オリジナリティー溢れるピクサーの3D映像技術とワクワクする展開が最高。家族全員がヒーローという点では『スパイキッズ』とよく似ているとも言えるが、実写版では表現できないクレディブル夫人の身体能力が他のヒーローモノの追随を許さないだろう。
とにかく、この夫人(ヘレン、ELASTYGIRL)が最も光っていた。原題から考えても家族の物語のようだし、家族の愛情の中心がこのヘレンだったわけだ。パワーだけのインクレディブル氏、走りのダッシュ、透明化とバリアのヴァイオレットとそれぞれの個性的な能力を上手くまとめ上げる指揮者のような存在でもあると思う。ところが、パラシュートになったりバスを吊り下げることにも伸縮自在の手足の能力が使われてしまう・・・聡明で活発な女性でも主婦業に専念させられるだけのようなこの扱いには、男の目から見ても残念でならなかった。
もう一人、長女のヴァイオレットも良かったです。自分の能力に悩み、また、普段の生活でも恋に悩む可憐な乙女。スーパースーツを身にまとってからも、バリアを出すタイミングに悩んだりと、圧倒的な強さは持たないヒーロー像が彼女にあった。力で押しまくる父親を二人の女性が巧くまとめあげていたんだなぁ。。。
細かな点で、アメリカ訴訟社会の問題や兵器産業の矛盾、ちょっとしたことで逆恨みするという心の問題まで見え隠れした。15年前の復讐というと、『オールドボーイ』にもあったが、なにか特殊な年月なのかな?
★★★★・
・Mr.インクレディブル@映画生活
とにかく、この夫人(ヘレン、ELASTYGIRL)が最も光っていた。原題から考えても家族の物語のようだし、家族の愛情の中心がこのヘレンだったわけだ。パワーだけのインクレディブル氏、走りのダッシュ、透明化とバリアのヴァイオレットとそれぞれの個性的な能力を上手くまとめ上げる指揮者のような存在でもあると思う。ところが、パラシュートになったりバスを吊り下げることにも伸縮自在の手足の能力が使われてしまう・・・聡明で活発な女性でも主婦業に専念させられるだけのようなこの扱いには、男の目から見ても残念でならなかった。
もう一人、長女のヴァイオレットも良かったです。自分の能力に悩み、また、普段の生活でも恋に悩む可憐な乙女。スーパースーツを身にまとってからも、バリアを出すタイミングに悩んだりと、圧倒的な強さは持たないヒーロー像が彼女にあった。力で押しまくる父親を二人の女性が巧くまとめあげていたんだなぁ。。。
細かな点で、アメリカ訴訟社会の問題や兵器産業の矛盾、ちょっとしたことで逆恨みするという心の問題まで見え隠れした。15年前の復讐というと、『オールドボーイ』にもあったが、なにか特殊な年月なのかな?
★★★★・
・Mr.インクレディブル@映画生活
やはりここにも子を思う強い母親の姿がありました。
アメリカ映画で強い母親像は最近多すぎます。みんなこの映画を観てるのかもしれませんね。
フロゾンの活躍。ホント、もう少し頑張ってもらいたかった。たしかサミュエル・L・ジャクソンでしたっけ。最近何に出てるのかなぁ~
夫が危機にさらされながらも、状況を冷静に判断しつつ、子ども達と協力しながら数々の危機を脱し、かつ、子どもをしっかり守りきる母の姿に憧れすら覚えました。
あと、個人的にはフロゾンにもうちょっと活躍の場を与えてあげた欲しかったです。
一時期、このブログでも話題になった“禁止ワード”が含まれているのかもしれませんね~
gooブログ同士でのアダルト排除の目的で、そういうフィルターがひっかかる場合があるのです。でも、探してみても、禁止ワードっぽい言葉がないですね・・・(謎)
ところで、こちらから何度かトラバトライさせていただいたのですが
何故か反映しません(TT)
もし、時間差でたくさん入ってたらすいません・・・・先に謝っておきますね^^;
家族のなかの父親の存在。
きっと「がんばれ!父ちゃん」みたいなメッセージも含まれていたのでしょう。この映画のおかげでマザコンが増えることもあるかもしれませんね(ないない)。
『オールドボーイ』には、15年は時効の意味があったんだろうと思いますけど、そろそろ忘れる頃という数字なんでしょうなぁ・・・よくわかんないけど。
現代ではインクレディブルファミリーのお話で、邦題になるとパパの活躍の物語ですが、映画自身をみてみるとイラスティガールが大活躍という感じがします。
>15年前の復讐というと、『オールドボーイ』にもあったが、なにか特殊な年月なのかな?
