21世紀のハリウッド映画。アイアンマンはそれほど若くないためか、内面の葛藤描写はあっさりしていました。唯一市井の人を助けるシーン(車の中の一家)では直後にその車に轢かれるという皮肉などもあるし、アフガンの洞窟で作ったプロトタイプが結局は悪用されてしまうといった悪の連鎖も感じさせる。ハリウッドがどこまで戦争の矛盾を描けるかは続編以降に期待したいものです。
★★★・・
たしかに原作が古いせいか全体にシンプルですよね~。最近のはいろいろ複雑すぎて逆に観ていて安心できました。
あとスタークの人柄が好感が持てるのでぜひ続編も観たいですね!自分だって言いたくてしかたないような性格だし、ダークナイトとは正反対のヒーローといえますね。
アメコミの中でも草分け的存在だったのでしょうか。現代に移植すると脚本も難しいものだったかもしれませんね。
自分の作った兵器を破壊するというテーマを持ってるだけに続編には期待しています。ヘンテコな悪役が登場しませんように・・・
ファビュラス・ベーカー・ボーイズのころよかった~~(古)
それにして主人公があれだけ苦労して飛んだのに敵は初めてでも立派に飛んで見せるというのは、主人公より運動神経がいいのでしょうか?
ジャービス=『ナイトライダー』のKITTには思わず納得です。
秘書は良かったですね。
>なにしろ、愛人にしてしまえ!と思わせない雰囲気もよかったりするのです。
座布団10枚!
これこそ有能な秘書の条件かもしれません(笑)
>アイアンマンはそれほど若くないためか、内面の葛藤描写はあっさりしていました。
そっか、若くないからか...。
でもあの年代の人があんなに簡単に改心できるのは
ある意味すごいですね。
最近は大人も楽しめるアメコミ映画が増えて、主人公が悩んでばかりいるんですよね~。
だからこういう単純明快なアメコミは久しぶりで楽しかったです。
今後どういう路線に進むかを決める次回作は注目ですね~!
トニーを補佐していたコンピューターのジャービスの声がまさかベタニーだったとは驚きですねっ。劇中では絶対分かりませんわっ(^^;)エンドロール後のオマケ映像より、スタッフロールをちゃんと見るべきでした(笑
パワードスーツの飛行練習は自分も好きなシーンですね♪バラエティ番組で見たんですが、現実でもロケットエンジンを背負って単独飛行できる装置があるので、アイアンマンの機能は確かに夢物語ではないのかもしれません。
あ、ファビュラス・ベイカー・ボーイズ!
まさに『ゲットスマート』でそのネタが・・・
まぁ、スキンヘッドはわざとだし、しょうがないのかも~
>ryoku様
たしかにそうですね。能天気というか、兵器によって人が死ぬことなんか考えてないおバカさんというか・・・
敵が飛ぶのは簡単・・・でしたね。
バランス感覚が大切なんだろうけど、あれだけ重装備なんだからかなり厳しいはず・・・
そういや『ナイトライダー』って映画化されませんね。
>moviepad様
おひさしぶりです。
今年は有能な秘書の映画が多いのかもしれません。『ダークナイト』とか『最高の人生の見つけ方』とか・・・男だったら愛人にもしたくないけど。
あの年齢で・・・よりも上だと思われるkossyですが、そろそろ改心したいのに、まだまだです(汗)
>ともや様
悩んでばかりいるヒーローたち。これって9.11以降のアメリカ映画の特徴ですよね。今までのアメリカのままでいいのか?!と問いかけているように。
続編では、兵器を壊していく姿を期待しているのですが、どうなんでしょう・・・
>メビウス様
劇中の気になるキャラだけはエンドクレジットで確認するようにしているのですが、そんなときにサプライズがあるとうれしいものですよね。
ロケットエンジンを背負って飛ぶ姿。ロサンゼルスオリンピックの開会セレモニーが衝撃的だったことを思い出しました。さすがに重装備だと無理があるとは思いますけど、落下しても怪我をしないのが重要ですかね~
ジャービスがキットにはなるほど!ですね。
でも、ずっと監視されてるみたいで
自宅にいても落ち着かないと思うんですけど・・。
ハルクを見てないのですが、なるほどそこが違っていたんですね。
そうですね、確かに助けた直後に轢かれてたな・・・
アメリカの悩めるヒーロー像については、自分はどうでもいいので、
このアイアンマンは爽快ですごく気にいってしまったのです。
ジャーヴィスの声には、全然気づかなかったんですが、
あの声は印象的ですよね。