15年でふと思い浮かぶのは「時効」だったんですが、アメリカでは関係ないですよね(笑)
ありがとうございます。
実は、このレビューはかなりいい加減なんです。
ほとんどあらすじなのに、言葉を慎重に選んで、自分でも苦労のあとが感じられるくらい・・・(苦笑)
俺もこの映画は好きです。
素敵な写真も拝見できました。
OKですよ~~
やはり、思い悩むヒーローっていいですよね。
強いだけじゃないヒーロー像は最近のハリウッドで大流行です・・・
変なタイトルの記事ですみません。(笑)
アクション映画であっても、愛があるか愛がないかでかなり違ったものになりますよね。
何を見ようかと選ぶのも難しいですよね・・・
>うー様
俺も吹替え版を見たかったのですが、昨日見た『東京タワー』のおかげで、しばらく黒木瞳を見たくなくなってしまった・・・関係ないはずなんだけど・・・
ピクサー作品は安心して見られますね。
珍しく日本語版で見ましたが、三浦友一の声も違和感なくよかったです。
家庭でもいいお父さんなんでしょうね~
綾瀬はるかが出てるのを知らなかったので最後にびっくり。
一緒に見に行った主人はファンなので喜んでましたが…もちろん悪く無かったですよ。
「カンフーハッスル」で、こけていたので、これを見て、とても良い気分になりました。
こんな感じ。
ピクサー映画は、なかなかはずさないですよね。
おとうさん集団が喜んで作ってるのかなと考えると楽しいです。今回特に大人向けの作りが、子供にどうなのかなと微妙な感じもしますが、一緒に楽しめる事は確かです。とりあえずうちの子はカートゥーンのヒーローものも好きなんでよかったかな。
やはり女性に人事課長をやらせて、男女格差をなくさねばなりませんね・・・(?)
子どもも3人いるし、ヒーロー人口も減らないという理想の家族です。
>hirapiさま
おお!
すごい、こんなにパクリがあるのか・・・
って、読んでないからわからないんですけど、日本のコミックなら人気がありそうだから読んでますよね、きっと。
ちなみに、まだ俺は『X-MEN2』を観てない貴重な映画好き・・・
>chishiさま
8点がすごく多い!
こういう結果になると、あら探しをしたくなるのって・・・あまじゃくかなぁ。
やっぱり高得点でしたよ(笑)
ただジョジョのネタをパクってる気が・・・
夫人が自分の体をパラシュートにするのは、トリッシュのスパイガールが飛行機から脱出する時と同じ。
水中のヴァイオレットが敵に見つかるシーンは、水中に落ちた透明の赤ちゃんを見つけるシーンに酷似。
スタッフに日本の漫画を読んでる人間がいるような気がします。
でも続編がみたくなる作品でした。
飛行機の機体ナンバーがIG-99なのは、スターウォーズの暗殺ドロイドIG-88ネタではないでしょうか。
ダッシュが森を駆け抜けるシーンはジェダイの帰還のスピーダーバイクの影響がみうけられます。
ところで、次のディズニー・ピクサー共同作品の予告を上映してましたが、二社は再契約したのでしょうか?
契約更改時に取り分でもめて、本作品が最後の共同作品となったことでディズニーの株価が下がった話を聞いたのですが。
余談ですが、X-MEN2で
(X-MEN2のネタばれになるので、まだ見てない人は読まないように。それではネタばれ改行)
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マグニートーが、脱獄時に看守の血液中の鉄分を利用するのも、リゾットのメタリカのパクリかもと考えてます。
もっとも磁力をコントロールする能力のアイディア自体はX-MENの方が先ですが。
俺は『X-MEN』をテレビでしか見てないので、あまり思い入れがないのかもしれない・・・
そう言われると似てるような気もしますが、もう一度見てみなきゃ・・・(汗)
>みたま様
黒木瞳さんへの評価は皆さんいいみたいですねぇ~
吹替え版も見たくてしょうがなくなりつつあるのですが、忘年会続きで金が・・・
>コイッチ様
どうもありがとうございます。
ただただ、映画をいっぱい見ているだけなので恐縮です。
こちらこそよろしくお願いします。
エントリー書くときに関連ブログを検索してここにたどり着いたんですが、素晴らしい映画ブログです。映画関係のブログ書く祭には是非是非TBさせていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
久し振りに映画を見たので、TBさせて頂きました。
吹き替え版は黒木瞳さんをキャラデザの人が知っていてデザインしたのかと思うくらいハマッてました(笑)
続編ってディズニーを離れても権利的にOKなんでしょうか?権利関係でPIXARが作れずディズニーが代わりに…とか考えるとぞっとしますね。
特殊能力があれば、オリンピックに出てみたいです(凡人の考え)。
ビヨンビヨンだと何がいいですかね~
走り高跳びくらいかな・・・
>悠理さま
俺は若干ハウルが上かなぁ・・・
宮崎監督信奉者だったってこともあるけど・・・
スパイキッズは3をまだ見てないです。
呼び捨て・・・たまにはいいかも(笑)
>カナックさま
今年はママが頑張った映画が多かったですよね。
と言っても、全く思いつきませんが…
ママはほんと頑張ったよ!おもしろすぎだよ!
あの勝ち気な性格がキュートでした。
上のコメント、kossykossyさんを呼び捨てにしてしまいました。
申し訳ありませんm(_ _)m
TBありがとうございました
Mr.インクレディブルは丁度ハウルと前後して見たのですが
私は断然こっちが好みです♪
kossykossyも書いていらっしゃるように
確かに「スパイキッズ」的なところがありますね。
私は「スパイキッズ」も大好きです。
毎度、いつも面白いコメントありがとうございます!
ヒップを気にするというのは、やはり2でしょう。
ダイエットのためスポーツジムに通う暇なんてなかったし・・・事件が解決したらジムへ通おう~なんて気持ちだったのでしょうか。
>あや様
コシノジュンコですかぁ。
エドナですよね。
あれは監督自ら吹替えを担当するくらい思い入れがあるキャラクターなんでしょうね。
俺もあの声を真似してみたいです♪
>S,Mae2001personal☆様
どうもです!トラバ返しさせていただきました。
俺も語彙力を何とかして増やしたいのですが、
イマイチ言葉選びが下手くそなままです・・・
「残念でならない」というより「涙ぐましい努力に感動した」くらいの文章にすればよかったと反省しております。
「ヒーローは引退しない」という言葉も言いえてますよね。今年は『スパイダーマン2』でも似たようなテーマがあったし・・・正義だけを振りかざしていては駄目だということの現われかもしれませんね。
同じ内容の記事でも何かいたらいいか分かりません。
やっぱkossyの記事はおもしろいや!
時にこの部分
>聡明で活発な女性でも主婦業に専念させられるだけのようなこの扱いには、男の目から見ても残念でならなかった。
夫人に注目する点は、勉強になりますね。
映画の見方が変わります。
やっぱりヘレンいいですよね。
母親強しですね!
私はその他あのコシノジュンコみたいなデザイナーさんも好きでした。
また遊びにきますね☆
専業主婦としても「超一流」なんでしょう(笑)
敵のアジトで「ヒップ」を気にするシーン・・・
あれはいかに解釈しました?(爆)
1.私もまだまだ捨てたものじゃないわ
2・やっぱ子どもを3人も産むと・・・(以下略)
ということはヴァイオレットとシンドロームが丁度当てはまるのかな?
15年で兵器を開発して金儲けして、孤島を買い取りサンダーバードの基地にした。と考えると、奴はすごいね。
一方で、政府直属のスターから、保険会社のやる気の無いサラリーマンになるのにも15年。
う~む、世界の縮図となっているような、いないような。
面白かった~!ミセスの体の活用方法がハンパじゃないですね。
いくらゴムみたいだといっても、そんなことまで?って思えてウキウキしました。
前半はミスターの現実逃避したウジウジした姿がイヤでイヤで、
「そうそう、男ってこういうとこあるわー腹括れよぉ」って思って観てました(爆)
15年かぁ…完全な子供が完全に大人の年齢になる、ちょうどいい年数なんですねぇ。改めて思いました。
限界・・・誰かが殺されたわけでもないしね。
逆恨みだってことに15年も気づかなかったというところも兵器開発に夢中になってせいなんでしょうね。
>seanさま
例えば炊事・洗濯・掃除にフル活用するとか・・・
続編のオープニングがこんな感じで始まるなんて、つまらないことを考えてしまいます。
パラシュートに利用するなど、柔軟な頭の持ち主だから色んなことが思いつきそうですね~
俺なんか頭が固すぎかもしれません・・・
そういえばそうでしたね、オールド・ボーイ…((+_+))
ひょんなことで恨まれてしまうのは恐ろしいです(怖)
あのママは、ホントに主婦に満足していたのかな?
意外なところで、まだまだ使える能力に目覚めちゃったりして♪
確かにそんなものですよね。
私は、水の上も走ちゃうダッシュくんがお気に入りです。
15年って人を恨み続ける限界なのかな・・・。
それはちょっと恐いですねぇ~。
やはりMVPはMrs.インクレディブル!
伸縮自在の設定は面白かったですね。
15年は逆恨み成就の年月かぁ~
時効成立と同じ年月でもあるんですね。
>h_m_55さま
ハウルと比べたら・・・あまり比べたくないです(笑)
基本コンセプトはアメコミ・ヒーローモノですからね~
俺は『スパイダーマン』と比べちゃいました!
>osamuJAPAN様
もう続編の噂が出てるのでしょうか?
続編があっても良さそうですね。
おっしゃる通り、妻の苦悩、ジャックジャックの暴走みたいなテーマになると楽しそう。
ヴァイオレットの恋の行方も心配しちゃいますよね(笑)
>大脳卸さま
TB、コメントとありがとうございます。
映画も禁煙もがんばりましょう~
『ワンニャン時空伝』ですか?
俺は不覚にも寝てしまいました・・・係員に起こされるまで・・・もう子供向けアニメを一人で観にいくのは止めようと思ってます(泣)
>cocoaさま
やはり母さんパワーですよね!
こんな嫁さんが来てくれたなぁ・・・
>naoさま
パート2が楽しみですね~
グッズも多いけど、ハウルに負けてるかな?
俺はサンダーバードなみのジオラマが欲しいかも・・・
CGでしか表現出来ないような作りには、
拍手を送りたいです。
是非、パート2も観てみたい気がします。
それにしても、グッツの多さときたら…。
こちらは、いくらお金があってもたりません。
私も、“ママ”が1番かっこよかったし、好きでした。
いろんな意味でステキでしたね。
ジャックジャックの将来も、楽しみです
といっても、子供がまだ小さいので、子供向けが多いです・・・
ちなみに今年観た中で、嫁が一番泣いた映画はドラえもんのワンニャン王国(こんなタイトルだったかな?)でした。
やはり奥さんが残りますよね。
鑑賞から2週間経過しているのですが、奥さんのことばかり思い浮かびます。
支えになり、頼りになるのは身内。妻、母…なのでしょうか。
それにしても伸びたり縮んだりしすぎ!
インクレディブル2があるとしたら、「伸びて戻らないシーン」で年齢の悲哀を描いたりするかもしれませんね。
Mrs.インクレディブル大活躍でしたよね。あの能力はゴムゴムの実を食べたとか食べないとか……。
ハウルよりこちらの方がいいという方もいるみたいですね。でもやっぱり宮崎作品は観に行ってしまう自分……。
「彼女は」が抜けてますね。とほほ。
やはり妻の大活躍ぶりには目を見張るものがありますよね。あの文字通り伸縮自在の身体と,聡明で家族思いな旦那よりもヒーローしてました。
あ~15年…確かに。あれですよ,逆恨み成就の年月なんですよ,きっと(汗)全世界に蔓延してる病気ですな。